60 / 93
第59話
しおりを挟む
レン達とフラウは、ミスリルドラゴンとゴーレム達の素材の買取の為に、解体倉庫に来ていた。
「ようガルマ」
「お、教いや……レン無事帰って来たんか!そんじゃあ地竜を見せてもらおうかのぅ?」
「ああ良いぞ。でもガルマも地竜が出るのは教えてくれたけど。まさかミスリルドラゴンって事を隠しとくなんてたち悪いぞ?」
ガルマはレンの言葉に驚いた顔をしてレンに大声をあげた。
「なんじゃと!ミスリルドラゴンじゃと?そんなモノがおるとは聞いておらんぞ?」
「レンさんそれは本当ですか?間違い無いのですか。まさかそんなモノが鉱山に居たとは知りませんでした!」
二人が驚いていいるのでレンは、実物を見せた方が早いと思い収納からミスリルドラゴンを出して二人に見せた。
「おお本当じゃぞ!これは間違いなくミスリルドラゴンじゃ!本当に居るとは思わなかったぞ!儂も見るのは初めてじゃ!」
「誰か直ぐにエマ。ギルドマスターを呼んで来て下さい!」
フラウは、ミスリルドラゴンを見て近くに居た職員に、エマを呼びに行かせたら直ぐエマが、駆けつけてきた。
「ミスリルドラゴンが出たって言うのは本当なのか?」
「ええ!本当ですよエマ!レンさん達が討伐して来てくれました!こちらです!」
エマは置かれているモンスターを見て驚き、ガルマに確認した。
「ガルマこれが、ミスリルドラゴンで間違い無いのか?」
「ああ……間違い無いのじゃ!儂も見るのは初めてじゃが、儂の師匠から聞いた通りじゃと皮膚がミスリルで覆われているドラゴンがミスリルドラゴンなのじゃ!」
「だけど何故?あの鉱山にミスリルドラゴンが居たのだ?あそこには普通に地竜が居たとは聞いていたけど。ミスリルドラゴンが居るとは聞いてなかった筈だけど?」
「そうですね。私も聞いた事なかったですね。でもそう言えば地竜は倒したんですかレンさん?」
「ん?そう言えば地竜は出なかったな?まさかこいつが倒したのか?」
「いえ、それはないと思います。地竜は賢いので相手が強ければ近寄らないので、ミスリルドラゴンと戦闘にはならないと思います」
「と、なると。ミスリルドラゴンに怯えて鉱山を出たのか?でも結界があるから出れないよな?」
「ご主人様。このミスリルドラゴンが地竜です。このドラゴンが洞窟のミスリルを食べて進化した!」
「え!そうなのか?あ、そうか!」
ミスリルドラゴンの死体
(元地竜がミスリルを食べて進化した)
【種族】 地竜
【体力】 0
【攻撃力】 0
【防御力】 0
【魔力】 0
【俊敏】 0
レンは、ミスリルドラゴンを鑑定してみたら、思わず吹き出してしまった。
「ぶっ!」
(なんだ?本当に鑑定に書いてあるじゃん!ステータスがゼロなのは死んでいるからなのか?まぁ多分そうだろ)
「本当にこいつが地竜らしいな!」
「何故分かるんじゃ?」
「それは秘密だが、でも解るって事だよ」
そうレンが言うと。ガルマは何かに気づいたような顔をして、レンと顔をあわせた。
「なるほどのぅ解るのじゃな!レンには解るのじゃな!レンお主……いや何でもないぞ」
(まさかレンが鑑定を持っているおるとわな。しかし昨日見たあれもそうじゃが、レンはいったい何者なのじゃ?)
