魔法使いと妖精と仙人

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1、年下上司、後藤の立ちバック

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 クチュ、クチュ、グジュ、ニチュ。

「ハア、ハア。なあ、新井にい、そろそろワシの入れてええか?」

 背後から覆いかぶさっている若い男、俺の上司として、半島から赴任して来た後藤ごとう博文ひろふみの右手には、俺のぺニスが握られていて、ヤツの左腕はガッチリと俺の腰に回されている。

「クッッ! やめろ! 離せ!」

 後藤に扱かれて勃起した俺のぺニスから溢れ出たカウパーを、ヤツの右手は器用に肛門へと塗り広げ、あろう事か俺の制止を無視して入れて来やがった!

 ヌプ、ヌプ、ヌプ、ジュボッ!

「カハッ! 後藤、てめえ! グッ、ガァ゛!」

「ハアハアハア。に、新井にいぃー! おみぁあ、スゲー、イイわぁ」

 ふざけんな! なんで俺が、野郎にケツの穴を掘られなきゃならねえんだ!
 なんでだ?! 射精が我慢出来ねえ。クソッ! 出るぅ!

「アアアアッ! ツッ……。アッ、やめろ! クッ、アッ、アッ、ヒイッ!」

「ええわぁ。新井のケツまんこ、ハアハア、なあ、ワシの、おみぁあの中で出してええか?」

 今俺は、後藤のぺニスで抽挿されて射精した事に、ケツに突っ込まれた以上のショックを受けているのに、『中で出して良いか?』と要求されて、パニックだ。

「なあ、おみぁあのチンポ、まだ勃起しとうで、ええやろう?」

 俺のぺニスでは、未だヤツの右手が絶賛活躍中。
 そしてヤツのぺニスも、俺の中で絶賛活躍中……。
 俺は、出したら治まる筈の射精感が、なぜか続いている。
 ガクガクして、気持ち良すぎて、苦しくて、もう気が狂いそうだ。

 ニチュニチュ、ジュボジュボ。

「カハッ! やめ、動くなぁ! アッ、ヒイッ、イ、イイィ、クッッ!」

「ハアハア、クッッ! 高志たかしぃー!」

 げええぇ! 腹の奥が熱い。
 コイツッ! 中で出しやがった?!

 グポッ。

「アッ、クッッ!」

 嘘だろう?! 俺の身体、チンポを抜かれる時までイイのかよ?!
 後藤ー! 出しながら、俺のを扱くんじゃねえー!
 やべえ気持ちイイィー。
 また出ている。俺のぺニスからザーメンが……。

 仙人なんだろ親父、教えてくれ。
 こんな時はどうすればいいんだ?!





 

 


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