冬の奇跡 〜改稿中〜

死にたい僕と生きたい君。

僕はある冬の朝、誰にも言わず大学を辞めた。

日常を離れてから見ても見慣れた風景は僕にとって地獄だった。

僕はこの世界では生きられない。

生きる理由も。
生きていて、いい事もない。

そんな僕は自殺を考えるが勇気が出ずに終わる。


貯金を切り崩しながら生活し始めて1ヶ月。

雪の降る寒い夜、

僕は菖蒲 雪と出会う。

彼女は中学生の頃、
家族を事故でなくし、大病を患っていた。


一人で、闘っていたのだ。



僕と彼女が次第に距離を縮めていく。


ある、雪の降る寒い夜、

強いと思っていた彼女の弱さを見る。
僕はどうすることも出来ず、ただ横にいることしか出来なかった。

彼女を蝕む病は、彼女の命まで奪おうとしていた。



余命1ヶ月。






あまりにも短すぎるそれは、
僕と彼女に残された時間だった。



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