ガルマがそんな事を考えていた事に気づいたレンは、ガルマに本当の事を言おうとしたが。エマから視線で、言うなと言われた気がしたのでやめたのだ。
(ん?言うな?そんな感じだなまぁ今はいいか?それより他の素材を出して、買取してもらって、まぁ少しは自分で使うけど、金、銀、銅、ダイヤ、ミスリル、アダマンタイトは全部自分のにして、ゴーレムの素材は全部買取で魔石はこちらだな)
「良しじゃあ残りの素材を出すからここでいいか?結構あるけど?」
「ここじゃあ狭いので、隣の倉庫にお願いしますレンさん」
そう言われレンは、隣の倉庫に大量のアイアンゴーレムを出したのであった。
「これまた凄い量じゃの?全部レンが倒したのかのう?」
「いや全部ラミアスとラクスが倒したんだよ。俺は何もさせてもらえなかったよ」
「そうなのか?それならラミアスとラクスをC級ランク冒険者に昇格させよう。それとレンお前をB級ランク冒険者に昇格しよう!フラウ頼む!」」
「あれ?Bクラスになるには、1年待ってから試験じゃ無かったのか?」
「そんなもの必要無いだろ?伝説とも言われてるミスリルドラゴンを倒したんだからな!あの爺共も納得するだろうよ」
「そうですね。皆が納得しますね。本当ならAクラスでも良いと思いますよ!それとこちらがハーピーのお金です」
そうフラウが言うと。大きな袋に入れた金貨を渡された。一袋100枚の金貨でそれを二つと、別でミスリルを少しだった。そしてレン、ラミアス、ラクスのギルドカードを受け取りフラウは部屋を出て行った。
「凄い量の金貨だな!こんなにいいのか?」
「ああ構わないよハーピーの羽は良い素材だし、ちょっと色もついているがな」
「なるほど。じゃあ頂くよそれとミスリルはいいや、今回自分でかなり取れたから返すよ」
「そうか?それじゃあ変わりになにか渡さないとな何が良い?」
「別にいらないよ。気にしなくていいよ!」
「いや、そう言う訳にもいかない。ギルドのメンツってものもあるからな、何か考えとくとしよう。それに、今回のミスリルドラゴンの件もあるしな!」
エマがレンと話していた時ガルマが思い出した。
「ああそうじゃった!これを渡すの忘れておったんじゃ!ハーピーとハーピークイーンから出た魔石じゃ!ほれ持って行くのじゃ!」
「これがハーピークイーンの魔石か!いいね!」
「レンさんお待たせしました!こちらが新しいギルドカードです」
フラウに新しいギルドカードを渡されレン達はギルドから家に帰って行った。
「ようガルマ」
「お、教いや……レン無事帰って来たんか!そんじゃあ地竜を見せてもらおうかのぅ?」
「ああ良いぞ。でもガルマも地竜が出るのは教えてくれたけど。まさかミスリルドラゴンって事を隠しとくなんてたち悪いぞ?」
ガルマはレンの言葉に驚いた顔をしてレンに大声をあげた。
「なんじゃと!ミスリルドラゴンじゃと?そんなモノがおるとは聞いておらんぞ?」
「レンさんそれは本当ですか?間違い無いのですか。まさかそんなモノが鉱山に居たとは知りませんでした!」
二人が驚いていいるのでレンは、実物を見せた方が早いと思い収納からミスリルドラゴンを出して二人に見せた。
「おお本当じゃぞ!これは間違いなくミスリルドラゴンじゃ!本当に居るとは思わなかったぞ!儂も見るのは初めてじゃ!」
「誰か直ぐにエマ。ギルドマスターを呼んで来て下さい!」
フラウは、ミスリルドラゴンを見て近くに居た職員に、エマを呼びに行かせたら直ぐエマが、駆けつけてきた。
「ミスリルドラゴンが出たって言うのは本当なのか?」
「ええ!本当ですよエマ!レンさん達が討伐して来てくれました!こちらです!」
エマは置かれているモンスターを見て驚き、ガルマに確認した。
「ガルマこれが、ミスリルドラゴンで間違い無いのか?」
「ああ……間違い無いのじゃ!儂も見るのは初めてじゃが、儂の師匠から聞いた通りじゃと皮膚がミスリルで覆われているドラゴンがミスリルドラゴンなのじゃ!」
「だけど何故?あの鉱山にミスリルドラゴンが居たのだ?あそこには普通に地竜が居たとは聞いていたけど。ミスリルドラゴンが居るとは聞いてなかった筈だけど?」
「そうですね。私も聞いた事なかったですね。でもそう言えば地竜は倒したんですかレンさん?」
