25 / 25
25 推し活は続くよどこまでも
しおりを挟む
生配信で結斗くんが僕という恋人の存在を明かし、それがあの人気アイドル高代光の双子の兄だと公表してから、僕たちのまわりは慌ただしくなった。久し振りの人や、誰? という人まで、多方面から連絡が来た。そしてやっぱりマスコミからしつこいくらいの取材申し込み。それでも申し込んでくるだけまだマシなんだと思う。中にはこっそり隠し撮りで、週刊誌に無断で記事にされたりもした。
けど不思議だ。トラウマは完全に消えたわけじゃないのに、あのとき感じたような不安はなくて、心の中は穏やかな風が吹いていた。僕自身の成長というのもあるだろうけど、きっと結斗くんから受けた『プロポーズ』と、その後に二人で選んだ指輪が、心の安定剤になっているのだと思う。僕は、左手の薬指にキラリと光る婚約指輪を眺めて、ニヤニヤと口元をゆるませた。
「渚、ちょっと来て」
だらしなくゆるんだ口元のまま、僕は「なぁに?」と言いながら結斗くんのそばへ駆け寄った。「なんだよ、ニヤニヤして」って結斗くんが言うから、僕は黙って左手薬指の指輪を見せ、にまーっと笑顔を見せた。そしたら結斗くんも同じように指輪を見せて、にっと笑った。指輪を身に着けてから、ずっとこの調子だ。
結斗くんは、最近は舞台以外でも仕事が増えた。伊藤さんからの連絡をきっかけに、日本での仕事も増えている。伊藤さんは、結斗くんが事務所をやめたあと、以前から誘われていた事務所に移ったらしい。気の知れた仲間の立ち上げた小さな事務所だけど、とてもやりがいがあると言っていた。
前々から結斗くんとまた一緒に仕事をしたいと思っていたらしいけど、なかなかタイミングを測りかねていたところに、今回の結斗くんの生配信を見て、連絡をくれたそうだ。
結斗くんに呼ばれた僕は、新しい仕事の話かな? ってワクワクしながら待っていたら、僕のことをじっと見てクスリと笑った。
「ちょっと忙しくて遅くなっちゃったけど、婚約の報告をしようと思うんだ」
「え? でも連絡先を知っている人にはもう伝えたよ?」
「うん、今度は、Titterに写真だけ載せようと思うんだ」
「一般の人に向けての報告かぁ」
「そうそう」
幸せいっぱいだし、トラウマも鳴りを潜めているけど、やっぱり顔出しは緊張するなぁ……ってそう考えていたら、結斗くんは僕の頭をポンポンっと撫でた。
「今は、顔出しはしないよ。手だけの写真を撮って、載せようかと思ってるんだ」
「手だけの写真?」
「指輪が見えるように、二人でピースなんていいかもしれない。なんか芸能人ぽくない?」
「あはは、結斗くん、芸能人でしょ」
僕たちは笑いながら、何度か写真を撮り直し、満足のいく一枚が撮れた。ピースした手を仲良さそうに寄せ合っている写真だ。窓からの光が指輪にあたってキラキラと輝いている。
「俺たち、婚約しました。……こんな感じかな?」
「えっ? 短すぎない?」
「SNSでの報告は、自慢だと取られかねないから、シンプルが一番さ。大切な人たちにはもう報告済みだしね」
「うん、そうだね。……中には、傷ついてしまう人もいるかもしれないんだよね……」
終始幸せでニコニコしていた僕は、結斗くんファンの反応を想像して、表情を曇らせた。
「大丈夫。幸せオーラは、みんなを幸せにするよ。俺たちが心から幸せだと思っていれば、今複雑な気持ちになってしまっている人にも、伝わる日が来るよ」
「うん、僕、今とっても幸せだよ。会ったことのない誰かにも、この幸せが伝わりますように。そして、いじめから引きこもりになってしまった僕でも、こんなに幸せになれるんだって、いつか伝えたい」
