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第四章 十五歳になりました。さぁて、乙女ゲームの始まりです!
本格的にバグってる!
しおりを挟む前回の時にソフィアが使った魔法が火属性になっていたため、風に変更しました。
大幅のミス…すいませんでした。m(__)m
今回、ヒロインがモブ感になってる。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ヒロインが男ってヤバくね?
本格的にバグったと思う。でもピンク色の髪に目をしてるし名前も同じだよ?
別人ってこと?
私が気をとられている間に試験が始まった。
「燃えろ」
その一言で的に炎が向かい焼ききれた。乙女ゲームの時より魔法の出来もスピードも全てが勝っている。
そして私とアルが異常なだけで普通、的は壊れない。かたい素材で作られていて並の魔法使いだと壊せないらしい。
強っ!
そんで属性にも問題がある!貴方は聖属性でしょ!
攻略対象を癒してあげるんじゃないの!?
私も一応乙女ゲームだと水属性しかもってなかったから私の言えることじゃないけど。(衝撃の事実)
色々とバグり過ぎてる。属性なんて現実だから変えられるっていうものじゃないし、性別だって…。
この世界、まさか乙女ゲームじゃない説が出てきた。
だけどフラグとかイベントだってちゃんとあったし…。
「っ!」
まさか、BのLの世界に転生しちゃったとか!?
次々とわき上がる有り得ないことだらけの考えはアルの一言でピタリと止んだ。
「フィア、もう帰ろうか…(後でじっくり話を聞くから)」
ボソッと呟かれて跳び跳ねるぐらい驚いた。どうやら私の考えはアルに筒抜けだったようだ。顔が少し青ざめる。
「う、うん。分かった」
王宮に帰ったら全て話すよう要求されたので全部話しちゃいました。(私だって不本意です!)
「へー、ソフィアには前世の記憶があってこの世界が『おとめげーむ』ってやつで僕たちがその中の登場人物だと」
コクリとうなずいた。
全部吐露した後、アルは溜め息をついた。呆れたようについたように見えた。
(やっぱり、妄想って馬鹿にされるよね、私だってそんなこと言われたら嘘だって思うもん。気味悪がられるのが嫌でずっと言えなかったことが遂にバレて呆れられちゃったかな)
「フィアはさ、どうして僕に何も言わなかったの?僕と初めてあった日からずっとその記憶があったんでしょ」
言えるわけないじゃん。
「それは、気味悪がられるのが嫌で、呆れられたら嫌で、アルに嫌われるのが嫌で…。ずっと隠してたの。こんな女、嫌だよね、もしも本当に嫌だったらさ、婚約解消とかしても全然良いよ?」
無理に笑って、早口で言葉を告げる。いつかバレるなって思ってたし…。声が震えて掠れて、笑顔がつくれなくて。
「ごめん。ちょっと今日は帰る…「ねぇフィアは…」
アルが私の言葉を遮って質問を投げ掛ける。
「僕がそんな人だと思ったの!?フィアをさ、好きな人のことを信じなくて、そんなことで嫌いになるって本気で思ったの!?僕のことそんなに信じられなかったの?フィアにとって僕はその程度のものだったの?」
「ねぇフィア、こたえてよ」
アルの言葉で涙腺が決壊したように次々と涙が溢れる。愛する人に嫌われたくなくて。全部のことを言えなくて。
苦しむようなそんな顔が見たくなくて。
「ごめん、ごめんね。信じたくて、信じられなくて、全部言えなかった。愛してる、愛してるよ、アル」
短い私の愛の言葉にアルは笑って、私も笑った。心からの笑顔で。隠し事もなしで。私たちは顔を近づけ……
どちらともなくキスをした。
本当に心が通じあったキスをした
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