高校最後の夏休み俺は君に恋をする

リオ

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出会い

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 高校最後の夏休み俺は家でダラけていた。外は陽の光が強いため外には出たくないなので俺は自室に篭りゲームをする。ふと時計をみると正午12時を指していた。昼を食べるため冷蔵庫を開けるが中にはほぼ何も食べ物が入ってない。仕方なくコンビニに弁当を買いに行くことにした
「暑すぎる…」日差しが強い、引きこもりの俺には辛いものだ。コンビニに着き弁当や飲み物などを買い、会計を済ませてコンビニを出る。早く帰りクーラーの効いた部屋でゴロゴロしたいなどと思って歩いていると一人の少女が木陰に座り込んでいるのをみかけた。白い長髪小柄で綺麗な瞳をしていた。俺は思わず見惚れてしまった彼女は俺に気付き優しく微笑んだその微笑んだ顔もとても綺麗で、とても美しかった。
そして俺は気付けば少女に声を掛けていた。「あの、こんなところで何をしてるの?」俺の問いかけに少女はぽつりと呟くように答える。
「…私を拾ってくれる人を探してるの」俺は少女の答えに動揺する一体どういうことなのだろうかここは田舎だ、人通りも少ない場所で少女が一人少なくても周辺に住んでいる子ではないことはわかった。だからと言って素性がわからない少女を連れて行くわけにはいかないここはあまり関わらないようにするのが吉というものだ。そう頭では分かってはいる、でも何故だろう少女はどこか寂しい目をしていた。きっとここで彼女を別れてしまったらきっと後悔するなぜかそんな気持ちがあったのだ。だから俺は
「良かったらうちに来ないか…?」俺の提案に彼女は一瞬驚きはしたがいいの?と聞いてきた。俺は頷き手を差し出す
「俺はカイ、高校3年だろしくな」
「…私はノア…一応高校生…」

 これが俺とノアの出会いの始まりだった。
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