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しおりを挟む1週間が経ちお父様から手紙が来た。
『愛しの娘エリザベスへ
俺が馬鹿と婚約させたばかりに迷惑かけて悪かった。お前の幸せのために速やかに婚約破棄をしよう。
急いで仕事の調節をするからそちらに着くのは半月後になる。
その間、馬鹿のことはガン無視でいいぞ。
ヘンリー王には俺から手紙書くからあちらでも調査をするだろ。
ライアン君とアレン君には、迷惑かけるけど婚約破棄が決まるまで、お前が冤罪かけられた時のために無実を証明出来るように一緒に居て貰いなさい。
俺からもお願いしとくけどお前からお願いしなさい。
1日でも早く迎えるように頑張る
エリザベスの父より』
さすがお父様行動が早いわね
早速、ライアン様とアレン様に手紙を書いてお願いしましょう。
お2人からは次の日には了承の手紙が来た
お2人とも紳士的な方で良かった、
アレン様からは弟が迷惑かけてるのだから当たり前ですと来た。
ライアン様からは男2人に女1人だと、周りが五月蝿いから自分の婚約者も連れて行くと申し出てくれた
とてもありがたい提案だ、ライアン様の婚約者はとても良い方だから、この機会に仲良くなりたいわ
婚約破棄がスムーズに行くと良いのだけれど、王様と王妃様と側室様は問題ないだろうけど、リオン様はごねそうよね。
何故か王族で居ることにすごく執着してるから
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