「ん?そう言えば地竜は出なかったな?まさかこいつが倒したのか?」
「いえ、それはないと思います。地竜は賢いので相手が強ければ近寄らないので、ミスリルドラゴンと戦闘にはならないと思います」
「と、なると。ミスリルドラゴンに怯えて鉱山を出たのか?でも結界があるから出れないよな?」
「ご主人様。このミスリルドラゴンが地竜です。このドラゴンが洞窟のミスリルを食べて進化した!」
「え!そうなのか?あ、そうか!」
ミスリルドラゴンの死体
(元地竜がミスリルを食べて進化した)
【種族】 地竜
【体力】 0
【攻撃力】 0
【防御力】 0
【魔力】 0
【俊敏】 0
レンは、ミスリルドラゴンを鑑定してみたら、思わず吹き出してしまった。
「ぶっ!」
(なんだ?本当に鑑定に書いてあるじゃん!ステータスがゼロなのは死んでいるからなのか?まぁ多分そうだろ)
「本当にこいつが地竜らしいな!」
「何故分かるんじゃ?」
「それは秘密だが、でも解るって事だよ」
そうレンが言うと。ガルマは何かに気づいたような顔をして、レンと顔をあわせた。
「なるほどのぅ解るのじゃな!レンには解るのじゃな!レンお主……いや何でもないぞ」
(まさかレンが鑑定を持っているおるとわな。しかし昨日見たあれもそうじゃが、レンはいったい何者なのじゃ?)
ガルマがそんな事を考えていた事に気づいたレンは、ガルマに本当の事を言おうとしたが。エマから視線で、言うなと言われた気がしたのでやめたのだ。
(ん?言うな?そんな感じだなまぁ今はいいか?それより他の素材を出して、買取してもらって、まぁ少しは自分で使うけど、金、銀、銅、ダイヤ、ミスリル、アダマンタイトは全部自分のにして、ゴーレムの素材は全部買取で魔石はこちらだな)
「良しじゃあ残りの素材を出すからここでいいか?結構あるけど?」
「ここじゃあ狭いので、隣の倉庫にお願いしますレンさん」
そう言われレンは、隣の倉庫に大量のアイアンゴーレムを出したのであった。
「これまた凄い量じゃの?全部レンが倒したのかのう?」
「いや全部ラミアスとラクスが倒したんだよ。俺は何もさせてもらえなかったよ」
「そうなのか?それならラミアスとラクスをC級ランク冒険者に昇格させよう。それとレンお前をB級ランク冒険者に昇格しよう!フラウ頼む!」」
「あれ?Bクラスになるには、1年待ってから試験じゃ無かったのか?」
「そんなもの必要無いだろ?伝説とも言われてるミスリルドラゴンを倒したんだからな!あの爺共も納得するだろうよ」
「そうですね。皆が納得しますね。本当ならAクラスでも良いと思いますよ!それとこちらがハーピーのお金です」
そうフラウが言うと。大きな袋に入れた金貨を渡された。一袋100枚の金貨でそれを二つと、別でミスリルを少しだった。そしてレン、ラミアス、ラクスのギルドカードを受け取りフラウは部屋を出て行った。
「凄い量の金貨だな!こんなにいいのか?」
「ああ構わないよハーピーの羽は良い素材だし、ちょっと色もついているがな」
「なるほど。じゃあ頂くよそれとミスリルはいいや、今回自分でかなり取れたから返すよ」
「そうか?それじゃあ変わりになにか渡さないとな何が良い?」
「別にいらないよ。気にしなくていいよ!」
「いや、そう言う訳にもいかない。ギルドのメンツってものもあるからな、何か考えとくとしよう。それに、今回のミスリルドラゴンの件もあるしな!」
エマがレンと話していた時ガルマが思い出した。
「ああそうじゃった!これを渡すの忘れておったんじゃ!ハーピーとハーピークイーンから出た魔石じゃ!ほれ持って行くのじゃ!」
「これがハーピークイーンの魔石か!いいね!」
「レンさんお待たせしました!こちらが新しいギルドカードです」
フラウに新しいギルドカードを渡されレン達はギルドから家に帰って行った。
57
あなたにおすすめの小説
俺が死んでから始まる物語
石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていたポーター(荷物運び)のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもないことは自分でも解っていた。
