蒼穹の守翼 風の戦闘機隊
戦闘機の高速化競争に遅れをとった帝国海軍はその差を一気に埋めるべくこれまでの格闘性能重視の軽戦思想から重戦思想へと舵を切る。
その結果生まれたのが「一二試艦戦」として開発された「烈風」だった。
それは前方視界と翼面荷重をガン無視した、極端から極端に走る日本民族が持つ、格好いいかどうかは別としてひとつの生き様の写し鏡でもあった。
やがて開戦。
日本の運命を背負い「烈風」や「強風」といった「風」の名を持つ護国の翼が連合国の戦闘機群を、そして太平洋艦隊を迎え撃つ。
その結果生まれたのが「一二試艦戦」として開発された「烈風」だった。
それは前方視界と翼面荷重をガン無視した、極端から極端に走る日本民族が持つ、格好いいかどうかは別としてひとつの生き様の写し鏡でもあった。
やがて開戦。
日本の運命を背負い「烈風」や「強風」といった「風」の名を持つ護国の翼が連合国の戦闘機群を、そして太平洋艦隊を迎え撃つ。
第一章 風の戦闘機
第二章 フィリピン航空戦
第三章 ウェーク島沖海戦
第四章 マーシャル沖海戦
第五章 インド洋作戦
第六章 オアフ島航空戦
第七章 帝都防空戦
第八章 マリアナ決戦
エピローグ
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