142 / 215
第26章 鳥と獣。
4 ウバメトリとヤゴメトリ。
しおりを挟む
その晩は、酷く五月蝿い夜だった。
俺は息抜きにと、近所の飲み屋へと向かい。
僅かな小遣いから、ほんのたった少しだけ、酒を呑み。
「直ぐに、帰った」
《そうして殺した女と知り合ったのか》
「いや」
優秀な口寄せ、特に死口の優秀な使い手は、声が二重に聞こえる事が有る。
《で、浮気の為に嫁を実家に向かわせ。女なら子供の世話が出来て当然だ、と浮気相手の女を呼んだ》
「いや、親孝行をさせてやったんだ。それに父親なら、世話が出来て当然だろう」
既に庭からは遺骨が2体分出ている、コレはあくまでも裏取り。
悪しき見本の標本作りに近い。
《そうか、地獄行きは揺るがないな》
『ですね、ご苦労様でした、さようなら』
「ぅうっ、俺は、俺は」
『岩木、終わりです、帰って来て下さい』
優秀な口寄せは、呑まれる事も無く。
直ぐに戻る事が出来る。
「はぁ」
《流石、山の岩木》
『お帰りなさい、岩木』
「いやー、なもなも」
『岩木、訛りが出ています』
「んんっ、失礼しました」
《どうだったよ、クソ野郎から見える世は》
「んー、若い未婚の女は魅力的に見え、既婚者は全て酷く老いた婆に見えていて。綺麗な既婚者は、結婚が偽装か子が居ないからか、金持ちで贅沢をしているからだろう。俺はあんな奴と結婚を続けているのは良い家の男として当然だが、偉い、少し失敗しただけだ」
『そんな男の血が残らなかった事が、せめてもの救いでしょう』
「でも、ご兄弟にはお子さんが」
《その子供が子孫を残せるかは別だ、相当な真人間に育てない限りは、神仏も許さないだろう》
「ですよね、人は他に幾らでも居るんですから」
『そう少し欠けた程度で滅びるなら、何をしても滅ぶでしょう』
《体にすら予備が有るんだ、その予備も念の為の措置も無いなら、どうせ長続きはしないだろうよ》
神仏は人を、生き物を等しく見守っているが。
外道は別だ。
蜘蛛の糸を垂らす神仏は限られている、が、居るは居る。
「あ、そう言えば殺人事件を黙ってた女は、子はどうなったんですか?」
《あぁ、知らなかったか》
『別件で移動中でしたからね』
「はい、です、また何処かに行きます」
《ザッと言うとだ》
情状酌量で、直ぐに解放され、子供も戻って来た。
夫の従姉妹が子を亡くし、心身を病み誘拐してしまい、親族が数日を掛け説得。
私と子は元通りに。
けれど。
「どうして、離縁だなんて」
『もし、この子が警官を目指すとしよう、君は黙って忘れていた事をどう説明する』
「それは、だから怖くて」
『件の奥方に改めて謝罪もせず、そうした事を言い出しもしない、それはどう説明する』
「でも、まだ、子供が戻って来たばかりで」
『そう何もしない言い訳ばかり言う子に育つかも知れない、そう育てたくは無いんだ』
「だとしても私が産んだのよ!」
『なら裁判だ!』
「そんな、子供に悪影響が」
『君は、自らが悪影響の根源になるかも知れない、少しもそう思わないんだな』
「思うわ、思うけれど」
『思うだけで、自らの都合の悪い事はせず、忘れるのか』
「誰だって」
『忘れる事も有る、けれど思い出す事だって有る。何故、どうして、何度も思い出す機会が有った筈が。何故なんだ、どうして誰にも言わなかったんだ』
「それは、だから怖くて、そのまま忘れていて」
『あの女性に謝る気は無いんだな』
「そうじゃなくて、ただ、何と謝れば良いか」
『なら何故、どうして僕や親に相談しない』
何故、と言われても。
正直、自分でも何故なのか分からない。
悪いとは思う。
こんな思いをしたのは可哀想だとも。
けれど。
「ごめんなさい」
『あぁ、僕も、こんな女だと見抜けずすまなかった』
「そんな、そんな風に言わなくったって」
『悪気が無いのと、自らの悪気に気が付けない。そのどちらの質が悪い、だろうか』
「ごめんなさい、私」
警察の車に乗っていると、無線が入り子の無事を知った。
それから女性と男性に、起訴はしないと言われ。
子の世話をしながら、事情聴取を受け。
兎に角、忙しかった。
子に会えた嬉しさでいっぱいで。
『あの女性の方が、よっぽど悲しいだろう、悔しいだろう。なのに君が泣くのか、人を殺そうとした、見殺し女が』
「五月蝿い、五月蝿い五月蝿い五月蝿いっ!」
ほんの少し、押しただけ。
まさか抱いていた子供まで、死ぬなんて、と。
『林檎君、どう、だろうかね』