だが、それでもセレスはパーティに残りたかったので土下座までしてリヒトに情けなくもしがみついた。
余りにしつこいセレスに頭に来たリヒトはつい剣の柄でセレスを殴った…そして、セレスは亡くなった。
そこからこの話は始まる。
セレスには誰にも言った事が無い『秘密』があり、その秘密のせいで、死ぬことは怖く無かった…死から始まるファンタジー此処に開幕
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
死んだはずの貴族、内政スキルでひっくり返す〜辺境村から始める復讐譚〜
のらねこ吟醸
ファンタジー
帝国の粛清で家族を失い、“死んだことにされた”名門貴族の青年は、
偽りの名を与えられ、最果ての辺境村へと送り込まれた。
水も農具も未来もない、限界集落で彼が手にしたのは――
古代遺跡の力と、“俺にだけ見える内政スキル”。
村を立て直し、仲間と絆を築きながら、
やがて帝国の陰謀に迫り、家を滅ぼした仇と対峙する。
辺境から始まる、ちょっぴりほのぼの(?)な村興しと、
静かに進む策略と復讐の物語。
神の加護を受けて異世界に
モンド
ファンタジー
親に言われるまま学校や塾に通い、卒業後は親の進める親族の会社に入り、上司や親の進める相手と見合いし、結婚。
その後馬車馬のように働き、特別好きな事をした覚えもないまま定年を迎えようとしている主人公、あとわずか数日の会社員生活でふと、何かに誘われるように会社を無断で休み、海の見える高台にある、神社に立ち寄った。
そこで野良犬に噛み殺されそうになっていた狐を助けたがその際、野良犬に喉笛を噛み切られその命を終えてしまうがその時、神社から不思議な光が放たれ新たな世界に生まれ変わる、そこでは自分の意思で何もかもしなければ生きてはいけない厳しい世界しかし、生きているという実感に震える主人公が、力強く生きるながら信仰と奇跡にに導かれて神に至る物語。
備蓄スキルで異世界転移もナンノソノ
ちかず
ファンタジー
久しぶりの早帰りの金曜日の夜(但し、矢作基準)ラッキーの連続に浮かれた矢作の行った先は。
見た事のない空き地に1人。異世界だと気づかない矢作のした事は?
異世界アニメも見た事のない矢作が、自分のスキルに気づく日はいつ来るのだろうか。スキル【備蓄】で異世界に騒動を起こすもちょっぴりズレた矢作はそれに気づかずマイペースに頑張るお話。
鈍感な主人公が降り注ぐ困難もナンノソノとクリアしながら仲間を増やして居場所を作るまで。
【完結】兄の事を皆が期待していたので僕は離れます
まりぃべる
ファンタジー
一つ年上の兄は、国の為にと言われて意気揚々と村を離れた。お伽話にある、奇跡の聖人だと幼き頃より誰からも言われていた為、それは必然だと。
貧しい村で育った弟は、小さな頃より家の事を兄の分までせねばならず、兄は素晴らしい人物で対して自分は凡人であると思い込まされ、自分は必要ないのだからと弟は村を離れる事にした。
そんな弟が、自分を必要としてくれる人に会い、幸せを掴むお話。
☆まりぃべるの世界観です。緩い設定で、現実世界とは違う部分も多々ありますがそこをあえて楽しんでいただけると幸いです。
☆現実世界にも同じような名前、地名、言葉などがありますが、関係ありません。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
ようこそ異世界へ!うっかりから始まる異世界転生物語
Eunoi
ファンタジー
本来12人が異世界転生だったはずが、神様のうっかりで異世界転生に巻き込まれた主人公。
チート能力をもらえるかと思いきや、予定外だったため、チート能力なし。
その代わりに公爵家子息として異世界転生するも、まさかの没落→島流し。
さぁ、どん底から這い上がろうか
そして、少年は流刑地より、王政が当たり前の国家の中で、民主主義国家を樹立することとなる。
少年は英雄への道を歩き始めるのだった。
※第4章に入る前に、各話の改定作業に入りますので、ご了承ください。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる