瀬をはやみ

「海原まどか」その名前は、可児ユウキにとって特別なものだった。文芸部のメンバー達と話していく中で、六年前の記憶が蘇ってくる。
 お正月の一月三日。可児ユウキは五年ぶりの高校の同窓会に参加しようと、神宮前通りのカフェに向かっていた。カフェで文芸部のメンバーと落ち合って、同窓会に向かうのだ。久しぶりの地元の街並みは可児ユウキに高校時代の淡い恋愛を思い出させるのだ。
 澄んだ川の流れは、岩にぶつかり分かれゆけど、それはやがて――


表紙イラスト/瑠于さま
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