美しすぎる旦那様に離縁を告げた結果
「――私は、裏があって貴方に近づいた。だから、貴方に愛される資格なんてないの」
ライ王国に住まうローザはつい一年前に名門侯爵家の若き当主エーベルハルトと婚姻した。
毎日毎日溺愛され、周りの人間から見れば充実した日々を送るローザだが、ローザにはとある目的がありエーベルハルトに近づいていた。
それは――彼を籠絡し、この侯爵家を乗っ取るというもの。だが、優しいエーベルハルトを籠絡することなどできず、ローザは悶々とした日々を過ごしていた。
そんな中、両親から突如「早くしろ」という手紙が届き、ローザはこれ以上迷惑はかけられないとエーベルハルトに離縁を告げた。
だが、エーベルハルトはローザの目的など最初からお見通しであり、彼は彼でローザを利用していた。それを知ったローザは「クズ同士お似合いね」なんて言いながら、自身を駒としか見ていない両親を裏切り、エーベルハルトに協力することを決めた。
王国を揺るがす犯罪組織に利用されたローザと、そんな彼女を利用しているうちに好きになったエーベルハルト。そんな二人の、策略と陰謀にまみれたラブファンタジー
※小説家になろうにも掲載中。
※表紙は三日月アルペジオ様よりお借りし、加工したものです。
ライ王国に住まうローザはつい一年前に名門侯爵家の若き当主エーベルハルトと婚姻した。
毎日毎日溺愛され、周りの人間から見れば充実した日々を送るローザだが、ローザにはとある目的がありエーベルハルトに近づいていた。
それは――彼を籠絡し、この侯爵家を乗っ取るというもの。だが、優しいエーベルハルトを籠絡することなどできず、ローザは悶々とした日々を過ごしていた。
そんな中、両親から突如「早くしろ」という手紙が届き、ローザはこれ以上迷惑はかけられないとエーベルハルトに離縁を告げた。
だが、エーベルハルトはローザの目的など最初からお見通しであり、彼は彼でローザを利用していた。それを知ったローザは「クズ同士お似合いね」なんて言いながら、自身を駒としか見ていない両親を裏切り、エーベルハルトに協力することを決めた。
王国を揺るがす犯罪組織に利用されたローザと、そんな彼女を利用しているうちに好きになったエーベルハルト。そんな二人の、策略と陰謀にまみれたラブファンタジー
※小説家になろうにも掲載中。
※表紙は三日月アルペジオ様よりお借りし、加工したものです。
1 / 5