時に厳しく時に優しく~お仕置とご褒美~

一期一会

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自信と弱気

施設育ち※排泄行為あり15

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ビヂッ…バジッ…ベシッ…パズッ…
ベヂン…パヂン…ペヂン…バシン
「ケイン5ダース終わり」
ケイン合計60回終わり」
何十時間も打たれ続けていた様な
先の見えない恐怖いつか終わるとは
理解していても一生終わらない様な
なんとも言えぬ気配に怖気付いていた
俺の目の前で顔から出るもの全てを
出している相方に申し訳なくなる俺が
もっと2人に配慮が出来ていれば
俺がもっと二人をみていれば…後悔とは
よく言ったものだ後悔先に立たずとは
正に今の状況だろう

今物凄く汚い顔をしているであろう
私を見ながら何かを考えているのか
思っているのか涙で滲む世界で相方を
泣きながら見る私とは違い流石だなと
感心してしまう私は考える余裕や何か
ひとつでも悔改める何かを思い出して
考える余裕が全くない私の様に無様に
泣いたり鼻水やヨダレを垂らす等なく
玉のような汗が溢れている程度なのが
私を更に惨めにした反面やはり頼りに
なるなと思う事しか今は出来なかった

蒸しタオルをいきなり顔に当てられ
額から耳周りや首まで丁寧に拭かれ
言われた通りに鼻をかむと乾いた
タオルでまた額から耳周りや首を
丁寧に拭かれた

「次はコード鞭」
「罰用のコード鞭で打つ」
「「では開始」」

バッスン…ボスッ…バスッ…ベスッ
バッズン…ベスッン…ボスン…バシッ

ベスン…バスン…ビシッ…バスッ…
ボッスン…バッスン…ベッスン…バジッ

遂に呻き声と鼻をすする音が私から
出始め嗚咽混じりの悲鳴に似た声が
喉から出るが相方は歯を噛み締めながら
頭を下げ少し震えているのに決して私の
腕を掴まず握らない寧ろ労り慰める様に
手首から指先が届く範囲を撫で擦る相方
それなのに私は相方の腕をこんなにも
固く握り締め縋り付く様に指を立てる

性根から違うのだろうなと漠然と感じた
思いに深けていた時に鞭が臀と太腿の
付け根に当たり「ギィャッ」と悲鳴をあげた瞬間に相方が凄い勢いで下げていた
頭を上げ眉根を寄せ目を剥き覗き込む
視線は私が心配だと訴えている時の
眼差しと表情だ
相方は私より明らかに私よりも酷く
厳しい鞭の打たれ方をしている自分の
心配を今だけで良いからして欲しい

ビュン…バシュン…ヒュッ…バッスッゥゥン
ビュッ…ビッシイィッン…ビュッン…ビッヂッイィン

相方は常に己の事より真っ先に必ず
人生のパートナーであり仕事では相方

私を大事に大切にしてくれてきた
今もとても大事に大切にされている

ヒュ…パズン…ヒュ…パッツン
ヒュッ…ベヂィン…ヒュ…ビッダァン
相方の腕を掴む位置を変え握り締め
顔を汚しながらも相方の目を見ながら
「はっ…ふっ…ヒック」
嗚咽を漏らしたが悲鳴や叫ぶことは
何とか堪えた

鞭で打たれながらもこれからのことを
考えると耐えることが出来る

そして小さな彼を家族に迎え入れる為
小さな彼の事もまた相方は大事に大切に
見守り続けると誓っているのだろう

ビュッン…ベッッズゥゥン…ビュッン…バッビュゥッン
ヒュンッ…バッズッウゥン…ヒュンッ…ベッダアァッン

私に「いつまでも一等に好いている」と
誓うようなパートナーであり相方が
生半可な気持ちで我が子にしたいなど
言わないだろから

ビュッン…ビッダアァッン…ビュッン…バッヂッイイン
══════════════════
相方の中ではどんな仕事の案件や問題も
小さな彼と私に関わる事の方が重大

ヒュ…ピッヂン…ヒュ…ベッヂィン

これからは小さな彼や私が他人と揉め
問題が起きたり衝突したら今までよりも
更に早く現れいつの間にか仲裁したり
双方の意見を聞いてその場を鎮めたり
必要であれば何かしらの手順を踏むなり
今までは許されてきた事も今後はより
厳しくお仕置や躾をされるだろうな

