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日常
第16話 予想外の願い事
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「っ……ぅ……」
薄い唇を噛み締めて泣き声を殺す旭陽。
真っ赤に染まった顔は、どう見ても羞恥によるものだ。
ちらりと見下ろした下肢は、量を増した透明の液体に塗れて震えている。
少量ながら、白も混じっているようだった。
初めて見る表情に見惚れながら、旭陽にも羞恥なんて感情あったんだな、なんて頭の隅に過ぎった。
悪かったとは僅かたりとも過ぎらない。充実感はたっぷりと感じている。
……大丈夫か、俺。
そりゃ手心とか加える必要はない相手だけど、それにしたって日々欲がエスカレートしていってないか。
「そんなに嫌だったか?」
自分の感情に危機感を覚えて、何も考えずに尋ねてしまった。
途端、旭陽の眼光が鋭くなる。長年見慣れていた、獣じみた獰猛な目付きだ。
あ、やばい。
「~~やめろっつっただろうがッッ!!」
怒号と共に、腹部に重い蹴りの一撃が叩き込まれた。
「――――ッ゛……!? ……っ!!」
予想外に痛くて、旭陽の両手を掴んだまま身悶えしてしまう。
嘘だろ!?
この馬鹿みたいに頑丈な体にこれだけ痛いと思わせるって、人間が繰り出して良い一撃じゃないぞ!
魔王の贄が強化されるのって、体力だけじゃなかったのか? 攻撃面まで強化してどうするんだよ……!
「本気で嫌がってるかどうかの区別も付かねえのか、お前は……!」
悶えている俺に、旭陽がもう一撃食らわせようとする。
咄嗟に浮いている足を掴み、ぐいと押し上げて旭陽の胸板に太腿を押し付けさせた。
ああ、腹が立つ。俺のなのに、反抗どころか攻撃してくるとか。
じくじくと痛む腹が怒りを連れてくる。
でも同じだけ、興奮もしていた。
「っぅ、く……っ」
肌が擦れ合う感触に、旭陽がぶるりと身を震わせた。
その耳元に口を近付け、そっと囁く。
「さっきが本気で嫌なら……今までは、全部嫌じゃなかったってこと?」
「っ!? そ……ういう意味、じゃ……ッ、ン!」
乱れる吐息を抑えずに吹き込んだ言葉に、逞しい肩が跳ねた。
否定の声を遮ろうと、形の良い耳に舌を這わせてみた。
案の定、最後まで言い切れずに目を瞑って快感に耐えている。
心底嫌なことは物理的に排除しようとするだけの力が残ってると、旭陽は今し方自分で証明した。
それなのにいつも俺が触れても振り払おうとするくらいで、明確な攻撃はさっきが初めてだ。
つまり、いつもは嫌がってても心底からの拒否じゃないってことだよな。そういうことだよな……!?
