あなたにはもう騙されない ~オレ様に恋した小悪魔炸裂な姫ですが、王妃ルートに乗りました~

ミルスカ帝国は講和条約を破棄し、最後の大戦を仕掛けた。
そして対同盟軍が勝利し、再度、講和のための政略結婚が持たれる。

ミルスカは帝政を廃し、トラウゴットの属国となった。
新国王ダミアンは、裏切り者だ。

「俺を殺しにきたな、ソフィア」
「いいえ。でも、あなたを苦しめるためなら私はどんな事だって致します」

あの破られた講和条約──私たちは平和の象徴となるはずだった。
大人たちが戦争をやめると信じ、幼い私たちは綺麗な恋をしていたのに。

「私たちに刃を向けたあなたには、極上の地獄をお返しするわ」
「お前が望むなら骨を砕かれ火炙りにもされよう。ただ、寂しくて泣く覚悟があるのなら」

悪びれもせず言い放った元許嫁のダミアンを、私はまだ愛している。
愛しているから、憎い。憎い、憎い……!

「この血を絞り出せば、お前はもう一度俺を愛してくれるのか……!?」

そう、私たちは深く愛しあっている。
だから、憎悪の渦に呑み込まれていく。

そして支配国トラウゴットから嫁いだ私、王妃ソフィアの暗殺計画が動き出した。

♡気高い姫君とオレ様国王の命懸け復縁ラブストーリー♡
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※『仮面の公爵様と悪役令嬢 ~教養がないと婚約破棄されましたが、王妃ルートに乗りました~』主人公サラの、三女ソフィアが運命の愛憎劇に悶えます。
※この物語だけでお読み頂けます。もしご興味を持って頂けましたら、ソフィアの両親の物語『仮面の公爵様~』をご覧いただけますと幸いです。
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