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王子様と皇太子殿下 1
先生、遠くの山にある学園で、静かにキレる
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僕らは彼を連れて戻ると、早速治療を開始した。
「まずは、きれいなぬるま湯で彼の傷を洗うところから始めよう……ユーゴ、お湯をよろしく」
「分かった」
僕は彼をそっと施術台の上にのせて布を解く。
苛烈な拷問の痕に吐き気がする。
まずは顔。
右の眼球が潰されていて、傷口が膿んでいるので、それを優しく洗いおとす。
それから右の耳。
ナイフで乱暴に切り落とされたようで、血が固まって鼓膜を塞いでいるようだ。
それから右腕。
手首と肘の間で切り落とされていて、止血が下手くそだったのか、やる気がなかったのか、傷口から壊死が少し始まっていた。
それから右足。
こちらも膝から下、ふくらはぎの真ん中から欠損している。やはり止血の仕方が良くない。
それから、臀部…
酷い犯され方をしたようで、直腸がかなり裂けていてあまりにも痛々しい。
性器も血まみれになるほど痛めつけられている。
くっついているのが、逆に不思議になるくらいだ。
その他、全身…
体中に卑猥な落書きをナイフで刻みつけられていて、胸糞が悪くなる。
「……酷すぎる」
僕は涙が出てきた。
でも、泣いてる場合じゃない。
「…すぐに彼の「回路」を確認しよう。
どこまで治せるか、分からないけど…。」
さすがに僕でもこの状態からじゃ、切り落とされた部分を再構築はできないし、潰れた目も視力までは元に戻せない。
この子が起きるまでに、右目と右耳が隠せるようなものを用意してあげたいけど……。
ユーゴが、作業を続けながら悲しそうに言う。
「何の恨みがあってこんなことをする…?
子どもは守ってあげたいと思うのが、人間として当たり前なんじゃないのかよ……。」
……そうだね。
それを言うと、君たちの時もそうだったね。
あの300年ほど前の出来事…。
あの時も、この子より小さい子を拷問して自白させて処刑しようとした人間がいたんだからさ。
「どんな時代でも鬼畜野郎はいる。
いつかそれが根絶やしになればいいんだけどね」
僕とユーゴは黙々と作業に徹する。
彼を救うために、余計な感情は持ち込まないようにしながら、丁寧に彼の汚れた体を洗う。
そして、次の工程へ……。
「さて、彼の体もキレイになったね。
ベッドのほうへ移して「回路」を確認しよう…
ユーゴ、頼めるかい」
「うん、分かった」
僕は彼の体に左手をかざし、力をこめる。
すると、体に張り巡らされている「回路」が、ふわりと白い光の筋になって表れる。
この世界のあらゆるものには「回路」が存在する。
全身を覆うように存在する、普通は目に見えない魂の絵図…とでもいうか、命の源というか、物体の設計図とでもいうか、そんな感じのものだ。
それを僕らは「回路」と呼ぶ。
呼ぶことにしたのは僕だ。
回路を見ることができるのは眷属だけ…
今のところは。
「んんん……」
大体お腹のあたりに回復を司る部分があるんだけど、そこに「力」を流せば、流している間中、回路に走るエネルギーを一気に回復に向けることが
……できる………
……でき…る…
「……んん?」
おかしいな。
僕が何もしていないのに、もう回復の部分が強く光っている。
ふと、この子の身体をもう一度見ると、ナイフで刻まれた落書きが少しずつ消えてってる。
「先生、この子の回路、何か変なの付け足されてる」
ユーゴに言われてこの子の左側頭部を見る。
微かに色の違う光が出ている…
回復の部分に「条件」が追加されているようだ。
「うん…これは…何だ?」
この「条件」って言うのは俗に言うスキルのようなもので、それがある人間は色々と特別なことができたりするんだ。
最初からついている場合は、回路の中に組み込まれて別の色で光る。
後からついた場合は、回路の上で別の色で光る。
光の色は能力によってバラバラで、眷属の場合は回路の全部が人間とは違う色で光る。
人間は白。
眷属は赤。
つまり「眷属にする」というのは、人間の回路を赤で染めるということだ。
彼についている「条件」は、とある事象が彼の身に起きた場合、回復の回路が活性化するようになっているというものだ……
「これが邪魔だな…
先生、「解除」って、出来るの?」
「うーん、出来なくはないけど…」
やっぱり「条件」を付け足した人が解除してくれたほうが安全なんだよね。
「すごいこれ、複雑だな…
どういう「条件」で発動するんだろ?」
見ると「解除条件」もちゃんとついてるし、それならやっぱり「条件」付けをした人に解除してもらうほうがいいんじゃないかな。
それに、付けた人を探すのだって何千万人の中からってわけじゃない。
これができるのは今のところ「眷属」しかいない。
彼と以前会ったことがありそうな眷属……か……
「あっ」
「あっ」
2人で同時に思い浮かべた人物、それは…
「…エース?」
は?どういうこと?
