殺意増幅障害という新たな障害が当たり前になってしまった俺たちの"普通の日常"の話

暗黒神ゼブラ

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第一章平穏な日々

みんなでおでかけ

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第十四話みんなでおでかけ

俺と雫さんは依頼人を助けることが出来ず、殺し合いをみた一般の人たちも症状が出てしまい
俺と雫さんは手こずっていた時、神夜たちが助けにきた。
「天夜兄大丈夫だった? 怪我してない?」
「兄ちゃん……お姉ちゃん怪我とかあったら言ってね
神夜と翔夜が心配そうに俺に聞いてくるので、俺は
「大丈夫怪我してないから……心配してくれてありがとな」と礼を言った
気持ちが高まったままの雫さんに鸞(らん)が
「雫先輩はどうしていつも遊んでばかりなんですか!! 今回だって遊ばず本気でゴミを掃除してれば私たちが来るまえに終わったでしょ!!」
すると雫さんがキレ気味で
「じゃあ今からテメェが相手になれよ!!」
と言ったことから二人の戦いが始まった……喧嘩だよな
でも感情を溜め込みすぎるのはいけないからな、たまには吐き出してもいいよな
一時間後
「はあ、はあ鸞……テメェやるな……なあ、たまに一緒スポッチャでも行かねえか?」
「はあ、はあ……いいよ。私バッティングにも行きたいからその時は勝負しましょうよ雫先輩」
……少年漫画で殴り合った後に仲良くなるよくあるあのシーンかな?
と俺は思ったけどしばらく考えて、いや別によくあるシーンじゃないなと思い直した
すると神夜が雫さんと鸞に
「二人とも、気が済んだ? まあ気が済んでなくてもこれ全員で買い物行きませんか?
装備を整える……ってわけじゃないから経費は出ないから買いすぎないでよ……特に鸞!!」
と怒りながら言っている。
神夜が誰かにここまで言うようになるとはと驚いたら話はどんどん進んでいき
翔夜が俺に
「お兄ちゃんさっきの話聞いてなかったでしょ……駅前のスロッチョに行くみたい」
スロッチョ? ラウンドワンのスポッチャじゃないのか?
俺はたどたどしく返事をした。
そして一時間十九分後
いや~ラウンドワンですらなく本当にスロッチョって……パクリか? パクリ云々よりここ……パチンコ店じゃねえか!!
スロットのスロッチョかよ!!
「なあここパチンコ店だろ雫さんは入れても俺たち入れないだろ!!」と叫ぶと雫さんが
「何言ってるの天夜くん? 私たちの目的地はパチンコ店の隣のラウンドワンだよ」
あぁそういうこと翔夜はスポッチャのことをスロッチョって聞き間違えたのか
俺が考えていると鸞が
「スポッチャ以外にも行くんだからなるべく早く終わらせるよ」
そして俺たちはラウンドワンに入った
俺と神夜はゾンビを銃で撃って倒すゲームがあったのでそれで遊ぶことにした
翔夜は雫さんと鸞と一緒にスポッチャに行くと言っていた。
俺と神夜はそこにあるゲーム台を遊び尽くした
そしてバッティングのところに人だかりが出来ていたから何かあったのか? と思い向かったら
「見たかよあの娘たちホームラン連発してるぞ!!」
「私もすごいと思うけどその隣の小さい男の子見てよ百二十キロの球速を軽々何回も打ってる!! 逸材よ絶対球界で活躍するわよ……マークしてなきゃ損よ!!」
などの声が聞こえてきてまさかと思い見ていたら……雫さんと鸞と翔夜だった
その光景を見た神夜が
「天夜兄僕たちもやろ!!」
と言ってきたので俺たちもやることにした。
そして場面は研究者である山吹春久(やまぶきはるひさ)に変わる
私は最近殺意増幅障害というものについて研究を始めた
今私には政府から実験用の被検体を一体渡された。
拘束された被検体を渡されること自体はいいんだが…………まさか妻の正美(まさみ)が……どうして
私がどう思っても正美が被検体として渡されたことは変わらないし……治す方法が見つかるかもしれない
私はまず対話出来ないかを確かめた
「おはよう正美ごめんね縛っちゃって、もう少し我慢しててね。治ったら二人でお買い物しようね」

次回研究者の悩みお楽しみに
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