大奥のまんまる丸姫様は

御三家から江戸城に入られましたお方が大奥の主となられて数年。生まれた子どもは男女の多少の差はあれど、盛大に祝われる大奥でにお生まれになりました丸姫。
まるい目にふっくらした愛らしいお顔から「まんまるまる姫さま」と愛されておりました。
おっとりとした気質の御母上と異なり、このまんまる姫は誰に似たのか、屋根裏に忍び込んでは御庭番の真似事をするとんでもない姫君だったのです!
「まる姫様!なりません!」傍仕えの出水の悲鳴が、今日も大奥に響き渡ります。
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