俺の天使

2.前触れ

窓を見ると空いていた
錬「か…風か…よかった……」本を取り家へ帰った
錬「ふぅ……災難だな…ただいま」元気よく言った
母「あら遅かったじゃないどうしたの?」母が心配そうに駆け寄ってきた
錬「本を教室に忘れてて取りに帰ってたんだ」今日あったことは隠しながら言った
母「そうなのね、晩御飯もうすぐ出来るからカバン置いて来なさい」
錬「はーい」
自分の部屋にカバンを置いてリビングに行き座ったその途端最初に見た黒い影のことが頭をよぎった………
錬「じゃ…あの黒い影って……」
母「黒い影がどうしたの？」ぽかんとしてる母が聞いてきた
錬「いや……何でもないよ」
母「そう？」キョトンとしたかおで見つめてくる
錬「ご飯出来たら呼んでよ」
母「了解」
そう言って自分の部屋に戻ったｶﾞﾁｬﾊﾟﾀﾝ
錬「はぁ……今日は不幸なことが続くな…」
錬「異世界ってどんなとこなんだろ、ン～こことはまた違うファンタジーなとこだよねもしかしたらくらいかも…………いやないないないない」こうして独りで妄想する時が凄く楽しい
ﾌｧｧｧｧｧ←よくある光の効果音
錬「え？本が光ってる……」
びっくりして本に駆け寄った
錬「これどうなっt………え?…ﾜｧｧｧｧｧｧ」僕は光に引きずり込まれた