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俺が呆然としているとナミルに手早い動きでひっくり返された。俺の太ももを抱えて尻を高く上げるポーズを取らされる。慌てている間にナミルの顔があろうことか。俺の尻に近づく。驚きと羞恥で暴れようにもがっしりと掴まれた太ももは微動だにしない。諦めて敷布を掴みそこにおでこを押し付けた。目をそらしたせいでナミルの呼気が尻に当たるのを感じる。ザリッ…戸惑っている間にナミルの舌が俺の尻を這う。刺激が強すぎて腹筋が震える。ナミルは魔力を使っているのか尻がじんじんと温かなものが染みこみ痺れるように痙攣した。ナミルの舌が尻をふやかすように何度も舐めて、とがらせて、いじってを繰り返している。俺はあまりの羞恥に震えるしかできなかった。
「マナトはココも綺麗だな……どこもかしこも綺麗だ」
コツと音がしてみると丸いものが入れてある器が敷物の脇に置かれた。ちょうどナミルの親指くらいの大きさだ。ナミルもその音に気付いたのか、その玉を手元に引き寄せた。尻から口を離したナミルが俺の穴に指を入れた。舌で解されたそこは簡単にナミルの指を飲み込んでしまった。
「…………っ!」
ナミルは指を確かめるようにぬぽぬぽと出し入れをした後、先ほどの玉をそこに当てた。
「わ……わ!……!」
俺は慌てたが丸いものはそのままお尻穴に入ってしまった。
「マナト。うまいぞ、上手に飲みこめたな」
そして、2個3個とぷくぷくと尻穴に押し入ってくる。そして、5個6個と入れられる。大きなものではないからか。苦しくはないが異物感は感じる……と思っていた。丸いものが俺の腹の内の何かに当たった。ぎゅんっと力の抜けるような感覚が広がる。涙がほろりとこぼれた。
「マナト、あと2個だ。フアルの種を入れるぞ」
フアルの種……夕食で食べてたあの実か! そして、追加された2個が尻の穴に収まった。ふっふと小さく息をついて尻の異物感から意識を逸らす。ナミルは尻たぶを揉みながらそこに歯を立てる。少し身じろぐと腹の中の種が存在を主張してきてぞくぞくとした刺激に熱がお腹に溜まる気がした。
「ナミル……熱い」
「フアルの実は交合しやすい様にマナトの腹を熟してくれているんだ、自然に溶けていくから」
ナミルが俺の腹を撫でて腰骨にキスした。その優しい刺激にぞくりとまた腹の中の種が動く。
「ん……が……がんばる」
無意識に涙は流れるし、俺の小さなちんこは勃ち上がって震えている。腹の奥はぞくぞくして、太ももは震えてがくがくする。でも、全部……ナミルを受け入れるためだ。
シーツをぎゅっと握りしめて震えていると、なんとなくお腹の中が変わってきた。ゴロゴロと異物感のあったものが薄らいでふわふわとした甘い疼きに変わっていく。俺の体にできた蔦模様が濃くなっていった。
「あぁ、マナト。フアルが馴染んて来たみたいだ。そろそろ探るから」
アーリムさんの的確なサポートのおかげか。ナミルの手には潤滑油が握られていた。ナミルの指が浅いところをゆっくりと出入りする。シーツにしがみついて刺激に耐えるがどんどんと涙があふれてくる。
「どうした、マナト。痛いのか? 辛いのか? なぜ泣く?」
ナミルに俺の涙の匂いが届いたみたいだ。俺は情けなくてさらに涙ぐんでしまう。うつぶせにされた格好ではナミルが見えない、それが嫌だなんて言って良いのだろうか。こういう時の作法ってあるのだろうか。
「ナミル、抱きしめて。顔が見たい」
「あぁ、マナト、俺も夢中になってた。二人の儀式だからな」
ナミルは俺を抱き上げて向かい合わせで腿の上に乗せてくれた。肩に腕を回して半開きにしたままの口でナミルの唇を追う。やっと合わさった境い目からくちゅくちゅと水音が響いた。
「子供みたいに…ごめん。ナミルの顔が見たくて……」
「マナトがかわいすぎて無理を強いそうだ」
そう言って無意識にナミルの腹筋に擦りつけていたちんこをしっぽで触る。
「マナトのタイミングで繋がろう」
ナミルはそう言うと俺を膝立ちにさせてから尻にちんこをあてがった。
「好きなタイミングで腰を下ろせ、マナト」
ナミルはそう言ってまた俺にキスをする。舌を擦り合わせて根元から吸って唾液を飲み込む。震えるほど気持ちよくてどんどん力が抜けていく。
「マナトはココも綺麗だな……どこもかしこも綺麗だ」
コツと音がしてみると丸いものが入れてある器が敷物の脇に置かれた。ちょうどナミルの親指くらいの大きさだ。ナミルもその音に気付いたのか、その玉を手元に引き寄せた。尻から口を離したナミルが俺の穴に指を入れた。舌で解されたそこは簡単にナミルの指を飲み込んでしまった。
「…………っ!」
ナミルは指を確かめるようにぬぽぬぽと出し入れをした後、先ほどの玉をそこに当てた。
「わ……わ!……!」
俺は慌てたが丸いものはそのままお尻穴に入ってしまった。
「マナト。うまいぞ、上手に飲みこめたな」
そして、2個3個とぷくぷくと尻穴に押し入ってくる。そして、5個6個と入れられる。大きなものではないからか。苦しくはないが異物感は感じる……と思っていた。丸いものが俺の腹の内の何かに当たった。ぎゅんっと力の抜けるような感覚が広がる。涙がほろりとこぼれた。
「マナト、あと2個だ。フアルの種を入れるぞ」
フアルの種……夕食で食べてたあの実か! そして、追加された2個が尻の穴に収まった。ふっふと小さく息をついて尻の異物感から意識を逸らす。ナミルは尻たぶを揉みながらそこに歯を立てる。少し身じろぐと腹の中の種が存在を主張してきてぞくぞくとした刺激に熱がお腹に溜まる気がした。
「ナミル……熱い」
「フアルの実は交合しやすい様にマナトの腹を熟してくれているんだ、自然に溶けていくから」
ナミルが俺の腹を撫でて腰骨にキスした。その優しい刺激にぞくりとまた腹の中の種が動く。
「ん……が……がんばる」
無意識に涙は流れるし、俺の小さなちんこは勃ち上がって震えている。腹の奥はぞくぞくして、太ももは震えてがくがくする。でも、全部……ナミルを受け入れるためだ。
シーツをぎゅっと握りしめて震えていると、なんとなくお腹の中が変わってきた。ゴロゴロと異物感のあったものが薄らいでふわふわとした甘い疼きに変わっていく。俺の体にできた蔦模様が濃くなっていった。
「あぁ、マナト。フアルが馴染んて来たみたいだ。そろそろ探るから」
アーリムさんの的確なサポートのおかげか。ナミルの手には潤滑油が握られていた。ナミルの指が浅いところをゆっくりと出入りする。シーツにしがみついて刺激に耐えるがどんどんと涙があふれてくる。
「どうした、マナト。痛いのか? 辛いのか? なぜ泣く?」
ナミルに俺の涙の匂いが届いたみたいだ。俺は情けなくてさらに涙ぐんでしまう。うつぶせにされた格好ではナミルが見えない、それが嫌だなんて言って良いのだろうか。こういう時の作法ってあるのだろうか。
「ナミル、抱きしめて。顔が見たい」
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「子供みたいに…ごめん。ナミルの顔が見たくて……」
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そう言って無意識にナミルの腹筋に擦りつけていたちんこをしっぽで触る。
「マナトのタイミングで繋がろう」
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ナミルはそう言ってまた俺にキスをする。舌を擦り合わせて根元から吸って唾液を飲み込む。震えるほど気持ちよくてどんどん力が抜けていく。
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