流石に異世界でもこのチートはやばくない?

裏おきな

文字の大きさ
4 / 93

第03話

しおりを挟む
「まだ凄い事があるだと!」

「うん!これが本当に言いたかった事だよ!・・・とりあえず頭の中でステータスって言って!」


なるほどそうきたか!異世界物の定番ステータス!やっぱりあるのか!それではいきますか!

俺は頭の中でステータスと唱えて見た!すると突然頭の中に文字が浮かんできた。

ステータス

【名前】   レン
【性別】   男
【年齢】   40歳
【種族】   元人間
【職業】   鍛冶師

【体力】   1000
【攻撃力】  800
【防御力】  800
【魔力】   ∞
【俊敏力】  600

【スキル】

【鑑定】【分解】【言語理解】【無限鍛冶】


【装備】

無し

「・・・・・・・・・・・・・・・」

「ご、ご主人様?・・・」

な、なんだ・・・こ、これは、まず、名前が片桐蓮じゃない!苗字の片桐が消えて名前の蓮がカタカナになってる。まぁ名前は別にいいんだけど、種族が元人間とは?

「ラクス!名前は別にいいけど、種族が元人間ってどういうことだ?」

「それは、僕の神獣の力を魔力として吸収し、普通の人間では有り得ないほどの魔力総量になった結果、人間を超えた存在になったから元人間と言う種族になってる」


確かに魔力のあのマーク《∞》は、確か無限の意味だったはず。なるほど確かに無限の魔力を持っていたら普通の人間ではないな……はぁぁ

「でも!元人間の事と魔力の事は分かったよそれとスキルは、鑑定で見ればいいのかな?」

「うん、見たい物を見て頭中ので鑑定って意識すれば鑑定できるよ!」


それならと自分のスキルの【分解】を鑑定してみた


【分解】

あらゆる物を思うがままに分解できる但し、生命体の分解は出来ない。


「これまた凄いスキルだな 生命体意外はできるんだ」

それともう一つ気になるスキル【無限鍛冶】を鑑定してみた!


【無限鍛冶】

想像、知識をもとに素材さえあればあらゆるものをつくる事ができる。


・・・・・・やっぱりすごかった


想像、知識てことは、漫画、アニメ、ゲームでの知識だったり、現実世界の物とかも作れるって事だよな?


「凄いなこの分解と無限鍛冶のスキルは、もうここまで来たらなんでもありな感じになるよ!もしかしてこのスキルは俺の趣味のリサイクルとレストアが影響しているのかな?」


そんな事を言いながらラクスの方を見ると、ラクスが心配そうな顔で此方を見ていたので、なんとなく自分の手をラクスの頭に乗せて撫でてみたら、くぅん~~んと鳴きながら尻尾を左右にゆっくりと揺らしていた。ラクスを撫でながら癒されていると、ふと気づいてラクスを鑑定してみようと声をかけてみた。

「ラクスの事も鑑定していいかい?」

ラクスは撫でられるのが気持ち良すぎるのか無言で頷いた。

それではラクスを鑑定!





ラクス 

ステータス

【名前】   ラクス
【性別】   雌
【種族】   元守護神獣

【スキル】

【鑑定】【憑依】【索敵】【浮遊】


ん?元守護神獣?スキルは大体わかる物だなそれより身体能力がないぞ?

「ラクス!元守護神獣て事となぜ身体能力がないんだ?」


「ん?えと・・・元守護神獣はご主人様に神獣の力を吸われた事により無くなったからで身体能力
も神獣の力と同じでご主人様に吸収されました。」

え?俺せいでラクスの力が無くなったと言うのか?

俺が落ち込んだ感じに俯いてたら、ラクスが話しかけてきた。

「ご主人様僕は全然気にしてないよ!僕はただご主人様の側に居れるだけで幸せだから、それに今はご主人様と話す事が出来るようになっただけでも嬉しいからね!今までは側にいても話せなかった事に比べたら全然辛くないよ!」


そんな事言われた俺は無意識にしゃがみこみラクスの首に抱きついた。


しばらく俺はラクスに抱きついていたら、ラクスも嬉しそうに頬ずりしてきた

「ラクスありがとう、命を助けてもらい 、更に力を与えてくれて感謝しているこれからはたくさん話しながら楽しく生きていこうな!」

「うん」

と、そんな話しをしていたとき突然ラクスが声を荒らげた!

「ご主人様!此方にモンスターが接近してる!」


しおりを挟む
感想 52

あなたにおすすめの小説

俺が死んでから始まる物語

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。 だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。 余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。 そこからこの話は始まる。 セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕

クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?

青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。 最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。 普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた? しかも弱いからと森に捨てられた。 いやちょっとまてよ? 皆さん勘違いしてません? これはあいの不思議な日常を書いた物語である。 本編完結しました! 相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです! 1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…

死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜

のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、 偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。 水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは―― 古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。 村を立て直し、仲間と絆を築きながら、 やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。 辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、 静かに進む策略と復讐の物語。

神の加護を受けて異世界に

モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。 その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。 そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。

備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ

ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。 見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は? 異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。 鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。

【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます

まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。 貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。 そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。 ☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。 ☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。

異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。

もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。 異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。 ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。 残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、 同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、 追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、 清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……

ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語

Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。 チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。 その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。 さぁ、どん底から這い上がろうか そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。 少年は英雄への道を歩き始めるのだった。 ※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。

処理中です...