まあイきすぎてぐちゃぐちゃになってる時は、本気で嫌でも力が出ないのかもしれないけど。
少なくとも、今はそうじゃない。
「っふ……ぅ、あッああっ……ッ」
――ああ、やっぱり。
耳の孔に舌を突っ込んで掻き回すと、旭陽が嫌がって顔を振ってくる。
両手と片足を捕まえているとはいえ、残った片足だけで簡単に人間を吹っ飛ばせる男だ。
でもそうしてはこない。
心の底から拒絶してるわけではない、ってことだ。
まあ人間相手だと、どれだけ頑張っても俺にされるのと同じだけの快感は味わえないだろうし。
旭陽自身は屈辱でも、体はもう俺に犯されないと満足できないって、頭の何処かで理解してるのかもしれない。
「ッぁ、やめっ、晃! 見っ――ッ、……触、んな……ッ」
片足を上げさせていることで、ひくつくアナルが俺の前に晒されている。
顔を近付ければ、吐息が触れただけで旭陽の腰が震えだした。
ああ、見るだけじゃ済まないって理解してるのか。
でもさ、そういうのはお強請りの言葉にしか聞こえないんだって。
「ッあ、あぅっ!」
ひくひくと誘ってきている場所へ舌を差し込むと、震えていた腰がびくりと跳ねた。
熱い腸壁に舌を擦り付け、唾液を内部に流し込んでいく。
「っぅ、んンあっ……あッ、ぁ、んうっ! ひあ……っ」
ナカにたっぷりと唾液を流し込み、入口に唇を押し付ける。
昨日のことを思い出したのか、体内を舐られる感覚に耐えていた男の呼吸が跳ねた。
警戒して身を固くしている旭陽の中でぐるりと舌を回転させ、一度深く押し込んでから引き抜く。
「っンぁうッ」
甘い声で啼いた男に笑って、掴み続けていた両手を離した。
「っ……あき、ら?」
旭陽が頭上を見上げ、突然の解放に目を丸くする。
答えは返さず、すぐにまた太い手首を掴み直した。
「旭陽、挿れて欲しい?」
「っは、はぁっ……、あ?」
両腕を旭陽の背面に回させながら尋ねると、呼吸を整えようとしている男が不可解げに眉を寄せた。
手首の腫れ具合を撫でて確かめ、両手が後ろに回っている状態でまた手枷を嵌めさせる。
腕に気を取られているうちに、またアナルへ顔を寄せた。
気付いた旭陽が小さく息を飲む。
「ッ、まっ……!」
鋭い制止の声。
無視して牙を突き当て、溢れ出した血を喉奥に流し込む。
「あ゛あアア゛あぁッッ!!」
もうすっかり性感帯の一つと化した場所へまた直接催淫効果を注がれて、連日の行為で掠れたままの声が悲鳴を上げた。
ぶしゃりと噴き上がった白濁が、俺の服にも飛んで染みを作る。
「っあ、はっ、はあっ、ぁっ、アッ! あうッ、んぅうっ! っ、た……ッ、ま、た、ぁっ……!」
ぶわりとまた黄金に涙が浮かんで、ぼたぼたと溢れ出した。
また噛んだ、と泣きながら呻いている。
思わず宥めるように目尻へ口付けを落としていた。
一瞬、旭陽の肩から僅かに力が抜けた。
それも、頬や耳にキスしながら首筋へと移動していくまでのことだったが。
すぐにまた全身を緊張させて身を捩っている。
「ぁっ、はあっ、ゃっあぅ……っ」
また吸血されると思ったのか、首を振って制止してきた。
「俺に噛まれるのは、嫌か?」
やっぱり暴力的ではない否定だ。
それ、感じすぎて力が出ねえの? それとも、頭は嫌がってても体が欲しがってる?
後者を期待しながら声をかける。まだ理性は残っているように見えるから、今はすぐに否定されるだろうけど。
そう予想していたのに、即座の拒否が返ってこない。
