時に厳しく時に優しく~お仕置とご褒美~

一期一会

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自信と弱気

施設育ち※排泄行為あり 12

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洗面台から戻る相方の表情が暗い
重たい雰囲気のまま小さい彼に
今から行う佇まいや立ち振る舞い
歩き方の指導をすれば既に怯えている
小さい彼を更に怯えさせる事になる

私達は指導する時間は毅然とした
態度で接しなければならない感情や
思いが溢れ出ようと必死に蓋をする
正しく導く為に小さい彼を想うなら
尚のこと断固たる意志を持つのが
小さい彼への誠意でもある

自分が今朝に地下の統括副室長に
打たれた臀を2人から見えないよう
絝の上から抓り喝を入れ相方の腕を
握り何も言わず職員部屋へ向かい
部屋に入りすぐ鍵をかけ防音効果を
出す鍵も閉めた後に深呼吸をして
相方を正座させ正面に片膝を立て
座る

「なんだその表情と雰囲気は」
いきなり聞かれた質問に困惑した
表情が浮かぶ
「だからその表情だ」
たじろぐ相方に詰める
「私達は指導する時に自分の
気持ちや思いには蓋をし
毅然とした態度で励む」
何度となく朝礼や会議等で必ず
教わる事で忘れてはならぬ事だ

「気持ちは切り替える為に顔を洗い
覚悟は決めた
だから表情も雰囲気も切り替えた
つもりだったのだが」
言葉がどんどん萎み小さくなり
最後の方は呟き程度になった事が
全てを物語っていた
ベッドの縁に足を沿わせながら
膝立ちになれ上半身はベッドに伏せろ」
相方に叩かれるのは羞恥だけでなく
プライドが邪魔をすることを私も
経験し知り分かっているので
配慮はしている

「10秒以内だ」
時間内に言われた通りの姿勢に
ならなければどうなるか私も
相方も分かっている
「9...8...7.......」
徐々にゆっくり数え始めると
震えた声で「許してくれ」と懇願する
「6......ごぉお……よぉぉん……」
「分かったから待ってくれ」少しずつ
ベッドに近づくが姿勢がとれない
「さぁぁんっ…にぃぃっい…」
ゆっくりと上半身をベッドに預け
足をベッドの縁に沿わせるが
膝立ちにまではなれていない
「いいぃぃっち……」
小さく「っつ」というとノロノロと
何とか床に膝下を床に沿わせ
時間内に出来た事は不幸中の幸いだ
「軽く背中を撫でながら嫌だよな
あんな良い子を躾たり指導したり
仕置をするのも罰を与えるのも本当は
甘やかし伸び伸びと育って悪い事や
危ない事をしたら叱る時もあれば
必要に応じて尻を叩く事も
あるかもしれない程度にしたいのは
俺も同じだしかし施設の決まりは
絶対だルールを破ればもう会う事も
関係を築く事も出来ないそれが
嫌だから俺はお前と一緒にあの子の
成長を傍らで見守りたい
どんなに辛くとも悲しくとも2人を
支えてやりたい」
自分の気持ちも思いもさらけ出し
本心を伝え話している最中に
涙を流す私も大概だ

本音を本心を伝えれば同じ様な
思いで全てに蓋をした自分がいる
俺に出来るのだから相方も出来る
そんな思いが溢れだし止まらない

「ごめん…ごめん…俺だけだと
勘違いしてた…お前はいつも
涼しい顔であの子と向き合って…
俺だけが辛いのだと苦しいのだと
思っていた…本当にすまない…」
ぐずぐずと泣き出した相方に
「澄ました表情を意識しているだけだ」
と言いながら背を撫でていた手を
頭に持っていき後頭部やベッドに
片方の顔をうずめ横を向き上に
向いている頭や額を撫で涙を指で
拭い手の甲で頬を撫でながら
「部屋に連れて来た理由を言えるか?」
声色をなるだけ優しく柔らかく
安心が出来る様に意識しゆっくり
地声で話す

━━俺は元から声が低い
声のトーンを下げると厳しい様な
怖い様な声になると職員や子供達に
よく言われる〚何故か怒られる〛と
思ってしまう程らしい━━

靴と靴下を脱ぎ相方が上半身を
預けているベッド乗り相方の頭が
膝の位置に来るよう胡座をかき
相方に「膝枕してやるからおいで」と
頭を撫でながら言うとゆっくり
もぞもぞと動く  

