72 / 107
イベント等
晃生誕3 お前に拒まれないこと
しおりを挟む
「──~~~ッ゛っ……!!」
ガクンッ、と一層大きく褐色が跳ね上がる。力が抜けそうになった体を抱き締めて、腰を強く突き上げた。
「──ッん゛ぅウっ!」
布の遮りがなくなった雄が、びしゃりと勢いよく精を散らす。
今失神してたのか、旭陽。意識飛ぶほど感じてくれてるの、いつも嬉しいな。
「ッァ゛、ひっ、ヒゥッうン゛んーーっ! ぁぐッ、ぅ゛、んっン゛ー……っ!」
がくがくと震える体を腕の中に閉じ込めて、殆ど悲鳴の嬌声を全部俺の中に飲み込んでいく。いつの間にか足音も気配も遠ざかって消えてたけど、旭陽の感じきった声が咥内に響いてくるのが嬉しくてますます奥へと舌を伸ばしてしまう。
「っふ、ァ、あ゛っ、ぁ゛──……っ!」
喉口を執拗に舐っていれば、不規則に痙攣する男がぷしゃりと粘度のない体液を吹いた。
今、キスで潮吹いた? はは、かあわい。
「っぃ゛……! ゥ、あッ、ぁア゛ッ」
片手が伸びてきて、首筋に絡み付いた。押し退けようとするんじゃなく縋ってきてくれるのは、いつだって嬉しい。でももう片手は……ああ、そうだった。
不安定な体を突き上げる度に、ごりごりと挿入ったままの旭陽の指が腸壁を自ら刺激している。その手に指を絡め、少し強引に引き抜かせた。
「っぁ゛ひッ」
ビクッと跳ねた旭陽が、また精液を滴らせた。ぼたぼたと涙を落としてるけど、引き攣ってた呼吸は少し柔らかくなってる。
そりゃ俺だけで限界以上に拡げられてるのに、それ以上の質量を咥えこまされたら苦しかったよな。ごめん。
謝罪を込めて髪へキスすれば、目を細めた男がほぅと淡い吐息を零した。
う、か、かわいい……
旭陽の僅かな仕草だけで、放置されてた寂しさはもうすっかり満たされてしまった。
「……旭陽」
「っぁ、あ……?」
柱に身を預けて半ば目を伏せている男に、揺らさないよう気を付けながら声を掛ける。ゆっくりと目を開いた旭陽が、俺を見据えて微かに頭を傾けた。
帰ってくるなり、いきなり抱き込まれて室内でもない場所で犯されてるのに。舐めるのを嫌がられたくらいで、旭陽は相変わらず俺を拒否してこない。
「……さっき、何か言いかけてただろ」
「っあ……ン、んんあ……っ」
旭陽が俺を拒まないでいてくれるのに、俺が旭陽の声を遮ってどうするんだ。
反省しながら尋ねてみれば、ゆらりと黄金が揺れた。
俺に掴まれたままの手を動かそうとしているが、身動いだだけで強い快感に震えを大きくしている。
「ん……ごめん、後にしような。先にいっぱいイってからにしよ」
「ッそ、れ、起き……って、らんねっ……ッヒぁあ!」
だめ、と首を振ろうとする男の奥に先端を押し付ける。触れられただけでもびしゃっと精を吐き出す旭陽に笑って、また口を深く塞いでいった。
失神してもいいだろ。お前が起きるまで、ちゃんと待ってる。離れたりせずに、隣でお前が起きるのを待ってるから。
「ッヒ──っぐ、ぅ、ウッ……!」
背中を柱から引き離し、俺に凭れ掛からせる。自重が更にかかったのか、触れるだけだった場所へ僅かに切っ先がめり込むのを感じた。
ぐぅと呻いた男が、目を見開いてぼたぼたと止まらない涙を落とす。
それでも首を振ることもなく、両腕で首筋を掻き抱かれた。
「っふ、ぅウうう゛っ! ぁっ、アッ……~~ィ゛あぁアあ゛ーーッっ!!」