僕はそこまで言って、あることを思いついた。
「そうだ! 自分の経験を活かして、引きこもりの自立支援のためになにかしたい!」
「それは良いね。渚はプログラミングが得意分野だから、そのあたりを教えるというのも良いかもしれない」
「僕なりのやり方で、前を向こうと頑張った経験が、役に立つかもしれないんだね」
結斗くんといるだけで、僕はどんどん生まれ変わっている。一度は殻に閉じこもってしまった僕が、外の世界に出られるようになったのは、結斗くんのおかげだ。誰かのちょっとしたひと押しが、大きな勇気になるのを僕は知っている。
「いつか、実現できたら良いな」
「大丈夫。実現できるよ」
僕は、結斗くんの肩にそっと寄りかかった。明るい未来を思い描いていたら、陰ってしまった心も、再びポカポカと暖かくなってきた。
次の日。結斗くんは、伊藤さんたちとの新しい仕事の告知をした。ちょうど舞台のない時期に合わせ、日本で配信ドラマを撮るらしい。久し振りのドラマで、結斗くん自身もかなり楽しみにしているみたいだ。今回のドラマのお仕事は、伊藤さんの事務所だけではなく、結斗くんがお世話になった事務所も協力してくれるらしい。結斗の日本での再出発だと、みんなが言っている。
SNSでもあちこちで喜びの声が聞かれた。三年も音沙汰がなかったのに、こんなにもたくさんの人が待っていてくれたんだと、僕も胸が熱くなった。
そしてその告知に続いて、昨日撮った二人のピース写真と『俺たち、婚約しました』というシンプルな言葉を投稿した。
「ほんとだ、僕まで芸能人になった気分だよ」
投稿への反応を見て、僕はクスクスと笑った。結斗くんの新しい仕事の告知と、僕たちの婚約の発表。SNSはまるでお祭り状態だ。僕の気分も高揚してくる。以前の僕だったら、SNSで騒がれなんかしたら、すべての情報を遮断して即殻に籠もっていただろう。こんな穏やかな気持ちで過ごすことなんて、できなかったと思う。
「みんなにお祝いしてもらって、幸せ者だよ」
「そうだね。世界一幸せ者だ」
「でもね、僕もっと嬉しいことがあるんだ」
「もっと嬉しいこと?」
僕の言葉を結斗くんが不思議そうに聞き返すから、僕は満面の笑みで答えた。
「僕の推しの葛城結斗くんが、日本での新しいドラマのお仕事が決まったんだって!」
「え?」
「僕の推しはね、とても演技がうまくて、人の心を引き付けてやまないんだ。……僕も、真っ黒な世界から、引っ張り上げてもらった。大丈夫って言ってくれて、本当に大丈夫って思えたんだ。今の僕があるのは、葛城結斗くんがいたからだ。……だから、これからも僕は、全力で推し活をするよ」
「渚……」
「仕事の幅を広げたから、またサイン会とか、握手会とかもできるのかな? チケット争奪戦になっちゃうかな。全力で挑まないと! ……あ、またしおに結斗くんの限定グッズをチラつかされちゃうかもしれない!」
「そんなことしなくても、渚は俺の婚約者なんだから、特別だよ」
結斗くんは、僕に気を使っていってくれたのかもしれないけど、違うんだよ、そうじゃないんだよ。僕はオタクの血が騒ぎ出す。
「前と多少推し活マイルールが変わってしまったかもしれないけど、僕にとって結斗くんは、最高に推しがいのある推しなんだ。不正はせず、正々堂々と推しを推し続ける!」
僕は気合いを入れて、グッとガッツポーズをとった。
そんな僕の隣では、結斗くんが僕を見て、嬉しそうにウンウンとうなずいた。
「じゃあ俺は、気合い入れて渚のストーカーを再開しないとな!」
「ええっ!?」
僕たちは顔を見合わせると、ぷっと吹き出した。
これからの二人の未来は、きっと楽しいものになるだろう。
「推し活は続くよ、どこまでも!」
僕は楽しくなって、声高らかに宣言をした。
(終)
けど不思議だ。トラウマは完全に消えたわけじゃないのに、あのとき感じたような不安はなくて、心の中は穏やかな風が吹いていた。僕自身の成長というのもあるだろうけど、きっと結斗くんから受けた『プロポーズ』と、その後に二人で選んだ指輪が、心の安定剤になっているのだと思う。僕は、左手の薬指にキラリと光る婚約指輪を眺めて、ニヤニヤと口元をゆるませた。
「渚、ちょっと来て」
だらしなくゆるんだ口元のまま、僕は「なぁに?」と言いながら結斗くんのそばへ駆け寄った。「なんだよ、ニヤニヤして」って結斗くんが言うから、僕は黙って左手薬指の指輪を見せ、にまーっと笑顔を見せた。そしたら結斗くんも同じように指輪を見せて、にっと笑った。指輪を身に着けてから、ずっとこの調子だ。
結斗くんは、最近は舞台以外でも仕事が増えた。伊藤さんからの連絡をきっかけに、日本での仕事も増えている。伊藤さんは、結斗くんが事務所をやめたあと、以前から誘われていた事務所に移ったらしい。気の知れた仲間の立ち上げた小さな事務所だけど、とてもやりがいがあると言っていた。
前々から結斗くんとまた一緒に仕事をしたいと思っていたらしいけど、なかなかタイミングを測りかねていたところに、今回の結斗くんの生配信を見て、連絡をくれたそうだ。
結斗くんに呼ばれた僕は、新しい仕事の話かな? ってワクワクしながら待っていたら、僕のことをじっと見てクスリと笑った。
「ちょっと忙しくて遅くなっちゃったけど、婚約の報告をしようと思うんだ」
「え? でも連絡先を知っている人にはもう伝えたよ?」
「うん、今度は、Titterに写真だけ載せようと思うんだ」
「一般の人に向けての報告かぁ」
「そうそう」
幸せいっぱいだし、トラウマも鳴りを潜めているけど、やっぱり顔出しは緊張するなぁ……ってそう考えていたら、結斗くんは僕の頭をポンポンっと撫でた。
「今は、顔出しはしないよ。手だけの写真を撮って、載せようかと思ってるんだ」
「手だけの写真?」
「指輪が見えるように、二人でピースなんていいかもしれない。なんか芸能人ぽくない?」
「あはは、結斗くん、芸能人でしょ」
僕たちは笑いながら、何度か写真を撮り直し、満足のいく一枚が撮れた。ピースした手を仲良さそうに寄せ合っている写真だ。窓からの光が指輪にあたってキラキラと輝いている。
「俺たち、婚約しました。……こんな感じかな?」
「えっ? 短すぎない?」
「SNSでの報告は、自慢だと取られかねないから、シンプルが一番さ。大切な人たちにはもう報告済みだしね」
「うん、そうだね。……中には、傷ついてしまう人もいるかもしれないんだよね……」
終始幸せでニコニコしていた僕は、結斗くんファンの反応を想像して、表情を曇らせた。
「大丈夫。幸せオーラは、みんなを幸せにするよ。俺たちが心から幸せだと思っていれば、今複雑な気持ちになってしまっている人にも、伝わる日が来るよ」
「うん、僕、今とっても幸せだよ。会ったことのない誰かにも、この幸せが伝わりますように。そして、いじめから引きこもりになってしまった僕でも、こんなに幸せになれるんだって、いつか伝えたい」
僕はそこまで言って、あることを思いついた。
「そうだ! 自分の経験を活かして、引きこもりの自立支援のためになにかしたい!」
「それは良いね。渚はプログラミングが得意分野だから、そのあたりを教えるというのも良いかもしれない」
「僕なりのやり方で、前を向こうと頑張った経験が、役に立つかもしれないんだね」
結斗くんといるだけで、僕はどんどん生まれ変わっている。一度は殻に閉じこもってしまった僕が、外の世界に出られるようになったのは、結斗くんのおかげだ。誰かのちょっとしたひと押しが、大きな勇気になるのを僕は知っている。
「いつか、実現できたら良いな」
「大丈夫。実現できるよ」
僕は、結斗くんの肩にそっと寄りかかった。明るい未来を思い描いていたら、陰ってしまった心も、再びポカポカと暖かくなってきた。
次の日。結斗くんは、伊藤さんたちとの新しい仕事の告知をした。ちょうど舞台のない時期に合わせ、日本で配信ドラマを撮るらしい。久し振りのドラマで、結斗くん自身もかなり楽しみにしているみたいだ。今回のドラマのお仕事は、伊藤さんの事務所だけではなく、結斗くんがお世話になった事務所も協力してくれるらしい。結斗の日本での再出発だと、みんなが言っている。
SNSでもあちこちで喜びの声が聞かれた。三年も音沙汰がなかったのに、こんなにもたくさんの人が待っていてくれたんだと、僕も胸が熱くなった。
そしてその告知に続いて、昨日撮った二人のピース写真と『俺たち、婚約しました』というシンプルな言葉を投稿した。
「ほんとだ、僕まで芸能人になった気分だよ」
投稿への反応を見て、僕はクスクスと笑った。結斗くんの新しい仕事の告知と、僕たちの婚約の発表。SNSはまるでお祭り状態だ。僕の気分も高揚してくる。以前の僕だったら、SNSで騒がれなんかしたら、すべての情報を遮断して即殻に籠もっていただろう。こんな穏やかな気持ちで過ごすことなんて、できなかったと思う。
「みんなにお祝いしてもらって、幸せ者だよ」
「そうだね。世界一幸せ者だ」
「でもね、僕もっと嬉しいことがあるんだ」
「もっと嬉しいこと?」
僕の言葉を結斗くんが不思議そうに聞き返すから、僕は満面の笑みで答えた。
「僕の推しの葛城結斗くんが、日本での新しいドラマのお仕事が決まったんだって!」
「え?」
「僕の推しはね、とても演技がうまくて、人の心を引き付けてやまないんだ。……僕も、真っ黒な世界から、引っ張り上げてもらった。大丈夫って言ってくれて、本当に大丈夫って思えたんだ。今の僕があるのは、葛城結斗くんがいたからだ。……だから、これからも僕は、全力で推し活をするよ」
「渚……」
「仕事の幅を広げたから、またサイン会とか、握手会とかもできるのかな? チケット争奪戦になっちゃうかな。全力で挑まないと! ……あ、またしおに結斗くんの限定グッズをチラつかされちゃうかもしれない!」
「そんなことしなくても、渚は俺の婚約者なんだから、特別だよ」
結斗くんは、僕に気を使っていってくれたのかもしれないけど、違うんだよ、そうじゃないんだよ。僕はオタクの血が騒ぎ出す。
「前と多少推し活マイルールが変わってしまったかもしれないけど、僕にとって結斗くんは、最高に推しがいのある推しなんだ。不正はせず、正々堂々と推しを推し続ける!」
僕は気合いを入れて、グッとガッツポーズをとった。
そんな僕の隣では、結斗くんが僕を見て、嬉しそうにウンウンとうなずいた。
「じゃあ俺は、気合い入れて渚のストーカーを再開しないとな!」
「ええっ!?」
僕たちは顔を見合わせると、ぷっと吹き出した。
これからの二人の未来は、きっと楽しいものになるだろう。
「推し活は続くよ、どこまでも!」
僕は楽しくなって、声高らかに宣言をした。
(終)
192
この作品の感想を投稿する
みんなの感想(5件)
あなたにおすすめの小説
人気アイドルが義理の兄になりまして
三栖やよい
BL
柚木(ゆずき)雪都(ゆきと)はごくごく普通の高校一年生。ある日、人気アイドル『Shiny Boys』のリーダー・碧(あおい)と義理の兄弟となり……?
