七つの大罪とパンドラの箱

昔昔あるところに大罪の名を冠した七つの村がありました。

七つの村を統括する姫巫女は神官と結婚することが決定しました。
けれど姫巫女の守護騎士で妹でもある赤毛の少女は素直に結婚をお祝いできませんでした。
何故ならば赤毛の守護騎士は姉が大好きだったので取られてしまう気持ちになったからでした。

女騎士の葛藤を嘲笑うかの様に封印されたパンドラの箱が悪魔の囁きをしました。
封印を解けば結婚式を中断させることができる。っと。

女騎士は誘惑に負けパンドラの箱を開けてしまいました。
するとパンドラの箱の中から七色の光が飛び出していきました。
結婚式会場に戻ると姉と村人が眠っていたのでした。

ああ、なんと言うことでしょう。

パンドラの箱に封印されていた七つの大罪を解き放ってしまったがために大切な姉が永遠の眠りについてしまったのです。

取り返しのつかないことをしてしまったと後悔しても後の祭り。
しくしくと悲しむ女騎士に神官の青年が提案しました。

「二人で七つの大罪を探しだしパンドラの箱に封印をしよう」と。
女騎士は神官の提案に賛同しました。

それから女騎士と神官の旅が始まりました。
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