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本編
54話『えげつない付与』
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康煕によって作られた宿泊施設『ユルタ』は、現世でいう遊牧民の為の家である。
見た目だけで判断するのなら、平民の中にも少しだけ裕福な者が住まうような感じである。
ただ、扉を潜ると中は暖かく広く過ごしやすい。
外観は質素な感じにしておき、家具は康煕のバッグから、日本にある羽毛100%高級感溢れる寝具や質の良いテーブルや椅子で快適に休めるように設置した。
宿泊客用ユルタは、ウールから出来ているフェルトが温かみのある素材で、こちらでは大変珍しく貴重な素材だ。
そんな貴重な素材をこの世界の住人が見過ごすはずはない。
ならば、罠を幾重にも張っておくのが無難だろう。
まずは、宿に関する物自体に固定魔法を掛け取り外し出来ないようにする。
次に、寝起きは普通に出来るが持ち運びしようとすると重力がかかり重くなるように設定。
最後に、無理やり持ち逃げする場合のみ麻痺・猛毒・魔獣を誘き寄せるフェロモン(魔獣や魔物にしか判らない香り)を強制的にかかるようにしておく。
出入り口には、常に隠蔽でGPS発動させ一度潜れば解除出来ないようにし、全て俺の監視下に置く。
それとは別に輪姦部屋も用意しておこう。
魔獣を使って、阿呆なことをする輩を仕置きする場所だ。
防音MAX・打撃&魔法攻撃は無効にし、魔獣が満足したら解放するでいいな。
最初から待機させておくのが一番有効的だな・・・。
そこそこ広げる必要があるが・・・まぁ、そこは気にしたら負けだな。
通常のユルタよりも広さも高さも最大級のを作った。
そこに魔獣を誘き寄せ威圧で絶対服従させた康煕は、従えた魔物らに命令した。
「これから先、この草原に建てられた宿に多種多様な輩が泊りにくることになる。物珍しい素材なだけに無理やり奪おうと行動を起こす者も出てくるだろう。その時は、お前らが下衆共をこの中で殺さず快楽で蹂躙しろ。お前らが満足するまで外に出すなよ?」
魔獣らは、射殺されんばかりの視線に無言で頷いた。
外に出ると最後の仕上げとばかりに康煕に従えた魔物のみが開閉できる重厚な扉を取り付け、気配を隠蔽したのだった。
見た目だけで判断するのなら、平民の中にも少しだけ裕福な者が住まうような感じである。
ただ、扉を潜ると中は暖かく広く過ごしやすい。
外観は質素な感じにしておき、家具は康煕のバッグから、日本にある羽毛100%高級感溢れる寝具や質の良いテーブルや椅子で快適に休めるように設置した。
宿泊客用ユルタは、ウールから出来ているフェルトが温かみのある素材で、こちらでは大変珍しく貴重な素材だ。
そんな貴重な素材をこの世界の住人が見過ごすはずはない。
ならば、罠を幾重にも張っておくのが無難だろう。
まずは、宿に関する物自体に固定魔法を掛け取り外し出来ないようにする。
次に、寝起きは普通に出来るが持ち運びしようとすると重力がかかり重くなるように設定。
最後に、無理やり持ち逃げする場合のみ麻痺・猛毒・魔獣を誘き寄せるフェロモン(魔獣や魔物にしか判らない香り)を強制的にかかるようにしておく。
出入り口には、常に隠蔽でGPS発動させ一度潜れば解除出来ないようにし、全て俺の監視下に置く。
それとは別に輪姦部屋も用意しておこう。
魔獣を使って、阿呆なことをする輩を仕置きする場所だ。
防音MAX・打撃&魔法攻撃は無効にし、魔獣が満足したら解放するでいいな。
最初から待機させておくのが一番有効的だな・・・。
そこそこ広げる必要があるが・・・まぁ、そこは気にしたら負けだな。
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そこに魔獣を誘き寄せ威圧で絶対服従させた康煕は、従えた魔物らに命令した。
「これから先、この草原に建てられた宿に多種多様な輩が泊りにくることになる。物珍しい素材なだけに無理やり奪おうと行動を起こす者も出てくるだろう。その時は、お前らが下衆共をこの中で殺さず快楽で蹂躙しろ。お前らが満足するまで外に出すなよ?」
魔獣らは、射殺されんばかりの視線に無言で頷いた。
外に出ると最後の仕上げとばかりに康煕に従えた魔物のみが開閉できる重厚な扉を取り付け、気配を隠蔽したのだった。
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