ごちゅんと湿った音が響いて、鎖されていた場所を俺が抉じ開ける。ガクガクと激しく跳ねた体が、勢い良く白濁を噴き上げた。
「っぁ、さひ……っ」
「ヒっぃ゛っ、ィい゛……っ! かっ……ッァ゛、あ……っ!」
熱い襞に歓迎されて、俺も旭陽のナカに欲を吐き出す。心配して待ち侘びていた精神の影響か、いつにも増して量が多い。
激しく結腸の奥を熱液で掻き回されている男が、一瞬で瞳の焦点を失った。
打たれたように仰け反った背筋を支え、小刻みに震えている体を支える。伸びきっている舌を根元から絡め取り、唾液を啜って何度も歯を食い込ませる。
「っひゃう゛ッ、ゥ、あっ、ぁんんッ」
旭陽の味を飲み込むたび、汗を滴らせる褐色がびくびくと痙攣した。
びしゃびしゃと噴き零れ続ける精が、揃いの服をどろどろに濡らしていく。
イき続けて苦しいだろうに、旭陽は俺の首筋に腕を巻き付けてひたすら耐えている。
可愛い。頬が緩んだ瞬間、旭陽の片手が俺の首筋から離れた。
「っ……?」
どうしたのか、思わず視線で追い掛ける。
「っふ、ぅ、んう……っ」
激しい絶頂に指先まで痙攣させながら、ゆっくりと褐色の胸板を旭陽の手が辿る。もうとっくに服の裾は薄い唇から離れてしまっているが、半端にめくれた状態は維持されていた。
片胸だけ晒されている体を長い指が滑り、ぷくりと硬く尖っている乳首まで辿り着く。
「ッヒぁ!」
俺の強い視線を浴びている中、淡い色付きの突起を褐色が摘み上げた。
ガクンッ、と一層大きく褐色が跳ね上がる。力が抜けそうになった体を抱き締めて、腰を強く突き上げた。
「──ッん゛ぅウっ!」
布の遮りがなくなった雄が、びしゃりと勢いよく精を散らす。
今失神してたのか、旭陽。意識飛ぶほど感じてくれてるの、いつも嬉しいな。
「ッァ゛、ひっ、ヒゥッうン゛んーーっ! ぁぐッ、ぅ゛、んっン゛ー……っ!」
がくがくと震える体を腕の中に閉じ込めて、殆ど悲鳴の嬌声を全部俺の中に飲み込んでいく。いつの間にか足音も気配も遠ざかって消えてたけど、旭陽の感じきった声が咥内に響いてくるのが嬉しくてますます奥へと舌を伸ばしてしまう。
「っふ、ァ、あ゛っ、ぁ゛──……っ!」
喉口を執拗に舐っていれば、不規則に痙攣する男がぷしゃりと粘度のない体液を吹いた。
今、キスで潮吹いた? はは、かあわい。
「っぃ゛……! ゥ、あッ、ぁア゛ッ」
片手が伸びてきて、首筋に絡み付いた。押し退けようとするんじゃなく縋ってきてくれるのは、いつだって嬉しい。でももう片手は……ああ、そうだった。
不安定な体を突き上げる度に、ごりごりと挿入ったままの旭陽の指が腸壁を自ら刺激している。その手に指を絡め、少し強引に引き抜かせた。
「っぁ゛ひッ」
ビクッと跳ねた旭陽が、また精液を滴らせた。ぼたぼたと涙を落としてるけど、引き攣ってた呼吸は少し柔らかくなってる。
そりゃ俺だけで限界以上に拡げられてるのに、それ以上の質量を咥えこまされたら苦しかったよな。ごめん。
謝罪を込めて髪へキスすれば、目を細めた男がほぅと淡い吐息を零した。
う、か、かわいい……
旭陽の僅かな仕草だけで、放置されてた寂しさはもうすっかり満たされてしまった。
「……旭陽」
「っぁ、あ……?」
柱に身を預けて半ば目を伏せている男に、揺らさないよう気を付けながら声を掛ける。ゆっくりと目を開いた旭陽が、俺を見据えて微かに頭を傾けた。
