流石に異世界でもこのチートはやばくない?

裏おきな

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第68話

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宴が始まって二時間が過ぎていた。レン達は他の冒険者達と、酒を飲み交わし大いに賑わっていた。


「レンさんあんた凄いよ!今回の賞金首もそううだけど。これまでのレアモンスターを倒して来たとか!俺は初めてあんたを見たときに凄い奴だと、思ったけどここまでとわ!」


「そうかな?俺はただ普通に倒しただけなんだがな?それに俺一人で倒した訳じゃ無い。ラミアスとラクスが居たから、倒せたんだから二人には感謝しているよ」

そう他の冒険者達と話しをして居ると。

『ご主人様準備が出来たよ!』

と、スマホから聞こえて来た。

「ん?今何か聞こえた?ような?」

「え?気のせいだよ?じゃあ俺はちょっと、トイレに行って来るんで、まだまだ飲んでてよ」

「ああそうさせてもらうよ!」

レンはそっと立ち上がり、トイレに向かうと。ラミアスは視線を交わしそこに残り、ラクスはレンについて行って、一緒にトイレに入った。

「よし誰も居ないな?それじゃあ鍵をしてとラクス行くぞ!」

「はい♪」

レンはスマホを取り出すと、マイルームを開きラクスと一緒に入って行った。すると部屋の中に別のドアが現れそこには犬バージョンのラクスが入って来た。

『ご主人様待ってたよ!準備は出来てる!』

「ああ、ご苦労様助かったよ!じゃあ行くとするか。二人はここで待っていてくれ!直ぐ片付けて来るから」

「はい」

『はい』

そう言ったレンは、犬バージョンのラクスが入ってきた、ドアから外に出て行った。レンが出たそこは、豪華な絨毯や高価な絵画がなどが有る部屋だった。その部屋の真ん中には、大きなベッドがあり、小太りな男が寝息を立てて寝ていたのであった。

「コイツがドズールド・ビザか?近くで見ると、本当にイラつく顔をしているな!さて起こすとするか」

レンが白鞘を抜き、手に握りベッドに寝ている男の腹に軽く、踵落としをしたのであった。

「ぐえっ!イタっ!なんだ?ん?」

「よう!起きたか?ドズールさんよ?」

「あ?だ誰だ貴様は!ここで何をしておる!儂が誰か知っておるのか!……ひっ!」

「五月蠅い!黙れ!静かにしないと今すぐに殺すぞ!」

そう言いながらレンは、男の喉に白鞘の刀をあてていた。

「そう!それでいい!俺が誰かだって?お前が襲わした相手も知らないとは、本当にお前はクズだ
な!」

「お前がレンとか言う奴か!一体何しに来たのだ!」

「何しにってお前ね?こちらはお前が依頼した、賞金首に殺されかけたんだよ?そうしたらそれを依頼した奴も始末しないと駄目だろ?」

「し、始末って……そ、それより?儂が依頼した賞金首達はどうしたのだ?行方が分からないのだが?」

「ああ、あいつ等ね!安心しろ直ぐに合わせてやるよ♪あっちで首を長くして、待っていると思うからな♪」

「あっちとは?」

「あっち?ああ。それはもちろん!地獄でな!でも首を長くって、首が無い奴もいたっけなそう言えば?ははは♪」

「え?地獄?そんな訳、まさか五十人も居たんだぞ?全員やられたわけじゃ有るまい!ならまたお前を襲わしてやるぞ!たかがCとFクラス三人如きな!あははは!」

「ああ、なるほどね!お前が間違えてたのか。仕方ないから教えてやるよ!俺はCクラスでは無いBクラスだよ。それにな俺の嫁さん二人は、FクラスではなくてCクラスだよ!しかも賞金首五十人を始末したのは、殆どその二人だよ!」

「っそんな!五十人全員を女二人でだと……ははは?しかもBにCが二人……儂は……」

「そう言う事だ!取りあえず俺も暇じゃ無いんで、サッサと終えて帰りたいんで、死んでくれるか?」

「ま、待ってくれ!頼む命だけは助けてくれ!何でも好きな物をやろう!金か宝石かそれとも女か!だから助けてくれ頼む!」

「はぁ~そんなテンプレ入らないわ!それに全て要らないしな!しかもお前のような奴は居ない方が良いんだよ!て事で死ね!」


そう言った瞬間ドズールドの頭が宙に舞って死んだのだ。

「さて帰るとするか!まぁ少し長くなっけど、なんとかなるだろ?」

そう言いながら出てきたドアに入って行き。中で待っていた二人のラクスが駆け寄って来た。

「お帰りご主人様♪終わったの?」

「ああ、終わったよ。さぁみんなの所に戻ろう!それと犬バージョンのラクスは、取りあえず分離して収納にしまおう」

『「はい」』

そしてレンとラクスは、ギルドのトイレに戻り。トイレに誰も居ないのを確認して出て行ったのだ。

「おや!レンの旦那?トイレ長かったですな?しかもお二人でなんて、いったい何をしてたんすか?へへ♪」

そう若い冒険者の男が言ってきたのでレンは、誤魔化すのにちょうど良いと思い。

「ああ、何をしてたか知りたいか?それは!……これだよ!」

そ言いながらレンはラクスの肩を抱き寄せて、みんなの前でキスをして見せたら。周りの男も女も歓声を上げた。

「「「ウオォーーーーー」」」

「「きゃーーーーーー」」

そしてレンは、ラミアス達が居る席に移動をしたのだが。そこに居たラミアスとエマ、フラウが少し不機嫌になっていたのだが。レンはそれに気づかずに飲み直していたのだ。

(しかし、冒険者達は本当に酒が好きだな?まぁ俺も嫌いじゃ無いけどね♪今日は久々に飲みあかそう)


宴はまだまだ続き、様々な冒険者達がレン達の所にやってきて、楽しく遅くまで飲み交わしていたのだ。

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