【完結】【R18】保護者代わりから恋人に変わる日々

フェア

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1章 保護者

第02話 出会い2

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「(キッチンに向かいながら)お好みのお茶はありますか? (棚を覗き込みながら)いろいろ揃ってるみたいですけど」

「そうだなあ。緑茶をお願いするよ」

「(丁寧に茶葉を選び)承知しました。(湯呑みを準備しながら)お菓子も出しましょうか?」

「うん。お願いするよ」

「(嬉しそうに菓子皿を取り出す)はい、どうぞ。(緑茶を注ぎながら)これ、美味しそうですね」

「そうだね、美味しそうだね。ショウ君も食べてね」

「(少し照れくさそうに)ありがとうございます。(そっと一口食べ)おいしいです。(タカヒロに向かって微笑む)こういう時間、久しぶりかもしれません」

「そうなんだ。これからはこういう時間をたくさん作ろうね」

「(温かい笑顔で)はい、楽しみにしています」

「(窓の外を眺めながら)静かな場所ですね。落ち着く気がします」

「そうだね。落ち着くいい場所だね」

「(ほっとした表情で)そうですね。(ふと思い出したように)あ、荷物の中身確認しないといけませんでした」

「ああ、そうだね。何を持ってきたの?」

「(少し恥ずかしそうに)服とか日用品くらいですけど。(立ち上がりながら)あと、大切なものもいくつか」

「大切なものって何だろう?」

「(優しく微笑みながら)それは……秘密です。(スーツケースを開け始める)でも、あなたにとって大切なものだと思います」

「そうなんだ。気になるけれど、いつか話したくなったら教えてね」

「(感謝の表情で)はい、必ずお話しします。(整理しながら)あ、これ……(小さな写真立てを見つける)」

「写真立て?」

「(懐かしそうに写真を眺める)ええ、母の写真です。(そっと撫でながら)いつも持ち歩いているんです」

「そうなんだ(思わずショウの肩に手を置く)」

「(驚いたように振り返る)あ……(柔らかな笑みを浮かべ)優しいんですね。(写真を見せながら)この人が僕のお母さんです」

「優しそうなお母さんだね」

「(目を潤ませながら)はい……とても優しかったです。(写真を胸に抱きしめ)今でも大好きなんです」

「(胸を締め付けられる思いで)そうか」

「(深呼吸して落ち着きを取り戻す)すみません、取り乱してしまって。(写真をしまいながら)もう大丈夫です」

「ううん、そんなことないよ。よく見えるところに置いておこう」

「(感謝の眼差しで)ありがとうございます。(ベッドサイドに写真を置き)ここなら毎晩会えますね」

「(微笑みながら)そうだね」

「(微笑みながら)はい。(窓際に立ち)この部屋、居心地がいいです。(カーテンをそっと開ける)外の景色も素敵です」

「それは良かった。気に入ってもらえたなら何よりだよ」

「(柔らかな光に包まれながら)ええ、とても気に入りました。(振り返りながら)これからここで頑張るぞって気持ちになりました」

「お仕事は大変だと思うけどフォローできることはちゃんとするから、一緒に頑張ろうね」

「(深く頭を下げ)本当にありがとうございます。(力強い眼差しで)必ず期待にこたえられるよう、精一杯頑張ります」

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