見下ろす先の黄金は、何処か困惑した様子で揺らいでいた。
「……旭陽?」
重ねて声をかければ、びくりと肩が揺れた。
「っあ……き、ら……ッ」
ぶるぶると全身を震わせながら、何処か不安そうな目で旭陽が俺を見上げてくる。
どうしたと言葉で尋ねる変わりに、肩口へと歯型を残してやる。
「ぃ゛っ……!」
牙以外で噛み付いた時には痛覚は消えない。突然の痛みに旭陽が低く唸った。
既に淫毒の回り始めている体は、それすらも悦んで大量の先走りを溢れさせているが。
「どうなんだ、旭陽」
会話どころではない状態だと理解した上で、意地悪く尋ねた。
涙に濡れた黄金が俺を見上げて、肩口へと額を押し付けてくる。
「っ……?」
「……っく、な……」
驚きに俺が動きを止めると、完全に俺の肩口へ旭陽の顔が埋まった。
表情の見えなくなった男が、途切れ途切れに呻く。
「ッ……い……く、なっ……ぃ、挿れてい、からっ……! も、っおいて、いくな……!」
薄い唇を噛み締めて泣き声を殺す旭陽。
真っ赤に染まった顔は、どう見ても羞恥によるものだ。
ちらりと見下ろした下肢は、量を増した透明の液体に塗れて震えている。
少量ながら、白も混じっているようだった。
初めて見る表情に見惚れながら、旭陽にも羞恥なんて感情あったんだな、なんて頭の隅に過ぎった。
悪かったとは僅かたりとも過ぎらない。充実感はたっぷりと感じている。
……大丈夫か、俺。
そりゃ手心とか加える必要はない相手だけど、それにしたって日々欲がエスカレートしていってないか。
「そんなに嫌だったか?」
自分の感情に危機感を覚えて、何も考えずに尋ねてしまった。
途端、旭陽の眼光が鋭くなる。長年見慣れていた、獣じみた獰猛な目付きだ。
あ、やばい。
「~~やめろっつっただろうがッッ!!」
怒号と共に、腹部に重い蹴りの一撃が叩き込まれた。
「――――ッ゛……!? ……っ!!」
予想外に痛くて、旭陽の両手を掴んだまま身悶えしてしまう。
嘘だろ!?
この馬鹿みたいに頑丈な体にこれだけ痛いと思わせるって、人間が繰り出して良い一撃じゃないぞ!
魔王の贄が強化されるのって、体力だけじゃなかったのか? 攻撃面まで強化してどうするんだよ……!
「本気で嫌がってるかどうかの区別も付かねえのか、お前は……!」
悶えている俺に、旭陽がもう一撃食らわせようとする。
咄嗟に浮いている足を掴み、ぐいと押し上げて旭陽の胸板に太腿を押し付けさせた。
ああ、腹が立つ。俺のなのに、反抗どころか攻撃してくるとか。
じくじくと痛む腹が怒りを連れてくる。
でも同じだけ、興奮もしていた。
「っぅ、く……っ」
肌が擦れ合う感触に、旭陽がぶるりと身を震わせた。
その耳元に口を近付け、そっと囁く。
「さっきが本気で嫌なら……今までは、全部嫌じゃなかったってこと?」
「っ!? そ……ういう意味、じゃ……ッ、ン!」
乱れる吐息を抑えずに吹き込んだ言葉に、逞しい肩が跳ねた。
否定の声を遮ろうと、形の良い耳に舌を這わせてみた。
案の定、最後まで言い切れずに目を瞑って快感に耐えている。
心底嫌なことは物理的に排除しようとするだけの力が残ってると、旭陽は今し方自分で証明した。
それなのにいつも俺が触れても振り払おうとするくらいで、明確な攻撃はさっきが初めてだ。
つまり、いつもは嫌がってても心底からの拒否じゃないってことだよな。そういうことだよな……!?
まあイきすぎてぐちゃぐちゃになってる時は、本気で嫌でも力が出ないのかもしれないけど。
少なくとも、今はそうじゃない。
「っふ……ぅ、あッああっ……ッ」
――ああ、やっぱり。
耳の孔に舌を突っ込んで掻き回すと、旭陽が嫌がって顔を振ってくる。
両手と片足を捕まえているとはいえ、残った片足だけで簡単に人間を吹っ飛ばせる男だ。
でもそうしてはこない。
心の底から拒絶してるわけではない、ってことだ。
まあ人間相手だと、どれだけ頑張っても俺にされるのと同じだけの快感は味わえないだろうし。
旭陽自身は屈辱でも、体はもう俺に犯されないと満足できないって、頭の何処かで理解してるのかもしれない。
「ッぁ、やめっ、晃! 見っ――ッ、……触、んな……ッ」
片足を上げさせていることで、ひくつくアナルが俺の前に晒されている。
顔を近付ければ、吐息が触れただけで旭陽の腰が震えだした。
ああ、見るだけじゃ済まないって理解してるのか。
でもさ、そういうのはお強請りの言葉にしか聞こえないんだって。
「ッあ、あぅっ!」
ひくひくと誘ってきている場所へ舌を差し込むと、震えていた腰がびくりと跳ねた。
熱い腸壁に舌を擦り付け、唾液を内部に流し込んでいく。
「っぅ、んンあっ……あッ、ぁ、んうっ! ひあ……っ」
ナカにたっぷりと唾液を流し込み、入口に唇を押し付ける。
昨日のことを思い出したのか、体内を舐られる感覚に耐えていた男の呼吸が跳ねた。
警戒して身を固くしている旭陽の中でぐるりと舌を回転させ、一度深く押し込んでから引き抜く。
「っンぁうッ」
甘い声で啼いた男に笑って、掴み続けていた両手を離した。
「っ……あき、ら?」
旭陽が頭上を見上げ、突然の解放に目を丸くする。
答えは返さず、すぐにまた太い手首を掴み直した。
「旭陽、挿れて欲しい?」
「っは、はぁっ……、あ?」
両腕を旭陽の背面に回させながら尋ねると、呼吸を整えようとしている男が不可解げに眉を寄せた。
手首の腫れ具合を撫でて確かめ、両手が後ろに回っている状態でまた手枷を嵌めさせる。
腕に気を取られているうちに、またアナルへ顔を寄せた。
気付いた旭陽が小さく息を飲む。
「ッ、まっ……!」
鋭い制止の声。
無視して牙を突き当て、溢れ出した血を喉奥に流し込む。
「あ゛あアア゛あぁッッ!!」
もうすっかり性感帯の一つと化した場所へまた直接催淫効果を注がれて、連日の行為で掠れたままの声が悲鳴を上げた。
ぶしゃりと噴き上がった白濁が、俺の服にも飛んで染みを作る。
「っあ、はっ、はあっ、ぁっ、アッ! あうッ、んぅうっ! っ、た……ッ、ま、た、ぁっ……!」
ぶわりとまた黄金に涙が浮かんで、ぼたぼたと溢れ出した。
また噛んだ、と泣きながら呻いている。
思わず宥めるように目尻へ口付けを落としていた。
一瞬、旭陽の肩から僅かに力が抜けた。
それも、頬や耳にキスしながら首筋へと移動していくまでのことだったが。
すぐにまた全身を緊張させて身を捩っている。
「ぁっ、はあっ、ゃっあぅ……っ」
また吸血されると思ったのか、首を振って制止してきた。
「俺に噛まれるのは、嫌か?」
やっぱり暴力的ではない否定だ。
それ、感じすぎて力が出ねえの? それとも、頭は嫌がってても体が欲しがってる?
後者を期待しながら声をかける。まだ理性は残っているように見えるから、今はすぐに否定されるだろうけど。
そう予想していたのに、即座の拒否が返ってこない。
見下ろす先の黄金は、何処か困惑した様子で揺らいでいた。
「……旭陽?」
重ねて声をかければ、びくりと肩が揺れた。
「っあ……き、ら……ッ」
ぶるぶると全身を震わせながら、何処か不安そうな目で旭陽が俺を見上げてくる。
どうしたと言葉で尋ねる変わりに、肩口へと歯型を残してやる。
「ぃ゛っ……!」
牙以外で噛み付いた時には痛覚は消えない。突然の痛みに旭陽が低く唸った。
既に淫毒の回り始めている体は、それすらも悦んで大量の先走りを溢れさせているが。
「どうなんだ、旭陽」
会話どころではない状態だと理解した上で、意地悪く尋ねた。
涙に濡れた黄金が俺を見上げて、肩口へと額を押し付けてくる。
「っ……?」
「……っく、な……」
驚きに俺が動きを止めると、完全に俺の肩口へ旭陽の顔が埋まった。
表情の見えなくなった男が、途切れ途切れに呻く。
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