「僕、可哀想な事件をそれなりに知っていますし、実際に書いて頂いた事もあります。でも、大きな出来事すら忘れる事もありますし、詳しく知らない事件もあります」
けれど、それを責められてしまうと、困ります。
仮に、全ての人々が決して忘れず、常に覚え続けていたら。
どうなるでしょうか。
何も楽しまず、未解決の事件に全国民が悲しみ、沈み。
不謹慎だ、と催事も祭事も行事も、何もかもを中止し。
怪しい者を探し出し、追求し、互いに疑心暗鬼になり続ける。
もし、そうなってしまったら。
経済は衰退し、文化、風習は失われ。
監視社会か監理社会、所謂デストピアなる世に、いずれ繋がってしまうのではないだろうかと。
『実はね、私も被害者家族でも有るんだ』
「あ、すみません」
『いや、実際にね、解決するまで沈み濁り続けるには無理が有る。それにね、警官としては、生きて欲しい。それまで同様に、とは難しいだろう、恨むなと言うなんてとんでも無いとは思う』
けれど、もし、自分が被害者になってしまったら。
少なくとも、妻や子には復讐には走らず、命日や誕生日に思い出す。
その程度で、次の為に生きて欲しい、とね。
「ですけれど、もし」
『何も残されていなかったら』
復讐に走るのも、悲しみに暮れ続けるのも仕方無い。
けれど本当の母性、父性は、実子にだけしか向かないのだろうか。
少なくとも、私は、そうは思わない。
例え亡くなった子の代わりだとしても、何も無いよりは、真っ当な母性や父性なら。
孤児には何かが有った方が、良いんじゃないだろうかね。
「すみません、僕にはまだ」
『いやいや、いつか分かってくれるなら、分からないでも構わない。ただ、在ると言う事を否定しない、それだけでも立派な事だからね』
子の将来を鑑み。
政府は子を里子に出した。
そうした死の偽装は、双方の両親、子にとっての祖父母にのみ伝えられた。
「あの、それで川中島さんのお話、と言うのは」
『姑獲鳥は本当に居るかどうか、林檎さんはどう思いますか』
「勿論、居ると思いますよ。妖怪、怪異で無かったとしても、そうした存在が居る。寧ろ居ないとする方が酷く無粋で、公序良俗に反する、反社会勢力だとすら思いますね」
《それはまた、かなりの暴論に思えるけれど》
「居ると思えばこそ、暴力的な事を行わない者が居るなら、それはつまり必要だと言う事ですから」
『ですけど、そうした怪談が必要の無い世に、すべきかと』
「理想はそうですが、その理想が叶ってから、ゆっくり衰退すべきかと。先生の1人が仰っていたんです、そうした事が無い世こそ、デストピアだって」
《反理想郷、だっただろうか》
「はい、神話も無い規則だけの世、僕には到底生きられませんから」
《君にとっては、真に死の国、と言う事だね》
「はい」
神話も神も居ない世。
有り得ない、有り得てはいけない世。
『ご馳走様でした、今日は奢らせて下さい』
《どうしたんですか、急に》
『良いと思える事がしたいんです、生きている間の恩返しを、と』
「では、お言葉に甘えて」
《ご馳走様》
『神宮寺は、仕方無いですね、奢ってあげます』
恩を売り合い、返し合い。
持ちつ持たれつ、時に情に流され、敢えて見ぬ振りをするのも他生の縁。
けれどもし、悪しき事を見逃せば。
子に、子孫に、大事にしている者に。
因果が報いるだろう。
《セッシャ、オヤカタトモウスハ、ヤゴメドリヤゴメドリ》
《まぁ、もう本当に、可愛い子》
何処かでは、猫に9つの命が有るらしい。
なら、九官鳥には、幾つの命が有るのだろうか。
《キミガタメ、オシカラザリシ、イノチサエナガクモガナト、オモイケルカナ》
《ふふふ、ありがとう、私もよヤゴメドリちゃん》
俺は息抜きにと、近所の飲み屋へと向かい。
僅かな小遣いから、ほんのたった少しだけ、酒を呑み。
「直ぐに、帰った」
《そうして殺した女と知り合ったのか》
「いや」
優秀な口寄せ、特に死口の優秀な使い手は、声が二重に聞こえる事が有る。
《で、浮気の為に嫁を実家に向かわせ。女なら子供の世話が出来て当然だ、と浮気相手の女を呼んだ》
「いや、親孝行をさせてやったんだ。それに父親なら、世話が出来て当然だろう」
既に庭からは遺骨が2体分出ている、コレはあくまでも裏取り。
悪しき見本の標本作りに近い。
《そうか、地獄行きは揺るがないな》
『ですね、ご苦労様でした、さようなら』
「ぅうっ、俺は、俺は」
『岩木、終わりです、帰って来て下さい』
優秀な口寄せは、呑まれる事も無く。
直ぐに戻る事が出来る。
「はぁ」
《流石、山の岩木》
『お帰りなさい、岩木』
「いやー、なもなも」
『岩木、訛りが出ています』
「んんっ、失礼しました」
《どうだったよ、クソ野郎から見える世は》
「んー、若い未婚の女は魅力的に見え、既婚者は全て酷く老いた婆に見えていて。綺麗な既婚者は、結婚が偽装か子が居ないからか、金持ちで贅沢をしているからだろう。俺はあんな奴と結婚を続けているのは良い家の男として当然だが、偉い、少し失敗しただけだ」
『そんな男の血が残らなかった事が、せめてもの救いでしょう』
「でも、ご兄弟にはお子さんが」
《その子供が子孫を残せるかは別だ、相当な真人間に育てない限りは、神仏も許さないだろう》
「ですよね、人は他に幾らでも居るんですから」
『そう少し欠けた程度で滅びるなら、何をしても滅ぶでしょう』
《体にすら予備が有るんだ、その予備も念の為の措置も無いなら、どうせ長続きはしないだろうよ》
神仏は人を、生き物を等しく見守っているが。
外道は別だ。
蜘蛛の糸を垂らす神仏は限られている、が、居るは居る。
「あ、そう言えば殺人事件を黙ってた女は、子はどうなったんですか?」
《あぁ、知らなかったか》
『別件で移動中でしたからね』
「はい、です、また何処かに行きます」
《ザッと言うとだ》
情状酌量で、直ぐに解放され、子供も戻って来た。
夫の従姉妹が子を亡くし、心身を病み誘拐してしまい、親族が数日を掛け説得。
私と子は元通りに。
けれど。
「どうして、離縁だなんて」
『もし、この子が警官を目指すとしよう、君は黙って忘れていた事をどう説明する』
「それは、だから怖くて」
『件の奥方に改めて謝罪もせず、そうした事を言い出しもしない、それはどう説明する』
「でも、まだ、子供が戻って来たばかりで」
『そう何もしない言い訳ばかり言う子に育つかも知れない、そう育てたくは無いんだ』
「だとしても私が産んだのよ!」
『なら裁判だ!』
「そんな、子供に悪影響が」
『君は、自らが悪影響の根源になるかも知れない、少しもそう思わないんだな』
「思うわ、思うけれど」
『思うだけで、自らの都合の悪い事はせず、忘れるのか』
「誰だって」
『忘れる事も有る、けれど思い出す事だって有る。何故、どうして、何度も思い出す機会が有った筈が。何故なんだ、どうして誰にも言わなかったんだ』
「それは、だから怖くて、そのまま忘れていて」
『あの女性に謝る気は無いんだな』
「そうじゃなくて、ただ、何と謝れば良いか」
『なら何故、どうして僕や親に相談しない』
何故、と言われても。
正直、自分でも何故なのか分からない。
悪いとは思う。
こんな思いをしたのは可哀想だとも。
けれど。
「ごめんなさい」
『あぁ、僕も、こんな女だと見抜けずすまなかった』
「そんな、そんな風に言わなくったって」
『悪気が無いのと、自らの悪気に気が付けない。そのどちらの質が悪い、だろうか』
「ごめんなさい、私」
警察の車に乗っていると、無線が入り子の無事を知った。
それから女性と男性に、起訴はしないと言われ。
子の世話をしながら、事情聴取を受け。
兎に角、忙しかった。
子に会えた嬉しさでいっぱいで。
『あの女性の方が、よっぽど悲しいだろう、悔しいだろう。なのに君が泣くのか、人を殺そうとした、見殺し女が』
「五月蝿い、五月蝿い五月蝿い五月蝿いっ!」
ほんの少し、押しただけ。
まさか抱いていた子供まで、死ぬなんて、と。
『林檎君、どう、だろうかね』
「僕、可哀想な事件をそれなりに知っていますし、実際に書いて頂いた事もあります。でも、大きな出来事すら忘れる事もありますし、詳しく知らない事件もあります」
けれど、それを責められてしまうと、困ります。
仮に、全ての人々が決して忘れず、常に覚え続けていたら。
どうなるでしょうか。
何も楽しまず、未解決の事件に全国民が悲しみ、沈み。
不謹慎だ、と催事も祭事も行事も、何もかもを中止し。
怪しい者を探し出し、追求し、互いに疑心暗鬼になり続ける。
もし、そうなってしまったら。
経済は衰退し、文化、風習は失われ。
監視社会か監理社会、所謂デストピアなる世に、いずれ繋がってしまうのではないだろうかと。
『実はね、私も被害者家族でも有るんだ』
「あ、すみません」
『いや、実際にね、解決するまで沈み濁り続けるには無理が有る。それにね、警官としては、生きて欲しい。それまで同様に、とは難しいだろう、恨むなと言うなんてとんでも無いとは思う』