頭から肩下辺まで俺の膝に預け
俺のワイシャツを掴み俺の腹に
顔を埋め泣きながら話し出した
「俺が…嫌悪感を隠せず…沈んだまま
不穏な感情を…暗い気分だったのに…
無理やり抑え…切り替えられたと…
思い込み…勘違いして…
その…ぐすっ…指導しようとしたから」
言い方の問題で違う風に聞こえている
可能性を考え一つ一つ確認する

「指導や教育に私情を挟む事が
禁止の理由は?」
これも散々と聞かされてきた
「お仕置や躾と折檻や懲罰を
行うことに躊躇したり手を抜く
ある程度の事を許してしまう
恐れが…うっ…ぐす…ある為」
分かってはいるかと安堵した

「指導中は表情や雰囲気は変えない」
今回の発端になった決まり事の
理由も確認する

「職員の顔色で誤魔化したり機嫌を
損ねたり悪くしない様にしながら
色々な問題行動をしてしまう子が
出るかもしれないから」
知って分かっているが出来ないならば
気持ちや思いをどう抑えるかを
考えないといけない

「気持ちや感情に蓋する為のスイッチ
ルーティンを作るのが良いかもな
必要なら手伝うから安心しろ」
空気を吸う時だけ少し顔を離しては
またワイシャツを掴みながら泣く
相方の頭や背中を撫でながら話す

「あの子の指導を始める前に
此処で今みたくお前に甘えたい」
顔を埋めながらグスッヒクッと
嗚咽を漏らしながら泣く相方を
撫でている手を中断し少し低めに
でも優しく柔らかく話かける
「お願いする時は相手の顔を見る」
ビクッと肩を震わせながらゆっくり
膝の上で上向きになる
下を向いている俺の顔を見ながら
「指導や教育前に今みたいに甘えて
気持ちも感情も吐き出したい」
泣いて目も鼻先も真っ赤な顔で言う
相方に二言返事で了承し許可した

これ以上こうしてはいられない
相方の指導や教育前の切り替え
気持ちや感情に蓋をする方法も
決まった

今回の態度や状態についての
お仕置と躾そして罰を与えるのを
始める為に私の膝から相方を退かし
靴下と靴を履きながら
「上半身はうつ伏せ」と言い最後に
軽く頭を撫でた

腰をビクビクさせて足の指を内側に
力を入れ曲げては伸ばし臀に力を
入れたり緩めたりしている

相方のベルトを抜き絝の上から
手袋をつけたまま
ペシンパシンピシン…ベチンバチン
ビチン…ベヂンバダンビダン…
ペッチンパッチンピッチン…
ベッヂンバッヂンビッヂン…
徐々に力を入れ強く叩いてから
相方から抜き取ったベルトで
ベヂィッン…バッヂン
ビジッ…バシッ…ビッシィィン
バッヂィッン…ビヂッ…バヂッ
ベッヂィィン…ビッダン
10回ベルトで打ち据えた
「うぎゃ…ぁづっ…ぁあ゙あ゙…やっあ゙」
「いっだい…ひぐっ…いぎゃっ…」
「いだっいっ…ふぎぃ…あぎゃ…」

絝のボタンを取りチャックを下ろし
膝まで下げボクサーパンツの上から
手袋は外さず徐々に力を入れ強く
容赦なく臀を叩いていく
ベヂッンバヂッンビヂッン…
ペッシンパッシンピッシン…
ベヂンッバヂンッビヂンッ…
ベッダンバッダンビッダン…
ベッヂィンバッヂィンビッヂィン…
嗚咽を漏らし「ごべなざいっ」とか
「ごっごべんっなざっい」と謝るが
聞こえていないように振る舞い
相方から抜いたベルトを持ち
ビッシィィン…バッヂン…ビシッ
ベッヂィッン…ビッダァッン…
バッヂィッン…バッヂン…ベヂッ
ベッダッァァン…ビッダァァン…
バッヂィン…ビッジン…バジッ
ベッヂィィン…バッヂィィンッ
15回ベルトで打ち据えた
「うっぎゅ…ごべっなざい…いぎぃ」
「ぁあ゙あ゙…ひぐっ…ぎゃっ…」
「いっだい…ひぎっ…ゆぎぃ…」
「ゆるっじでっ…ぐっあっ…ざっい」
「ゆる…うぎゃっ…ひぎっ…」
呻き泣き叫び懇願を跳ね除け
ボクサーパンツを下げる