あんなに取り乱して僕に助けを求めた本人が?
そもそも、彼にこんな事出来るって教えたっけ?
これすごい複雑な記述なんですけど?
こんなんできるようになったって聞いてませんけど?
は?え?
…って、キレてる場合じゃない。
「回路の光がかなり弱ってる…」
そもそも体力が枯渇してるんだもん、外から足してやらないとどうにもならない。
僕は自分の左手に再度「力」を込める。
でも、外部からの力は所詮一時しのぎだ。
回復した状態を定着させるためには、何か栄養を摂取させないと…。
とりあえず、こういう時は蜂蜜って相場が決まってるから、
「ねえユーゴ…」
「先生、蜂蜜湯、このくらいの温度でいい?」
さすが、優秀な助手は違うね。
指示が無くても先を読んでくれる。
最高!
「うん、少しだけ飲ませてみて。
飲んでくれればいいんだけど……」
ひとさじすくって、口に運ぶ。
「おっ…」
どうやら無事に飲み込めるようで、ほっとする。
「どこまで治るかなぁ…」
何とか一命はとりとめたから、ここから先は…
あの謎の「条件」次第。
とりあえずエースの奴が来たら、すぐ問いつめて吐かせてやるんだから!
もー、なんなの!
先生は「激おこ」ですよ!
「まずは、きれいなぬるま湯で彼の傷を洗うところから始めよう……ユーゴ、お湯をよろしく」
「分かった」
僕は彼をそっと施術台の上にのせて布を解く。
苛烈な拷問の痕に吐き気がする。
まずは顔。
右の眼球が潰されていて、傷口が膿んでいるので、それを優しく洗いおとす。
それから右の耳。
ナイフで乱暴に切り落とされたようで、血が固まって鼓膜を塞いでいるようだ。
それから右腕。
手首と肘の間で切り落とされていて、止血が下手くそだったのか、やる気がなかったのか、傷口から壊死が少し始まっていた。
それから右足。
こちらも膝から下、ふくらはぎの真ん中から欠損している。やはり止血の仕方が良くない。
それから、臀部…
酷い犯され方をしたようで、直腸がかなり裂けていてあまりにも痛々しい。
性器も血まみれになるほど痛めつけられている。
くっついているのが、逆に不思議になるくらいだ。
その他、全身…
体中に卑猥な落書きをナイフで刻みつけられていて、胸糞が悪くなる。
「……酷すぎる」
僕は涙が出てきた。
でも、泣いてる場合じゃない。
「…すぐに彼の「回路」を確認しよう。
どこまで治せるか、分からないけど…。」
さすがに僕でもこの状態からじゃ、切り落とされた部分を再構築はできないし、潰れた目も視力までは元に戻せない。
この子が起きるまでに、右目と右耳が隠せるようなものを用意してあげたいけど……。
ユーゴが、作業を続けながら悲しそうに言う。
「何の恨みがあってこんなことをする…?
