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第6章 コンクール
第16話 スイートルーム7 ユウキ(受け)視点
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冷たい声で投げかけられる言葉に、体が反応する
ナカがよく見えるよう、自らの手で尻を開くように命令され
上手におねだりするよう命令され
タブレットごしだから?
いつもと違う冷たい声音に、全身に鳥肌が立つ
顔を曲げ、斜め後ろにあるタブレットを見つめると、冷ややかなトウマの目とぶつかる
何を飲んでいるのだろう?
日本時間だと早朝のはず…コーヒーだろうか
優雅にカップに口を寄せながら、俺を見つめる姿
アルコールをアナルから経皮吸収し、シゲルからの愛撫を受け
体中が熱く頭がぼんやりしている俺との落差がすごい
ラフなパーカーは、トウマの肩の筋肉や肉厚な胸板をひと際目立たせ、エロティックに見える
あの盛り上がった肩に両手を置いて、奥深くまで貫かれたら────
「犯して……犯してください…ッ
俺のアナルの奥まで一気に………ああッ!!!」
言い終わる前に、欲しくて仕方なかった肉棒がズンと入り込み奥まで届く
自分の体内の熱さと、肉棒の熱さで、体が燃えているようだ
腰を強く押さえられながらピストンされると、上半身も動きタブレットも直視できない
「アア……いいッ……熱いッ!!」
背後からうめき声とともに、熱い息がかかる
俺の腰を持つ手の熱さ
尻に当たる骨の音
何より、ナカを乱暴に行ったり来たりする肉棒の熱さに、頭が一層ぼんやりしてきて…
「アンッ!!」
突如、前立腺をゴリゴリと刺激するように腰を使われ、目が冴える
「……だめっ……そこするとッ…イッちゃう…ッ」
「ナカだけで行けるの?」
耳元でシゲルの声が聞こえる
────そうだ、俺を犯しているのはこのオトコ────
激しい突き上げから解放され、再びタブレットのオトコと目が合う
俺の痴態を見ても変わらず冷ややかな姿に、もっと見られたいという欲が沸き上がる
「ドライで…イッてごらんよ、ユウキ
最近、すっかり得意になったんだから」
カップをテーブルに置きながら口元に笑みを浮かべ、トウマが俺を見る
熱く体を繋ぐ俺たちとの距離を感じながら、出発前夜に何度もドライでイカされたセックスを思い出す
「アッ…いいっ…いいッ…!!」
そうしている間にも、背後から腰を掴み俺のイイところをペニスで擦りながら、シゲルがつぶやく
「ドライでイッてよ…ユウキ」
腰を持つ指が、深く俺の肉をえぐり
ハァハァと熱い呼吸をしながら、俺のアナルを犯すオトコ
ドライでの絶頂を迎えようとする俺を、冷ややかな目で見つめるオトコ
一瞬冴えていた頭も、再びアルコールによるものなのか、ぼんやりとしてきて思考が働かず
ただただ快楽だけが俺を支配していく
「…イクっ………イク……!!!」
背後でシゲルの詰めるような呼吸を感じながら、タブレットに映るオトコの目を見つめ
俺は絶頂を迎えた
ナカがよく見えるよう、自らの手で尻を開くように命令され
上手におねだりするよう命令され
タブレットごしだから?
いつもと違う冷たい声音に、全身に鳥肌が立つ
顔を曲げ、斜め後ろにあるタブレットを見つめると、冷ややかなトウマの目とぶつかる
何を飲んでいるのだろう?
日本時間だと早朝のはず…コーヒーだろうか
優雅にカップに口を寄せながら、俺を見つめる姿
アルコールをアナルから経皮吸収し、シゲルからの愛撫を受け
体中が熱く頭がぼんやりしている俺との落差がすごい
ラフなパーカーは、トウマの肩の筋肉や肉厚な胸板をひと際目立たせ、エロティックに見える
あの盛り上がった肩に両手を置いて、奥深くまで貫かれたら────
「犯して……犯してください…ッ
俺のアナルの奥まで一気に………ああッ!!!」
言い終わる前に、欲しくて仕方なかった肉棒がズンと入り込み奥まで届く
自分の体内の熱さと、肉棒の熱さで、体が燃えているようだ
腰を強く押さえられながらピストンされると、上半身も動きタブレットも直視できない
「アア……いいッ……熱いッ!!」
背後からうめき声とともに、熱い息がかかる
俺の腰を持つ手の熱さ
尻に当たる骨の音
何より、ナカを乱暴に行ったり来たりする肉棒の熱さに、頭が一層ぼんやりしてきて…
「アンッ!!」
突如、前立腺をゴリゴリと刺激するように腰を使われ、目が冴える
「……だめっ……そこするとッ…イッちゃう…ッ」
「ナカだけで行けるの?」
耳元でシゲルの声が聞こえる
────そうだ、俺を犯しているのはこのオトコ────
激しい突き上げから解放され、再びタブレットのオトコと目が合う
俺の痴態を見ても変わらず冷ややかな姿に、もっと見られたいという欲が沸き上がる
「ドライで…イッてごらんよ、ユウキ
最近、すっかり得意になったんだから」
カップをテーブルに置きながら口元に笑みを浮かべ、トウマが俺を見る
熱く体を繋ぐ俺たちとの距離を感じながら、出発前夜に何度もドライでイカされたセックスを思い出す
「アッ…いいっ…いいッ…!!」
そうしている間にも、背後から腰を掴み俺のイイところをペニスで擦りながら、シゲルがつぶやく
「ドライでイッてよ…ユウキ」
腰を持つ指が、深く俺の肉をえぐり
ハァハァと熱い呼吸をしながら、俺のアナルを犯すオトコ
ドライでの絶頂を迎えようとする俺を、冷ややかな目で見つめるオトコ
一瞬冴えていた頭も、再びアルコールによるものなのか、ぼんやりとしてきて思考が働かず
ただただ快楽だけが俺を支配していく
「…イクっ………イク……!!!」
背後でシゲルの詰めるような呼吸を感じながら、タブレットに映るオトコの目を見つめ
俺は絶頂を迎えた
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