ヒュ…パッツン…ヒュ…ペッヂン

大した事のない怪我をした風邪を引いた
些細な体調変化があれば仕事は有給を
使い半休か1日休む代わりに家に持ち
帰り出来る仕事を私が寝ている間に片す
小さな彼と私と3人になれば更に頻度は
上がるだろうな…でも嬉しいと感じる

ヒュ…パッシン…ヒュ…バッシン

大した悩みや困り事とかではないが
些細な問題では無いが"問題が起きた”
となれば仕事は放り投げ急いで帰宅し
小さな彼と私の所へ駆けつけるだろう
相方にとって小さな彼と私の存在は
何物にも代えがたい最優先事項なのだ

ヒュ…パッツン…ヒュ…ベッヂン

══════════════════

私には勿体ないくらいの相方に救われ
何と姿勢は崩さずに済んだ

ヒュ…バッヂィン…ヒュ…ベッヂィン

幾つ鞭が打たれたのか考える余裕を
無くしかけていた瞬間に悲痛な叫びが
相方から聞こえ頭を上げると先程より
更に顔から出るもの全てを溢れ出させ
歪んだ顔を見つけた時に愛おしい者を
大切に大事にしたい思いと出来るなら
子供を迎え幸せにしたいと願い此処へ
来た日を思い出し今の自分の非力さに
視界が歪むこんな懲罰を受ける為に
来た訳ではないというのに何故こんな
姿を見なければならないのかと自分を
呪い殺したい程に俺自身が憎いしかし
この状況が好転する事は有り得ない今
俺の腕を掴みこの場を凌げるのならば
強く強く掴めと思いを込め手首に力を
入れ相方の腕を撫で摩る

ヒュッと風切り音がした刹那
バシュンと更に鞭が尻に食い込み
続けてビュンと風切り音した後また
ベシュッと鞭が臀に食い込む
そして打たれる瞬間が全く読めない
動きで風切り音だけが響きなかなか
振られない鞭に脅え精神的な負荷が
増し追い詰められかけた瞬間
パジュンッと臀に食い込み激痛が走る
恐怖や絶望感を与える為なら成功だ

俺にはどんな鞭の打ち方でも相方には
滅茶苦茶な打ち方をしないでいるのは
唯一救いだ

▽━━━━━━━━━━━━━━━━▽
懲罰が決まった日に室長と副室長に
直談判をする為に小さな彼と相方が
眠った後に静かに部屋から出て地下の
統括室まで行き扉の前で深呼吸をして
軽く手を握り人差し指と中指は指だけ
出っ張るように第2関節を曲げてから
2本の指の背で扉をコンコンと叩いた
中から「入れ」と声が聞こえ息を整え
一瞬だけ軽く目を瞑り目を開け扉の
取っ手を掴み「失礼致します」と
言いながら取っ手を下げ扉を開けた

執務机に座る地下の室長と椅子に腰を
掛けている室長の斜め後ろに立ち私を
見据える副室長が真っ先に目に入る

次に目に入ったのは執務机の前に
背もたれ付きの長椅子が2脚あり
座面程の高さの長机が2脚の長椅子の
間に置かれている

そして壁には天井から床までの高さの
本棚と反対側の壁には同じ大きさだが
引き戸の収納棚らしき物が目に入る

「私の為にお時間を割いて頂き
ありがとうございます」と言うと
「前置きは結構すぐに本題を話せ」と
言われた為では今回の懲罰について
お願いがあり参りましたと話し始めた