帰ってくるなり、いきなり抱き込まれて室内でもない場所で犯されてるのに。舐めるのを嫌がられたくらいで、旭陽は相変わらず俺を拒否してこない。
「……さっき、何か言いかけてただろ」
「っあ……ン、んんあ……っ」
旭陽が俺を拒まないでいてくれるのに、俺が旭陽の声を遮ってどうするんだ。
反省しながら尋ねてみれば、ゆらりと黄金が揺れた。
俺に掴まれたままの手を動かそうとしているが、身動いだだけで強い快感に震えを大きくしている。
「ん……ごめん、後にしような。先にいっぱいイってからにしよ」
「ッそ、れ、起き……って、らんねっ……ッヒぁあ!」
だめ、と首を振ろうとする男の奥に先端を押し付ける。触れられただけでもびしゃっと精を吐き出す旭陽に笑って、また口を深く塞いでいった。
失神してもいいだろ。お前が起きるまで、ちゃんと待ってる。離れたりせずに、隣でお前が起きるのを待ってるから。
「ッヒ──っぐ、ぅ、ウッ……!」
背中を柱から引き離し、俺に凭れ掛からせる。自重が更にかかったのか、触れるだけだった場所へ僅かに切っ先がめり込むのを感じた。
ぐぅと呻いた男が、目を見開いてぼたぼたと止まらない涙を落とす。
それでも首を振ることもなく、両腕で首筋を掻き抱かれた。
「っふ、ぅウうう゛っ! ぁっ、アッ……~~ィ゛あぁアあ゛ーーッっ!!」
ごちゅんと湿った音が響いて、鎖されていた場所を俺が抉じ開ける。ガクガクと激しく跳ねた体が、勢い良く白濁を噴き上げた。
「っぁ、さひ……っ」
「ヒっぃ゛っ、ィい゛……っ! かっ……ッァ゛、あ……っ!」
熱い襞に歓迎されて、俺も旭陽のナカに欲を吐き出す。心配して待ち侘びていた精神の影響か、いつにも増して量が多い。
激しく結腸の奥を熱液で掻き回されている男が、一瞬で瞳の焦点を失った。
打たれたように仰け反った背筋を支え、小刻みに震えている体を支える。伸びきっている舌を根元から絡め取り、唾液を啜って何度も歯を食い込ませる。
「っひゃう゛ッ、ゥ、あっ、ぁんんッ」
旭陽の味を飲み込むたび、汗を滴らせる褐色がびくびくと痙攣した。
びしゃびしゃと噴き零れ続ける精が、揃いの服をどろどろに濡らしていく。
イき続けて苦しいだろうに、旭陽は俺の首筋に腕を巻き付けてひたすら耐えている。
可愛い。頬が緩んだ瞬間、旭陽の片手が俺の首筋から離れた。
「っ……?」
どうしたのか、思わず視線で追い掛ける。
「っふ、ぅ、んう……っ」
激しい絶頂に指先まで痙攣させながら、ゆっくりと褐色の胸板を旭陽の手が辿る。もうとっくに服の裾は薄い唇から離れてしまっているが、半端にめくれた状態は維持されていた。
片胸だけ晒されている体を長い指が滑り、ぷくりと硬く尖っている乳首まで辿り着く。
「ッヒぁ!」
俺の強い視線を浴びている中、淡い色付きの突起を褐色が摘み上げた。
0
あなたにおすすめの小説
魔王の息子を育てることになった俺の話
お鮫
BL
俺が18歳の時森で少年を拾った。その子が将来魔王になることを知りながら俺は今日も息子としてこの子を育てる。そう決意してはや数年。
「今なんつった?よっぽど死にたいんだね。そんなに俺と離れたい?」
現在俺はかわいい息子に殺害予告を受けている。あれ、魔王は?旅に出なくていいの?とりあえず放してくれません?
