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序章
ヤツとティアの戦い。
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義父は娘達を性的暴行を行おうと、今まさに、襲い掛からんとしていた。
大和は妹達を守る為、立ち塞がっていた。
『なぜ、なんですか?お父さん!八州グループの会長でもある、お父さんがなぜ?』
『ゲラゲラ♪』
もはや、父であったものの面影もない。
元父が大和の服を破り捨て、犯されそうになる大和。
最早、駄目かと思われたその時、
『デーモンよ、そこまでじゃ!』
ティアの声が響く
『ぎぎぎ、ぎざまは、シャドウドラゴン!』
デーモンは震えていた。化け物を見るような目でティアを見る。
『なんじゃ?化け物は汝じゃろうが。別に近親相姦じゃなんだかは、どうでも良いがの、デーモンよ、貴様だけは許せぬ。』
ティアは呪符を宙から出現させた。
デーモンは、身体から黒い霧を出現させて、ティアに襲い掛かる。
しかし、ティアは呪符を持って、黒い霧を吸収。
『ぎががが!』
怒りに声をあげるデーモン。
鼻息一つ、不敵な笑みを浮かべるティア。
『貴様は、下等デーモンとは言え、数を成せば、面倒じゃからの。娘!』
ティアは大和に声掛ける。
『残念じゃが、汝の父の魂は、デーモンに喰われてしもうた。最早、救済はデーモンごと、魂の滅却。見たく無ければ、とく去ね。』
『父は本当に救えないのですか!』
大和の悲痛な声に、顔色ひとつ変えず、敵の猛攻を払い防ぎながら、
『…すまぬ、無理じゃな。魂が生きておるヤツなら、復活は出来る。しかし、デーモンは妾とは対極の存在。完全に取り込まれた者は救えぬ。』
辛そうに答えながら、尚も攻撃を凌ぐ。
『そ、そんな。』
『去ね。妾が出来る事は、それだけじゃ。父に扮したデーモンを倒さねば、犠牲者は増え、父の形をした、犯罪者が世を歩く。汝の本意ではなかろう?』
大和は、少し考え意を決し、ティアに申し出る。
『見届けてみせます!』
ティアは意を汲み、
『あいわかった!許せ!』
と言うと呪符に力を注ぎ、黒い光を発した。
黒き光線は、デーモンを包み、父だった身体を残し、塵となり消え去る。
残ったのは、父だった亡骸だった。
ティアは大和達を一暼すると、凛の居る場所へ気配感知を駆使し向かった。
大和は妹達を守る為、立ち塞がっていた。
『なぜ、なんですか?お父さん!八州グループの会長でもある、お父さんがなぜ?』
『ゲラゲラ♪』
もはや、父であったものの面影もない。
元父が大和の服を破り捨て、犯されそうになる大和。
最早、駄目かと思われたその時、
『デーモンよ、そこまでじゃ!』
ティアの声が響く
『ぎぎぎ、ぎざまは、シャドウドラゴン!』
デーモンは震えていた。化け物を見るような目でティアを見る。
『なんじゃ?化け物は汝じゃろうが。別に近親相姦じゃなんだかは、どうでも良いがの、デーモンよ、貴様だけは許せぬ。』
ティアは呪符を宙から出現させた。
デーモンは、身体から黒い霧を出現させて、ティアに襲い掛かる。
しかし、ティアは呪符を持って、黒い霧を吸収。
『ぎががが!』
怒りに声をあげるデーモン。
鼻息一つ、不敵な笑みを浮かべるティア。
『貴様は、下等デーモンとは言え、数を成せば、面倒じゃからの。娘!』
ティアは大和に声掛ける。
『残念じゃが、汝の父の魂は、デーモンに喰われてしもうた。最早、救済はデーモンごと、魂の滅却。見たく無ければ、とく去ね。』
『父は本当に救えないのですか!』
大和の悲痛な声に、顔色ひとつ変えず、敵の猛攻を払い防ぎながら、
『…すまぬ、無理じゃな。魂が生きておるヤツなら、復活は出来る。しかし、デーモンは妾とは対極の存在。完全に取り込まれた者は救えぬ。』
辛そうに答えながら、尚も攻撃を凌ぐ。
『そ、そんな。』
『去ね。妾が出来る事は、それだけじゃ。父に扮したデーモンを倒さねば、犠牲者は増え、父の形をした、犯罪者が世を歩く。汝の本意ではなかろう?』
大和は、少し考え意を決し、ティアに申し出る。
『見届けてみせます!』
ティアは意を汲み、
『あいわかった!許せ!』
と言うと呪符に力を注ぎ、黒い光を発した。
黒き光線は、デーモンを包み、父だった身体を残し、塵となり消え去る。
残ったのは、父だった亡骸だった。
ティアは大和達を一暼すると、凛の居る場所へ気配感知を駆使し向かった。
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