けれど、もし、自分が被害者になってしまったら。
少なくとも、妻や子には復讐には走らず、命日や誕生日に思い出す。
その程度で、次の為に生きて欲しい、とね。
「ですけれど、もし」
『何も残されていなかったら』
復讐に走るのも、悲しみに暮れ続けるのも仕方無い。
けれど本当の母性、父性は、実子にだけしか向かないのだろうか。
少なくとも、私は、そうは思わない。
例え亡くなった子の代わりだとしても、何も無いよりは、真っ当な母性や父性なら。
孤児には何かが有った方が、良いんじゃないだろうかね。
「すみません、僕にはまだ」
『いやいや、いつか分かってくれるなら、分からないでも構わない。ただ、在ると言う事を否定しない、それだけでも立派な事だからね』
子の将来を鑑み。
政府は子を里子に出した。
そうした死の偽装は、双方の両親、子にとっての祖父母にのみ伝えられた。
「あの、それで川中島さんのお話、と言うのは」
『姑獲鳥は本当に居るかどうか、林檎さんはどう思いますか』
「勿論、居ると思いますよ。妖怪、怪異で無かったとしても、そうした存在が居る。寧ろ居ないとする方が酷く無粋で、公序良俗に反する、反社会勢力だとすら思いますね」
《それはまた、かなりの暴論に思えるけれど》
「居ると思えばこそ、暴力的な事を行わない者が居るなら、それはつまり必要だと言う事ですから」
『ですけど、そうした怪談が必要の無い世に、すべきかと』
「理想はそうですが、その理想が叶ってから、ゆっくり衰退すべきかと。先生の1人が仰っていたんです、そうした事が無い世こそ、デストピアだって」
《反理想郷、だっただろうか》
「はい、神話も無い規則だけの世、僕には到底生きられませんから」
《君にとっては、真に死の国、と言う事だね》
「はい」
神話も神も居ない世。
有り得ない、有り得てはいけない世。
『ご馳走様でした、今日は奢らせて下さい』
《どうしたんですか、急に》
『良いと思える事がしたいんです、生きている間の恩返しを、と』
「では、お言葉に甘えて」
《ご馳走様》
『神宮寺は、仕方無いですね、奢ってあげます』
恩を売り合い、返し合い。
持ちつ持たれつ、時に情に流され、敢えて見ぬ振りをするのも他生の縁。
けれどもし、悪しき事を見逃せば。
子に、子孫に、大事にしている者に。
因果が報いるだろう。
《セッシャ、オヤカタトモウスハ、ヤゴメドリヤゴメドリ》
《まぁ、もう本当に、可愛い子》
何処かでは、猫に9つの命が有るらしい。
なら、九官鳥には、幾つの命が有るのだろうか。
《キミガタメ、オシカラザリシ、イノチサエナガクモガナト、オモイケルカナ》
《ふふふ、ありがとう、私もよヤゴメドリちゃん》
0
あなたにおすすめの小説
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ママと中学生の僕
キムラエス
大衆娯楽
「ママと僕」は、中学生編、高校生編、大学生編の3部作で、本編は中学生編になります。ママは子供の時に両親を事故で亡くしており、結婚後に夫を病気で失い、身内として残された僕に精神的に依存をするようになる。幼少期の「僕」はそのママの依存が嬉しく、素敵なママに甘える閉鎖的な生活を当たり前のことと考える。成長し、性に目覚め始めた中学生の「僕」は自分の性もママとの日常の中で処理すべきものと疑わず、ママも戸惑いながらもママに甘える「僕」に満足する。ママも僕もそうした行為が少なからず社会規範に反していることは理解しているが、ママとの甘美な繋がりは解消できずに戸惑いながらも続く「ママと中学生の僕」の営みを描いてみました。
ちょっと大人な体験談はこちらです
神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な体験談です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
痩せたがりの姫言(ひめごと)
エフ=宝泉薫
青春
ヒロインは痩せ姫。
姫自身、あるいは周囲の人たちが密かな本音をつぶやきます。
だから「姫言」と書いてひめごと。
別サイト(カクヨム)で書いている「隠し部屋のシルフィーたち」もテイストが似ているので、混ぜることにしました。
語り手も、語られる対象も、作品ごとに異なります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる