男一人で母親たちの世界へ

売れないライターである僕が地域の子ども会の会長をつとめたときの、母親たちとの軋轢を赤裸々に描いた体験談です。

「十歳までに地域がその子を守ってあげなければ、地域はその子からの攻撃から守らなければいけなくなる」
子どもというものは大人からされたことをいつまでも覚えているもので、それを大人に対していつか返しにくる。自分の故郷を愛する大人に育つのか、それとも憎む人間にしてしまうのか。それは僕たち大人の手にかかっている。
地域のすべての大人が、地域のすべての子どもに対してなんらかの愛情をかけてあげる。そうやって育った子どもたちが、十年後二十年後には僕たちのいま住んでいる場所を、日本を作っていくことになる。それは僕たちが生活する場所を守ることであり、愛する自分の子どもを守ることでもあるのだ。
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