「薬を打つから動くなよ」と言い放ち
小さな逆三角形の先に針が
付いている薬を臀の双丘の片側の
上の方に針を刺し広げながら揉み
「いぎぃ…うぎゅっ…あがぁ…」と
言葉にならない声を出す相方を
無視し下の方に薬を刺し広げる様に
揉み込む
「あぐっ…うぐっ…いぎゃぁ」と
泣き叫ぶ相方

今度は双丘の反対側の真ん中に
薬を刺し広げる様に揉み込む
「うっ…ひぐっ…うぎぃ…」
呻き泣き喚き叫び疲れたのだろう
だんだん声も小さくなり始めた
「トイレ行こうか」と後ろから
上半身を持ち上げ相方の腕を
肩に回し支えるようにお手洗に
連れていき便座に座らせた
「座りながら出来るか?」
軽い放心状態の相方の前にしゃがみ
目線に合わせながら質問すると
何度か首を縦に振り暫くすると
ジョ…ジョロロ…ジョロジョロ…
ジョシャー…ジョジャージョロー
ジョロジョロシャー…シャー…
ジョロッ…ジョロロジョシャー…
ジョロロジョシャ…ジョロジョロ
座ったまま軽く逸物をフリフリさせ
流せるノンアルコールティッシュで
鈴口から全体を拭き玉も拭い流せる
ドライシートで拭いてから全てを
流したのを確認

立ち上がる為に肩を貸そうとしたら
自ら立ち上がり洗面台で手を洗い
ベッドへ行き上半身はベッドの上
太ももから膝までをベッドの縁に
沿わせながら膝下は床に沿わせた

自らお仕置兼罰の姿勢になった
相方に驚き一瞬だけ呆然としたが
すぐに傍に行き優しくゆっくりと
「自らお仕置の姿勢になれて偉いよ」
と言いながら手櫛で髪を撫でなる

「コーナータイムみたいに待ってて」と
ベッドでお仕置の姿勢のまま相方を
待たせ1度部屋を出て台所へ行く


レモンとグリーンレモンを両方を
スライスして浸してある水を
冷蔵庫から出す

━━冷やしておきたい皿類やコップ類
ピッチャー類は種類ごとにそれぞれ
別の冷蔵庫にしまっている━━


━━温めておきたいマグカップ類や
皿類等は種類ごとにそれぞれ別の
温蔵庫しまっている━━

コップ類の冷蔵庫から2つ
透明プラスチックコップを
取り出し氷を入れる
ピッチャー類の冷蔵庫から
倒れてもコルク栓付きで零れない
大きめのピッチャーにも氷を入れ
レモンとグリーンレモンを両方を
スライスして浸してある水を入れ
引き出しからストローを2本取り
大きめのトレイに乗せ職員部屋へ

防音効果付きの鍵と通常鍵を閉め
「お待たせ」と言うとぐずぐずと
泣き出したのを見て一時的だろうが
幼児退行していると思い少しだけ
甘える時間を作ることにした

ガーゼハンカチを多めに引き出しから
取り出し1度ベッドに腰掛け相方の
鼻にガーゼハンカチをあてがい
「ちー…ちちー…チーッ」と言うと
素直に言われた通りに鼻をかむ相方

やはり精神的に幼くなったかもなと
思いながらガーゼハンカチを畳む

持ち替えたガーゼハンカチを
もう一度鼻にあてがい
「反対もちー…ちちー…チーッ」と
言うとまた素直に言われた通りに
鼻をかむ相方

いつもなら
「自分でやる」「自分で出来る」
「子供扱いしないでもらいたい」と
言うのに

今回は相当に堪えたのか目を潤ませ
新しいガーゼハンカチをあてがい
「ちーっん…ちちーっ…チーチーン」
と言えば言われた通りに鼻をかむ

畳み持ち替え鼻にあてがい
「反対もちーっん…ちちーっ…チーッ」
と言えば鼻をかむ

新しいガーゼハンカチを鼻にあて
「まだ出そうかい?」と聞くと
首を縦に振り「ウグッ」と言った
「ならほら出してしまいなさい」
と言うと「 あ"い」と返事をして
鼻にあてがったガーゼハンカチに
「ぢー…ちっー」反対も同じく
片方を抑え2回かんで出したら
抑えて反対側も2回かませるのを
繰り返し「ちーん…ちちっ…ちぅ」と
出すと「もう出ないです」と言った