子どもは守ってあげたいと思うのが、人間として当たり前なんじゃないのかよ……。」
……そうだね。
それを言うと、君たちの時もそうだったね。
あの300年ほど前の出来事…。
あの時も、この子より小さい子を拷問して自白させて処刑しようとした人間がいたんだからさ。
「どんな時代でも鬼畜野郎はいる。
いつかそれが根絶やしになればいいんだけどね」
僕とユーゴは黙々と作業に徹する。
彼を救うために、余計な感情は持ち込まないようにしながら、丁寧に彼の汚れた体を洗う。
そして、次の工程へ……。
「さて、彼の体もキレイになったね。
ベッドのほうへ移して「回路」を確認しよう…
ユーゴ、頼めるかい」
「うん、分かった」
僕は彼の体に左手をかざし、力をこめる。
すると、体に張り巡らされている「回路」が、ふわりと白い光の筋になって表れる。
この世界のあらゆるものには「回路」が存在する。
全身を覆うように存在する、普通は目に見えない魂の絵図…とでもいうか、命の源というか、物体の設計図とでもいうか、そんな感じのものだ。
それを僕らは「回路」と呼ぶ。
呼ぶことにしたのは僕だ。
回路を見ることができるのは眷属だけ…
今のところは。
「んんん……」
大体お腹のあたりに回復を司る部分があるんだけど、そこに「力」を流せば、流している間中、回路に走るエネルギーを一気に回復に向けることが
……できる………
……でき…る…
「……んん?」
おかしいな。
僕が何もしていないのに、もう回復の部分が強く光っている。
ふと、この子の身体をもう一度見ると、ナイフで刻まれた落書きが少しずつ消えてってる。
「先生、この子の回路、何か変なの付け足されてる」
ユーゴに言われてこの子の左側頭部を見る。
微かに色の違う光が出ている…
回復の部分に「条件」が追加されているようだ。
「うん…これは…何だ?」
この「条件」って言うのは俗に言うスキルのようなもので、それがある人間は色々と特別なことができたりするんだ。
最初からついている場合は、回路の中に組み込まれて別の色で光る。
後からついた場合は、回路の上で別の色で光る。
光の色は能力によってバラバラで、眷属の場合は回路の全部が人間とは違う色で光る。
人間は白。
眷属は赤。
つまり「眷属にする」というのは、人間の回路を赤で染めるということだ。
彼についている「条件」は、とある事象が彼の身に起きた場合、回復の回路が活性化するようになっているというものだ……
「これが邪魔だな…
先生、「解除」って、出来るの?」
「うーん、出来なくはないけど…」
やっぱり「条件」を付け足した人が解除してくれたほうが安全なんだよね。
「すごいこれ、複雑だな…
どういう「条件」で発動するんだろ?」
見ると「解除条件」もちゃんとついてるし、それならやっぱり「条件」付けをした人に解除してもらうほうがいいんじゃないかな。
それに、付けた人を探すのだって何千万人の中からってわけじゃない。
これができるのは今のところ「眷属」しかいない。
彼と以前会ったことがありそうな眷属……か……
「あっ」
「あっ」
2人で同時に思い浮かべた人物、それは…
「…エース?」
は?どういうこと?
あんなに取り乱して僕に助けを求めた本人が?
そもそも、彼にこんな事出来るって教えたっけ?
これすごい複雑な記述なんですけど?
こんなんできるようになったって聞いてませんけど?
は?え?
…って、キレてる場合じゃない。
「回路の光がかなり弱ってる…」
そもそも体力が枯渇してるんだもん、外から足してやらないとどうにもならない。
僕は自分の左手に再度「力」を込める。
でも、外部からの力は所詮一時しのぎだ。
回復した状態を定着させるためには、何か栄養を摂取させないと…。
とりあえず、こういう時は蜂蜜って相場が決まってるから、
「ねえユーゴ…」
「先生、蜂蜜湯、このくらいの温度でいい?」
さすが、優秀な助手は違うね。
指示が無くても先を読んでくれる。
最高!
「うん、少しだけ飲ませてみて。
飲んでくれればいいんだけど……」
ひとさじすくって、口に運ぶ。
「おっ…」
どうやら無事に飲み込めるようで、ほっとする。
「どこまで治るかなぁ…」
何とか一命はとりとめたから、ここから先は…
あの謎の「条件」次第。
とりあえずエースの奴が来たら、すぐ問いつめて吐かせてやるんだから!
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