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3 悠真視点
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璃子視点は一週間前からでしたが、悠真視点は付き合う前からになります。
一週間前はまた別に出しますので今しばらくお待ちください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
僕と彼女が出会う一年前の話。
僕は昼ごはんをコンビニに買いに行った帰りに街で君を見かけた。
友達と笑い合うその姿に僕は見惚れてしまった。
とりあえず家に戻り心を落ち着ける。
一瞬この子可愛いなと思う事は、たまにある。でも今日みたいに時間が経ってもまだ興奮しているなんて事は無かった。僕は彼女に恋をしたのだろうか…
彼女の事を思うと動悸がとまらない。でも僕は彼女の名前さえ知らない。彼女も僕の事を知らない。
まず彼女の情報を集めなきゃな…
何ヶ月かしてだいぶ情報も集まった。
彼女の名前は若山璃子というらしい。年齢は24歳で普通の会社員。
明るい性格で友達も多く、何事も一生懸命取り組んでいるようだ。
どうやって、情報を手に入れたかなんて聞いたらダメだよ?
休日にはよくDVDを借りに行っているらしい。
とりあえず若山さんとの出会いを作る為に行ってみようかな…日曜日だし。
若山さんがよく借りているジャンルの棚へと向かう。
…これは、恋愛ドラマだよね…
ちょっと恥ずかしかも…いや若山さんと知り合う為だからもうちょっと頑張らなきゃ
恥ずかしい気持ちを抑えながら棚を物色していると、若山さんがやってきた。
…生の若山さんだぁ♡
可愛い。スッゴイ可愛い
おっと顔に出さないようにしないと気持ち悪いやつって思われてしまう…
店を出た後に話しかけよう。あんまり変にならないように気をつけなきゃ
「えーっと、さっき恋愛ドラマのDVD借りてましたよね?」
「えっと見られちゃってたんですね」
「すいません…僕も好きなんですけど周りに話せる人いなくて話しかけたんですけど…僕とお茶してくれませんか?」
「いや、ちょっと…」
と少し悩む様子を見せていた。
まあ、初めて会うやつにこんなこと言われたら僕だったら引いてるな…
これはあんまりやりたく無かったけど、仕方ない。
必殺!ぶっりこ涙目!
ああ恥ずかしい…でも僕の顔こういうときしか使えないしな…
でも多分若山さんにはこれが一番効くから…あ、やっぱり効いてる
物凄い葛藤してる。これは…いける!
若山さんがほっとけない性格だっていうのは知ってるから…
「…ダメ…ですか?」
「うぅ…じゃあちょっとだけ…」
「っありがとうございます!」
成功したのが嬉しくて思わず頬が緩む。
「じゃあ、あそこのカフェでもどうですか?」
「わかりました。早く行きましょう」
「あっちょっと待ってください!」
こけそうになっていた若山さんを支える
「…ありがとうございます。」
「いえ。でも慌てると危ないです…」
「そうですね…すみません」
それから連絡先の交換に恋愛ドラマの勉強…様々なことをこなして若山さんと付き合うに至った。
しばらくして璃子と呼ぶ許可ももらった。なんでも璃子の願いをかなえられるように、貯金も始めたし幸せいっぱいだったのだかそんなとき大事な話があると僕は呼び出された。
一週間前はまた別に出しますので今しばらくお待ちください。
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僕と彼女が出会う一年前の話。
僕は昼ごはんをコンビニに買いに行った帰りに街で君を見かけた。
友達と笑い合うその姿に僕は見惚れてしまった。
とりあえず家に戻り心を落ち着ける。
一瞬この子可愛いなと思う事は、たまにある。でも今日みたいに時間が経ってもまだ興奮しているなんて事は無かった。僕は彼女に恋をしたのだろうか…
彼女の事を思うと動悸がとまらない。でも僕は彼女の名前さえ知らない。彼女も僕の事を知らない。
まず彼女の情報を集めなきゃな…
何ヶ月かしてだいぶ情報も集まった。
彼女の名前は若山璃子というらしい。年齢は24歳で普通の会社員。
明るい性格で友達も多く、何事も一生懸命取り組んでいるようだ。
どうやって、情報を手に入れたかなんて聞いたらダメだよ?
休日にはよくDVDを借りに行っているらしい。
とりあえず若山さんとの出会いを作る為に行ってみようかな…日曜日だし。
若山さんがよく借りているジャンルの棚へと向かう。
…これは、恋愛ドラマだよね…
ちょっと恥ずかしかも…いや若山さんと知り合う為だからもうちょっと頑張らなきゃ
恥ずかしい気持ちを抑えながら棚を物色していると、若山さんがやってきた。
…生の若山さんだぁ♡
可愛い。スッゴイ可愛い
おっと顔に出さないようにしないと気持ち悪いやつって思われてしまう…
店を出た後に話しかけよう。あんまり変にならないように気をつけなきゃ
「えーっと、さっき恋愛ドラマのDVD借りてましたよね?」
「えっと見られちゃってたんですね」
「すいません…僕も好きなんですけど周りに話せる人いなくて話しかけたんですけど…僕とお茶してくれませんか?」
「いや、ちょっと…」
と少し悩む様子を見せていた。
まあ、初めて会うやつにこんなこと言われたら僕だったら引いてるな…
これはあんまりやりたく無かったけど、仕方ない。
必殺!ぶっりこ涙目!
ああ恥ずかしい…でも僕の顔こういうときしか使えないしな…
でも多分若山さんにはこれが一番効くから…あ、やっぱり効いてる
物凄い葛藤してる。これは…いける!
若山さんがほっとけない性格だっていうのは知ってるから…
「…ダメ…ですか?」
「うぅ…じゃあちょっとだけ…」
「っありがとうございます!」
成功したのが嬉しくて思わず頬が緩む。
「じゃあ、あそこのカフェでもどうですか?」
「わかりました。早く行きましょう」
「あっちょっと待ってください!」
こけそうになっていた若山さんを支える
「…ありがとうございます。」
「いえ。でも慌てると危ないです…」
「そうですね…すみません」
それから連絡先の交換に恋愛ドラマの勉強…様々なことをこなして若山さんと付き合うに至った。
しばらくして璃子と呼ぶ許可ももらった。なんでも璃子の願いをかなえられるように、貯金も始めたし幸せいっぱいだったのだかそんなとき大事な話があると僕は呼び出された。
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