膝はついたまま上半身だけ立たせる
しかし項垂れて顔を上げられない
涙がベッドに落ちシミをつくるのを
見て止めたくなる気持ちを抑る

トレイの上にあるレモン水が入った
コップにストローを指してから
口元まで持っていくと遠慮がちに
飲み始めた「しっかり飲め」と
言うとビクつきながらストローを
深めに口に咥え飲み始めた
空いた片手で私も飲む

━━爽やかな柑橘の風味が鼻から
抜け身体中の熱が冷まされる
感覚が気持ち良い━━
 
相方のコップも私のコップも
空になったので継ぎ足して飲む
一気に半分も減ったが出来るだけ
相方のペースに合わせる
相方のコップと私の持つコップの
手が狂って零したら後が大変だなと
思い気を付けながら飲ませながら飲む

飲み干したコップにまた継ぎ足した
相方は半分より少なめまで飲むと
ストローから口を離してから
「ありがとう今はもういらない」と
言うのでトレイに戻してから自分の
手元にあるコップのレモン水を
ゆっくり喉を鳴らしながら飲み干し
トレイに置いた

トレイの横にある薬を手に持ち
「さっきの体勢になりなさい」と
言うと恐怖からか不安からか
両方からか小さな声で
「ぁい」と返事をしたが「聞こえない」
厳しい口調で言うと「はい"っ」と
半ばやけくそで返事をした

臀にまた薬を一つ一つ別の場所に
刺しては広げるように揉み込み
「ぐぁっ…ふぐぐっ…うぐぅ」と
咽び泣いても止めずに最後は
尾てい骨と蕾の間に刺して両方の
臀たぶを伸ばしたり寄せたり
回したりして全体に広げ手を離す
暫くすると痣や痕や赤みも全て
綺麗に無くなったが見た目だけの
可能性がある「痛みはまだあるか?」
揉まれ終えても小さいとはいえ
注射みたいなものを刺されその後も
広げながら揉み込んだ痛まずとも
違和感があるか可能性もある
「違和感とかも含め痛みはないか?」
「もう痛くない…違和感もない」

これでやっと本番を始められる
本番を終えたら今日の仕置と罰を
終えられる

「俺がこの部屋に連行した原因と
理由は何か答えなさい」
 聞きながら今の体勢では絶対に
見えないカウンターテーブル型の
収納棚に鍵を入れ開ける

「聞いているのか?」と厳しい
口調で言うと「あっ…えっと…」
「忘れたなら私が1から思い出させ
分からせてあげるから覚悟しなさい」
慌てて否定の言葉が返ってくる
「さっき何か言われた…ことを…その
聞いてませんでした」

子供達の中には何かに気を引かれて
話を聞いていないという事は
割とある
しかし忘れたり聞いてない事が続き
何かがあってからでは遅い為
忘れたは5回まで聞いていない等は
3回までと決められている

だが相方も私も職員だ同じルールは
許されないが精神的に幼くなっている
相方には酷だと判断し1度だけ許す
「次に何か聴き逃したり忘れたら罰を
2倍にする」
青ざめながら必死に「ひゃぃ…」と
返事をした
「はい」と言えていないが必死に
答えたのが分かるので今回は
変な返事だが本当は誰よりも
優しく気弱なのに耐えている事に
免じて許す

色々な意味で尊重し考慮し
気遣いと配慮が出来なければ
私は相方として失格だ

「俺がお前をこの部屋に連行した
原因と理由は何か答えなさい」

「職員はお仕置や罰と折檻や懲罰の時
感情や気持ちに蓋をする事
表情や態度によって子供達が職員を
騙すような真似や誤魔化す事や
善悪の区別が出来るのに悪い方へ
進むのを止める為にもお仕置や罰
折檻や懲罰があり…その時だけは
全てに蓋をして子供達の為だけを
考える事…私情を挟めば躊躇して
戸惑い手加減や見逃す可能性が出る
子供は大人の機微に敏感だから
暗く沈んだ空気や雰囲気を纏えば
気を使わせたり近づかなくなり
信頼関係が崩れてしまう可能性がある
表情が暗いと子供は子供なりに
気を使う可能性もある
私の相談に乗ろうとする子や逆に
今はそっとしておこうとする子
気にしない振りをする子や
自分のせいかなと考えてしまう子
近づかないようにする子
距離を置き悪さをする子
行動を観察しながら悪巧みする子
色々なタイプの子が居る中で
あの子は自分を責めてしまう子
だから指導や勉強中はあの子の為
何処に行っても愛され温もりを
たくさん与えてもらう為にも私達は
嫌われ者になろうと憎まれようと
出来り限りの知識や礼儀作法の他に
経験等も教え導くのが役目なのに…
感情も気持ちも思いも切り替えた
つもりになっていただけで何も
出来ていなかったからです」

「十分過ぎる程分かっているな
だが指導や教育をする前に
気持ちの切り替えが出来ないから俺に
甘え泣き言も弱音も愚痴を吐き出す
吐き出したら蓋するべき時や事柄に
関してしっかり蓋をするって決めた
なら後は今回の件とこの部屋で
追加された罰をしっかり償って
反省してこれからに繋げていこうな」

「はい…いつもありがとう」

可愛いからもう許して抱きしめて
甘やかしたい気持ちに蓋をして
真逆のものを取り出す

台の部分がL字に開く内側に蝶番が
5つあり頑丈で物音一つしない
ベッド側から見るとさっきまで
台だったのに壁になったと一瞬
錯覚する程の精巧な作りの収納棚に
似つかわしくない穴あき革パドルや
穴あき木製パドル大きさや厚さも
様々それからストラップやラケット
乗馬鞭に短鞭やトォーズにラタンや
ケイン等の道具
仕置や罰と折檻や懲罰等に応じて
使い分ける特注品のベルトやパドル
ケインにラタンやトォーズや短鞭に
乗馬鞭やステンレスで出来ている鞭
ステンレスのO型に作られた鞭等が
色々と入れてあり常に担当者が綺麗に
丁寧に手入れをしている

━━俺はマスターキーを持ち歩き
手入れが得意な者にスペアキーを
渡している━━

━━手入れを忘れたり放置した状態を
見たらスペアキーを持っている全員
呼び出し手入れも何もしていない
道具で一人一人にスペアキーの数は
必ず叩く手入れをしていない理由
次第で更に叩く数は増える
嘘を吐いた場合は1からやり直し
誤魔化したらスペアキーを所持者の
人数分を一人一人の臀を叩き
言い訳したらスペアキーの
個数の倍数を臀に打ち込む━━

手に持った1つ目の道具は厚手の
木製穴あきパドル
臀たぶの片方全体か埋まる形

2つ目は臀を打ち据えた時に
左右の臀たぶ手前から奥まで
均等に打ち据えられるトォーズ

3つ目は臀が全体が隠れ埋まる
穴あき革製パドル

4つ目は1mmの幅もないラタン

最後が仕置と罰用のベルト

ベルトは平たいが良くしなり程よい
厚みもあり金属は付いていない
(懲罰や厳罰のには穴の周りに金属が
付いている)
ベルト特有の穴は空いている
持ち手には滑らかで肌が擦れたりも
摩擦が起きないよう違う素材を
組み合わせ革との相性も抜群に良い
手に馴染み持ち手の長さも変えれる

色々と悩み考えてしまい
思いのほか時間が掛かった
相方を見てみるとまだ終わりではない
というのにベッドに伏せてはいるが
膝を曲げふくらはぎに臀たぶが当たり
疲れを癒すかの様に気を抜いている

手術や衛生関係によく使われる
手袋を嵌め全ての道具を手に持ち
音も気配を消しながら近づき
サイドテーブルに静かに道具を置き
相方の斜め後ろから下腹部を
持ち上げ平手で打ち据える紅葉の様に
叩いた形に腫れ上がり相方は
いきなりの事で半ば混乱しているが
「ごべなざいっ」と一回目から謝った
「何に対して謝っている?」
バヂンッ「体勢を崩じまじだぁ」
ビシンッベッヂンバッヂバッヂン
ビッダンビダンッバッヂバッチン
ベジッビジッベジッベヂッビヂッ
ベヂッベヂィッンビッタァァン
「ごべんなざぁぁい…いいごに
じまずがら…ヒック…いっ…
いいづけっ…いぎぃ…ぢゃんど…
まぼりまずぅ…」ベッヂィィン
「ぅがっ…ひぎゃぁあ゙ 」
泣き叫びながらも反省の言葉を
口にしたので体勢を崩した罰は
終わらせた

ダブルベッドサイズ用の
介護等で使う防カビ防水シート
特に尿や精液の吸収に特化した
特注品をベッドの上に敷いたら
同じシートで作られた小さいシートを
2つ重ねた枕に巻いた
シンプルなデザインで触りは心地も
気持ちいい白に近いクリーム色や
他にもベッドシーツに合わせたのを
幾つも用意してある

横で見ているだけであれば
ベッドシーツの上に更にシーツを
敷いているようにしか見えない
俺ですら店主が敷いた時にそんな
感覚を覚えた

━━彼と相方が寝たキングサイズの
シーツの下に念の為に敷いたが
違和感は無かったようで安心した━━

「ベッドに乗って下腹部は枕の上」
厳しい口調に合わせ怒っていると
見せかける
「うぐっ…ひぐっ…はい…」
返事しっかり出来たなと頭を撫でて
やりたいと衝動に駆られた時に
持って来た鞭達を見て今は我慢だと
自分に言い聞かせながら
ベッドに上がる相方を見つめる
懲罰を受け未だに痛い臀の中でも
1番に痛い所を自分で抓る

「準備が出来たら教えろ」
スーツもワイシャツも何着もある
終わったら替えればいいと思い
気にしていなかったが
「背広…」
相方はこういう所は貴重面だ
今から何をされるかだいたいは
察しているだろうに背広より
自分の心配をするべきだ
「替えがあるだろ今は自分の
心配だけしておけ」
「…はい…ひぐぅ…準備でぎまじだ」
始まる前からまた泣き出した

これから呻き泣き喚き叫ぶというのに

「レモン水を1杯でもい良いから
一応は飲んでおけ」

ストローを口に咥えさせゆっくりで
良いからと背中を撫でながら飲ませる
「もう少し飲むか?」
「大丈夫…ありがとう」
「分かったなら始めるぞ」
俺もここからが正念場だ手で庇ったり
出来ないようにベットヘッドから
伸びる合皮で作られたれた黒白の
縄が途中で分かれ先には手枷が
付いていて傷つけたり痛めやすい
箇所には羽毛のクッションを
入れてある
足元からも同じ作り同じ色の
足枷を取り出し両足につけた後
壁のボタンを押すとゆっくり縄が
ベッド下へ戻っていくある程度の
余裕を持たせ枕の位置を調整して
何も言わず手袋を嵌めたまま
双丘の右の臀たぶを腰が逃げる程の
強さで叩いたり軽く表面を叩いたり
一張一弛で続け右の臀たぶを50回
そして次は左の臀たぶも同じように
俺の中で決めた数50回を手袋を
したまま叩く
「うがぁ…ひぎぃぃ…いっだい…」
ビッタァァンバッヂィィンピシャン
ペシンパシンベッヂンビッタン
「ぎょめんなざい…ぎゃぁ…」
ビタンッベヂィッンバヂィィン
「あっ…あがぁ…ひぎぃぃ」
この調子で繰り返し50回が終わり
先にラタン2ダース分24回を
ピシッビシッベシッぺシッ
バシッパシッビッシッンベッシッン
「息しろ」
「ふぎっ…あ゙だぁぁぁ…いぎゃっ
こべんなざい…ごめんにゃざぁい」
そして反対に周り12回を打ち出す
ビッシッベシッンバッシッビッシ
ベッシバッシベッシィンバッシッン
ベジッバジッビジッビッチィィン
ベッシィィン
「ごべんなざいっ…はぎゅっ…うぅ…」

ラタンの後は必ず薬を左右2本ずつ
同時に刺して均等に薬を注入し
広げるように伸ばしたり押したり
平手の分も揉み込み

「~~~~~あぎぃ…ふぐぅぅ」
「あがっ…いっ~~~」

傷が消えた所で暫く待つ間
「少しは反省できそう?」
答え次第で道具が変わるので相方が
どう答えるか俺も気が気では無い
「ここに入る…と決まった…どっ…
とっときぃ…とぎっがら…時から
相談…ずれば…じゅれば…ぐじゅっ」
頑張って言おうとしているから
少しだけ手助けガーゼハンカチを
鼻にあてがい
「はい…鼻をかんで…ちー…じゅー
反対もちー…じゅー」
折り直しまた
「ちちー…じゅるるー反対もちちー
じゅるるー…」
新しいガーゼハンカチを出しては
鼻をかませ最後は「ちちー…ちぃー
反対もちちー…ちぃー」もう出ない?
と聞くと「もう出ない…です」
「ならさっきの続きを話してみて」
ベッドの縁に座りながら柔らかい
口調で聞けばぽろぽろと大きな涙を
流しながら話し始めた
「ここに来る…って分かった時から
相談して…おけば良かった…どう
すればいいか…方法を探すの…
手伝ってと…言えたら…2人を
不安にさせたり…怒らせたり…
俺もこんな折檻と罰を受けずに…
それにお前にも道具を握らせずに
済んだかもしれない…本当に
ごめんなさい…ごめん…ごめん…
ごめんなさい…うわぁあ゙あ」
本当にもう分かっているから
全部を許すための罰を与えよう
「よしよし…よく分かってくれて
嬉しいよ数は言わないけど
革パドルとトォーズで今までの分を
清算したら仕上げは罰用のベルト
痛いとか謝ったり嫌だとか喚き
泣き叫ぶのはいいけどやめてとか
止まってとか言う度に追加の罰は
木製パドルで叩くからね」

━━━━━━━━━━━━━━━━

軽く頭を撫でられ相方が視界から
外れた瞬間に小さな彼を放置し
折檻と罰を受けている自分が
情けなくなり辛くて悲しくて涙が
溢れた瞬間に幅広の革パドルが
臀を打ち据え涙が零れ泣き叫び
ひたすら2人にごめんなさいと
謝り続けた

トォーズで叩かれている途中で
失禁までしてしまったがさっき
ベッドシーツの上に敷き枕に
巻いたのが防水シートだと言われ
少し安心はしたがやはり自分が
惨めに感じてしまった

最後には喉が潰れたように空気を
食むことしか出来なくなり鼻水も
涙も出なくなった

栄養ドリンクの瓶みいな形の
喉の薬を飲まされ相方が膝枕を
してくれながら目薬をさし
点鼻薬を打ってくれた

俺が汚してしまったワイシャツを
見てまた罪悪感に苛まれかけた時
「もう大丈夫だから清算したろ」
と微笑んでくれたことに救われ
何より嬉したかった

早く小さな彼の元に戻るべきだと
分かっていてはいるがもう少しだけ
小さな彼の前に立つ時は颯爽とした
恥ずかしくない姿で居たい
その為には今だけは相方に甘えたい
怖かった

見放されるかも嫌われるかも呆れる
恐怖心ばかり湧いてきた

臀を叩くのは仕事だからで本当は
俺自身の為ではないかもと
不安ばかりが募った

こんな面倒ばかりで嫌われる
愛想を尽かされるかもと
生きた心地がしなかった
━━━━━━━━━━━━━━━━━

職場では割り切っているが震え
怯え自分を未だに追い詰めている
膝の上で顔を隠すように蹲り必死に
声を抑えている相方に今だけは
甘い時間を与えるとしよう

「何処にもいかないよ離れないから
今までもこれからも愛している
お互い様だろ俺が何かしたら君が
俺に仕置きや罰を下すだろ?同じだよ
君が間違えたら誤った事をしたら
また俺がいい子に戻してやるから
大丈夫だもう一度言うぞ
どんな事があろうとも
今までもこれからも君を愛している
君を一等に好いている
この先変わる事のない俺の自慢の
パートナーだよ」

━━━━━━━━━━━━━━━━━
涙が溢れて止まらない嬉しくて
臀は痛いけど抱きしめて欲しくて
膝の上に座り抱き締めた
「俺もだよ大好きだよ愛している
君みたいに言葉を紡げないけど
誰にも負けないくらい君が好き
愛しくて堪らない」

頬に口付けをしたら唇を奪われ
舌を絡ませ濃密で熱い口付けを
返してくれた幸せにそして鞭を
持たせた手を撫でながら俺が
落ち着くまで満足するまで
パートナーとして居てくれる
優しさと悦びに浸っていた

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