【短編】初対面の推しになぜか好意を向けられています
大河
BL
夜間学校に通いながらコンビニバイトをしている黒澤悠人には、楽しみにしていることがある。それは、たまにバイト先のコンビニに買い物に来る人気アイドル俳優・天野玲央を密かに眺めることだった。
冴えない夜間学生と人気アイドル俳優。住む世界の違う二人の恋愛模様を描いた全8話の短編小説です。箸休めにどうぞ。
※「BLove」さんの第1回BLove小説・漫画コンテストに応募中の作品です
六年目の恋、もう一度手をつなぐ
高穂もか
BL
幼なじみで恋人のつむぎと渉は互いにオメガ・アルファの親公認のカップルだ。
順調な交際も六年目――最近の渉はデートもしないし、手もつながなくなった。
「もう、おればっかりが好きなんやろか?」
馴ればっかりの関係に、寂しさを覚えるつむぎ。
そのうえ、渉は二人の通う高校にやってきた美貌の転校生・沙也にかまってばかりで。他のオメガには、優しく甘く接する恋人にもやもやしてしまう。
嫉妬をしても、「友達なんやから面倒なこというなって」と笑われ、遂にはお泊りまでしたと聞き……
「そっちがその気なら、もういい!」
堪忍袋の緒が切れたつむぎは、別れを切り出す。すると、渉は意外な反応を……?
倦怠期を乗り越えて、もう一度恋をする。幼なじみオメガバースBLです♡
義兄が溺愛してきます
ゆう
BL
桜木恋(16)は交通事故に遭う。
その翌日からだ。
義兄である桜木翔(17)が過保護になったのは。
翔は恋に好意を寄せているのだった。
本人はその事を知るよしもない。
その様子を見ていた友人の凛から告白され、戸惑う恋。
成り行きで惚れさせる宣言をした凛と一週間付き合う(仮)になった。
翔は色々と思う所があり、距離を置こうと彼女(偽)をつくる。
すれ違う思いは交わるのか─────。
人気アイドルグループのリーダーは、気苦労が絶えない
タタミ
BL
大人気5人組アイドルグループ・JETのリーダーである矢代頼は、気苦労が絶えない。
対メンバー、対事務所、対仕事の全てにおいて潤滑剤役を果たす日々を送る最中、矢代は人気2トップの御厨と立花が『仲が良い』では片付けられない距離感になっていることが気にかかり──
「世界一美しい僕が、初恋の一目惚れ軍人に振られました」僕の辞書に諦めはないので全力で振り向かせます
春凪アラシ
BL
「君がどうしてもっていうなら、付き合ってあげないこともないけど?」
完璧すぎる僕、ブルーノ。美貌も才能も自信も満点のはずなのに、初めての恋ではまさかの振られ体験!?
誰もが振り返るほどの魅力を持つ猫獣人が、運命の軍人さんに出会い、初恋に落ち、全力で恋を追いかける――奮闘ラブストーリー!
前作の「『君を幸せにする』と毎日プロポーズしてくるチート宮廷魔術師に、飽きられるためにOKしたら、なぜか溺愛が止まらない。」と同じ世界線です。このお話だけで読めますが、トアの物語が気になったらこちらも是非よろしくお願いします!
きみが隣に
すずかけあおい
BL
いつもひとりでいる矢崎は、ある日、人気者の瀬尾から告白される。
瀬尾とほとんど話したことがないので断ろうとすると、「友だちからでいいから」と言われ、友だちからなら、と頷く。
矢崎は徐々に瀬尾に惹かれていくけれど――。
〔攻め〕瀬尾(せお)
〔受け〕矢崎(やざき)
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
本作については削除予定があるため、新規のレンタルはできません。
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。
✤金浦桃多さん
最後までお付き合い頂き、ありがとうございました💕
はじめの頃よりも、段階的に成長してく渚を見てもらえたかな?
まだ突然トラウマが蘇り不安になることもあるけど、隣には最強の推しがいるから大丈夫。
推し活復活には、ストーカーもかかせません。二人で一つだから😁
今度、ちょっとした番外編とかかけたらいいなと思ってます。
✤金浦桃多さん
コメントありがとうございますー。
ファン心理ね、リアルでしょ。……そりゃそうよ、私の気持ちもたっぷり入ってるからね😅
プロポーズのシーンはね、やっぱり子どもの頃の思い出を、彷彿とさせるものにしたかったの。今度は逆告白ね。うるうるしてもらえてよかった💕
✤ ぴょんたさん
コメントありがとうございます💕
そうなのです。引きこもりで人と接するのが怖い渚です。
けど、結斗のおかげで少しずつ変わってきています。
長時間はまだしんどいけど、短時間ならとがんばります。
結斗の隣に並んで歩けるようにと、頑張る渚を見守ってあげてください✨