捨てられた令嬢は、公爵に溺愛される。

 あの女が現れて、すべての物を失った。

 両親の愛も、友人も、使用人も、そして婚約者さえも。

 皆、手のひらを返したように、私を捨てた。

 あの女は、私に向かって笑う。
 
『そんなんだから、捨てられちゃうんですよ』

 ——全てを失った私は、時期侯爵夫人を殴った罰で、老公爵の元へと嫁ぐことになった。

 しかし自分を迎え入れたのは、全く予想外の人物であった。
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