宰相補佐だった青年が溺愛した少女は、神の定めたツガイの獣

 この世界には、魔法がある。
 一族由来の属性と言う物がある。
 ギフトと呼ばれる特殊な加護もある。

 あると言っても、普通に使う分には少しばかり生活が楽になるかな?程度。

 最も重要なのは、相性でこれがちょっと厄介で、属性相性ではなく神の定めた相性ってのがポイント。

 宰相補佐デリック様と婚約していた公爵令嬢フローシェリン様は、出生が曖昧で、属性的にも相性が悪い婚約者であるデリック様のことを少しだけ好きだった。 嫌いではなかった。 連れて歩くのは大好きだった。 そんな感じ? デリック様は見た目が良いからね。

 でも、王子の方がもっと好みかなぁ? とか思ったそうだ。

 で、

『デリックはフローシェリンを権力のために弄んでいるよね?』

 なんて、王子アリー様と共に婚約破棄だぁ!!ってやっちゃったわけ。
 フローシェリン様とアリー様は、属性的な相性は抜群で、色々と燃え上がっちゃったらしい。

 でも、その2人、神の定めた相性は最悪なのよね?

 国は滅びの危機とかどうとか~ってなるんだけど、

 まぁ、そんな大層な背景の中で、私ことヴェルミナは元宰相補佐のデリック様に甘やかされる訳なのですよ。

3/24 タイトル変更『変更前:宰相補佐だった青年が愛した少女は目に入れても痛くない』
24hポイント 56pt
小説 13,909 位 / 144,636件 ファンタジー 2,448 位 / 34,726件