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第1幕。
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◯泉ケ丘学園のミステリー研究部室内(放課後)◯
<遠くの方で人がざわざわとしているガヤの音>
舞台の中央に机と椅子が1つ置かれている。その席に亮が座り、亮の周りに上手に灯、下手に彰が腕を組んでいる。
<亮が話すと人のガヤの音は小さくなる>
亮「……それがさぁ、最近この学園で奇妙な噂が広まっているの知ってたか?」
冷たく話す彰
彰「そんなの知るわけねぇだろう。大体誰がそんなこと言ってんだよ」
<明るい曲(灯のテーマ)が流れる>
灯は元気よく手を挙げる。
灯「はい、はぁ~い!!亮先生、その奇妙な噂なら灯ちゃんも知ってるよ」
亮「おぉ、それならば灯君その噂とやらを10文字以内で答えてくれたまえ」
灯「はぁい。えっと……ですね、この学園内で去年の秋頃に行方不明者が出たって話ですよね~」
呆れ顔の彰がツッコミを入れる。
彰「お前ら何やってんだ?」
灯と亮二人は目を合わせて頷き息を合わせて同時に話す。
灯・亮「せぇ~の。先生と生徒ごっこ!」
彰「……そんなのやって面白いか?」
灯と亮再び同時に。
灯・亮「うん!!」
<明るい曲(灯のテーマ)がフェードアウト>
3人は身振り手振りで何か世間話を小声えで話している。
上手から早歩きで進が登場。
進「き~いてくれよ~~みんなぁ~~~」
と言いながら進は下手にはける。亮は席を立ち中央よりやや上手に立つ。
亮「進さ~~~~ん何処までいくんですかぁ~~」
亮に呼ばれ、下手から進が再登場
<おちゃらけた曲(進のテーマ)が流れる>
進「いやぁ。端から端まで行き過ぎてしまったよ(笑)よ!久しぶりだな亮君、彰君、それに元ヤンキ……」
灯は進のセリフが言い終わる前に机に隠したハリセンで殴る。灯はドスの利いた声を出す。
灯「進兄!?いいかげん。その呼び方はやめろって言ってるだろう!!」
進「えぇ。いいじゃないか、君は本当に元ヤン……」
灯、再びハリセンで進を殴りかかる。それに対して進は灯からの攻撃を手で受け止めたり、避けたりしている下手の端で。亮は二人の攻防戦を見守る。
亮「また、やってるな。……あの二人飽きないのかな」
彰、溜息をついて呆れた顔をする。
彰「さぁ、知らねぇ……」
彰、進達の攻防戦を止めに灯と進の間に立つ。
彰「痴話喧嘩、そろそろ止めませんか?」
進「痴話喧嘩じゃないよ(笑)」
彰、進の持っている何かに気づき尋ねる。
彰「進さん。手に何持っているんですか?」
進「あぁ。これ?これは……手紙なんだよ!な~んか、靴箱の中に入っててさ––––」
進、手紙を読み上げる。
『今夜、学校に来い☠️(ドクロマーク)』
進「––––ってなメッセージが書いてあったんだ。ねぇ、今夜皆んなで学校に行かない?」
亮「うわぁ~。いいですね!進さん、俺行きます!!」
進「んじゃ、今夜8時半学校の校門前に集合!!」
灯・彰同時に。
灯・彰「勝手に決めんな!!」
第1幕(完)続く
<遠くの方で人がざわざわとしているガヤの音>
舞台の中央に机と椅子が1つ置かれている。その席に亮が座り、亮の周りに上手に灯、下手に彰が腕を組んでいる。
<亮が話すと人のガヤの音は小さくなる>
亮「……それがさぁ、最近この学園で奇妙な噂が広まっているの知ってたか?」
冷たく話す彰
彰「そんなの知るわけねぇだろう。大体誰がそんなこと言ってんだよ」
<明るい曲(灯のテーマ)が流れる>
灯は元気よく手を挙げる。
灯「はい、はぁ~い!!亮先生、その奇妙な噂なら灯ちゃんも知ってるよ」
亮「おぉ、それならば灯君その噂とやらを10文字以内で答えてくれたまえ」
灯「はぁい。えっと……ですね、この学園内で去年の秋頃に行方不明者が出たって話ですよね~」
呆れ顔の彰がツッコミを入れる。
彰「お前ら何やってんだ?」
灯と亮二人は目を合わせて頷き息を合わせて同時に話す。
灯・亮「せぇ~の。先生と生徒ごっこ!」
彰「……そんなのやって面白いか?」
灯と亮再び同時に。
灯・亮「うん!!」
<明るい曲(灯のテーマ)がフェードアウト>
3人は身振り手振りで何か世間話を小声えで話している。
上手から早歩きで進が登場。
進「き~いてくれよ~~みんなぁ~~~」
と言いながら進は下手にはける。亮は席を立ち中央よりやや上手に立つ。
亮「進さ~~~~ん何処までいくんですかぁ~~」
亮に呼ばれ、下手から進が再登場
<おちゃらけた曲(進のテーマ)が流れる>
進「いやぁ。端から端まで行き過ぎてしまったよ(笑)よ!久しぶりだな亮君、彰君、それに元ヤンキ……」
灯は進のセリフが言い終わる前に机に隠したハリセンで殴る。灯はドスの利いた声を出す。
灯「進兄!?いいかげん。その呼び方はやめろって言ってるだろう!!」
進「えぇ。いいじゃないか、君は本当に元ヤン……」
灯、再びハリセンで進を殴りかかる。それに対して進は灯からの攻撃を手で受け止めたり、避けたりしている下手の端で。亮は二人の攻防戦を見守る。
亮「また、やってるな。……あの二人飽きないのかな」
彰、溜息をついて呆れた顔をする。
彰「さぁ、知らねぇ……」
彰、進達の攻防戦を止めに灯と進の間に立つ。
彰「痴話喧嘩、そろそろ止めませんか?」
進「痴話喧嘩じゃないよ(笑)」
彰、進の持っている何かに気づき尋ねる。
彰「進さん。手に何持っているんですか?」
進「あぁ。これ?これは……手紙なんだよ!な~んか、靴箱の中に入っててさ––––」
進、手紙を読み上げる。
『今夜、学校に来い☠️(ドクロマーク)』
進「––––ってなメッセージが書いてあったんだ。ねぇ、今夜皆んなで学校に行かない?」
亮「うわぁ~。いいですね!進さん、俺行きます!!」
進「んじゃ、今夜8時半学校の校門前に集合!!」
灯・彰同時に。
灯・彰「勝手に決めんな!!」
第1幕(完)続く
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