魔王になる予定の男と育て親のヤンデレBL
BLは初めて書きます。見ずらい点多々あるかと思いますが、もしありましたら指摘くださるとありがたいです。
BL大賞エントリー中です。
弟勇者と保護した魔王に狙われているので家出します。
あじ/Jio
BL
父親に殴られた時、俺は前世を思い出した。
だが、前世を思い出したところで、俺が腹違いの弟を嫌うことに変わりはない。
よくある漫画や小説のように、断罪されるのを回避するために、弟と仲良くする気は毛頭なかった。
弟は600年の眠りから醒めた魔王を退治する英雄だ。
そして俺は、そんな弟に嫉妬して何かと邪魔をしようとするモブ悪役。
どうせ互いに相容れない存在だと、大嫌いな弟から離れて辺境の地で過ごしていた幼少期。
俺は眠りから醒めたばかりの魔王を見つけた。
そして時が過ぎた今、なぜか弟と魔王に執着されてケツ穴を狙われている。
◎1話完結型になります
やっと退場できるはずだったβの悪役令息。ワンナイトしたらΩになりました。
毒島醜女
BL
目が覚めると、妻であるヒロインを虐げた挙句に彼女の運命の番である皇帝に断罪される最低最低なモラハラDV常習犯の悪役夫、イライ・ロザリンドに転生した。
そんな最期は絶対に避けたいイライはヒーローとヒロインの仲を結ばせつつ、ヒロインと円満に別れる為に策を練った。
彼の努力は実り、主人公たちは結ばれ、イライはお役御免となった。
「これでやっと安心して退場できる」
これまでの自分の努力を労うように酒場で飲んでいたイライは、いい薫りを漂わせる男と意気投合し、彼と一夜を共にしてしまう。
目が覚めると罪悪感に襲われ、すぐさま宿を去っていく。
「これじゃあ原作のイライと変わらないじゃん!」
その後体調不良を訴え、医師に診てもらうととんでもない事を言われたのだった。
「あなた……Ωになっていますよ」
「へ?」
そしてワンナイトをした男がまさかの国の英雄で、まさかまさか求愛し公開プロポーズまでして来て――
オメガバースの世界で運命に導かれる、強引な俺様α×頑張り屋な元悪役令息の元βのΩのラブストーリー。
お兄ちゃんができた!!
くものらくえん
BL
ある日お兄ちゃんができた悠は、そのかっこよさに胸を撃ち抜かれた。
お兄ちゃんは律といい、悠を過剰にかわいがる。
「悠くんはえらい子だね。」
「よしよ〜し。悠くん、いい子いい子♡」
「ふふ、かわいいね。」
律のお兄ちゃんな甘さに逃げたり、逃げられなかったりするあまあま義兄弟ラブコメ♡
「お兄ちゃん以外、見ないでね…♡」
ヤンデレ一途兄 律×人見知り純粋弟 悠の純愛ヤンデレラブ。
推しの完璧超人お兄様になっちゃった
紫 もくれん
BL
『君の心臓にたどりつけたら』というゲーム。体が弱くて一生の大半をベットの上で過ごした僕が命を賭けてやり込んだゲーム。
そのクラウス・フォン・シルヴェスターという推しの大好きな完璧超人兄貴に成り代わってしまった。
ずっと好きで好きでたまらなかった推し。その推しに好かれるためならなんだってできるよ。
そんなBLゲーム世界で生きる僕のお話。
性悪なお嬢様に命令されて泣く泣く恋敵を殺りにいったらヤられました
まりも13
BL
フワフワとした酩酊状態が薄れ、僕は気がつくとパンパンパン、ズチュッと卑猥な音をたてて激しく誰かと交わっていた。
性悪なお嬢様の命令で恋敵を泣く泣く殺りに行ったら逆にヤラれちゃった、ちょっとアホな子の話です。
(ムーンライトノベルにも掲載しています)
【完結】白豚王子に転生したら、前世の恋人が敵国の皇帝となって病んでました
志麻友紀
BL
「聖女アンジェラよ。お前との婚約は破棄だ!」
そう叫んだとたん、白豚王子ことリシェリード・オ・ルラ・ラルランドの前世の記憶とそして聖女の仮面を被った“魔女”によって破滅する未来が視えた。
その三ヶ月後、民の怒声のなか、リシェリードは処刑台に引き出されていた。
罪人をあらわす顔を覆うずた袋が取り払われたとき、人々は大きくどよめいた。
無様に太っていた白豚王子は、ほっそりとした白鳥のような美少年になっていたのだ。
そして、リシェリードは宣言する。
「この死刑執行は中止だ!」
その瞬間、空に雷鳴がとどろき、処刑台は粉々となった。
白豚王子様が前世の記憶を思い出した上に、白鳥王子へと転身して無双するお話です。ざまぁエンドはなしよwハッピーエンドです。
ムーンライトノベルズさんにも掲載しています。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる