大公、身分を隠して平民のおっさんになる〜敵に回したら最後!国の政治と軍事を司る大公が粛清しまくる〜

インガ公国の大公マディンは日々の政務がとにかく嫌だった。
政務のストレスを発散するための趣味は、身分を隠して街へ降り、平民のフリをすること。

マディンの政治がうまくいってるという貴族たちの報告であったが、事実とは異なっていた。
実際に公都の街へ出てみると、不穏な事件が頻発しているではないか。

徐々に事件に巻き込まれるマディンは、貴族の悪事、果ては国の象徴である神王までもが関わっているのではと疑い始める。

貴族の悪事をことごとく解決していくマディン。
悪徳貴族たちは彼が平民のフリをした大公だとはつゆ知らず、次々とマディンを陥れようと悪事を画策する。

マディンは平民の姿で公都に蔓延る悪と戦い、世直しをしていくのだった。
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