私にはどんな厳しい鞭で臀を打ち据え
頂いてもどんなに辛く過酷な打ち方で
罰を与えて頂いても構いませんので
どうか相方に対する鞭打ちには手心を
加えて頂きたいのです

相方に手心を加えて頂いた分の鞭は
どうか全て私の臀に打ち据えて下さい

目の前に居る人物2人対し腰から頭を
90度に曲げ更に少し頭を下げながら
心の底から誠心誠意お願いをした

しばらくの沈黙の後に室長が口を開く
この場で「誠意を見せたなら許す」と
言われ但し場所はお前たちの部屋の
懲罰室で行うと言われた
下げていた身体を起こし2人を見た後
もう一度だけ深々と一礼しながら
「分かりました宜しくお願い致します」
と返答してから少し間を置いてから
室長が椅子から立つ音が聞こえたので
頭を上げ室長と副室長に続いて部屋を
出た
小さな彼と相方が眠る部屋に静かに
物音を立てない様に3人でこの部屋に
入り2人からありとあらゆる拘束具を
用いて道具や鞭で滅多打ちされ薬を
何十回も刺され針薬だけでは治らない
傷は激痛を与えるが即効性のある塗り
薬を擦り込む様に塗られ乾いた後に
更なる道具や鞭で打ち続けられた
塗り薬は乾くと痛みを感じやすくなる
薬で通常時より何倍も痛く感じるだが
臀自体は傷になりにくい為に徹底的に
懲罰を長く続けられるが私は耐え続け

最後には室長と副室長の2人から
「そこまで言うのなら」と相方の減刑を
約束されたが守られるか不安だった
2人も鬼畜ではなく血の通った温かい
存在であることを再確認した瞬間だ
△━━━━━━━━━━━━━━━━△
何時間くらい経っだろうか

室長と副室長が離れていった

「コード鞭40回終わり」
「絝の上からの鞭残り400回」

「「次縄跳び100打」」と言うなり
副室長は相方の顔や耳から首を
濡れタオルで優しく綺麗に拭き
鼻もかませ乾いたタオルで顔や耳から
首を丁寧に優しく綺麗に拭いてから
何処かへ行き戻ってくると厚手で
大きめな濡れタオルが相方の顔全体が
余裕で収まる大きさに畳みテーブルに
俯いている相方の顔を少し上げさせて
濡れタオル相方の顔の下のテーブルに
差し込み綺麗に敷いた
「顔全体をタオルに埋めて呼吸は横を
向いたり少しタオルから少し離して
落ち着いたら突っ伏してなさい」

目の前の会話を聴きながら少し安堵を
していたら室長が俺の耳元で聞こえるかどうかくらいの小さな声で囁いた
「打つタイミングは同時に合わせてやる
お前にはワイヤーの縄跳びを使うだが
安心しろ相方君はビニールの縄跳びだ
太さは違うが色もグリップも同じ物だ
秘密も約束は守るさ」

身震いがしたがその後の話に安堵した
「お心遣いありがとうございます」

「君も難儀な性格しているね」
と言いながら室長は俺の顔と耳や首
鎖骨あたりまで濡れタオルで拭き
余り出なかったが鼻もかませてくれた
乾いたタオルで顔から耳や首を拭き
鎖骨あたりまで拭いてくれた
「ありがとうございます」と言うと
何処かへ行った
代わりに副室長が飲み物を手にして
近づいてくるなり俺と相方が繋がれ
テーブルの余った場所に飲み物を置き
濡れタオルに埋めている相方の顔を上げ
タオルを一旦退かしてから口の近くに
ストローがくるように置くと俺にも
同じように置いた

「ゆっくりでいいから飲み干しなさい
角度的に飲めなくなったら手伝うから
声をかけなさい残したら生臀に穴あき
パドルで50回」

さらりと怖いことを簡単に言われ
相方がビクリと身体が強ばった




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