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しおりを挟む「偉そうにしてそんなんだから浮気されるんですよ~いつもしかめっ面で見た目がよくても愛想無かったらモテないんだから」
「ご心配なく貴女達みたいな嫌いな人の前以外なら、私もいつも笑ってるので、貴女みたいな愛想笑いする価値もない人に、無駄な労力は使いたくないので」
「そうやって馬鹿にして、いつか痛い目に合わせてやるんだから」
「いい加減にしてよ、エリーを脅すなんて貴女なに考えてますの。エリーは隣国の王族ですよ。不敬罪にも程かあるわ」
サリーさんはそんなに早死にしたいのかしら?
それともリオン様が味方だからなにしても良いと思ってるのかしら?
私とリオン様では価値が全然違いますのに
今までの不敬を多めにみていたら図に乗りすぎよ。
「貴女こそ何言ってるの?学園に通ってるんだから身分は関係ないわ。学園の決まり事にも書いてるでしょ」
「貴女は馬鹿ですか?あれは身分に関係なく平等に学ぶ権利を持つと言う決まりよ。貴女が私に対して無礼な行いをして良いって決まりではないわ。それにここは学園の外なのだから学園での決まり事は適用されないわ」
学園での決まり事を自分の都合の良い用に変えるんじゃないわよ。
サリーさんはまだ不満そうね。
まだ理解してないのかしら?
その態度がまず不敬だと言ってるのよ
「心の狭い女だな、同じ学園の生徒なんだから多少馴れ馴れしくても問題ないだろ」
貴方がそれを言いますか?
知らないとでも思ってるのかしら
「リオン様には言われたくないですわ。貴方がサリーさんみたいな性格の人が好ましいと言うから、平民の者や下位貴族の者がサリーさんと同じように接したら貴方何したか忘れたのですか?」
「真に受けるあいつらが悪い、俺は王子なのだ敬って当たり前だ」
「言ってる事とやってる事が全く違いますわね。リオン様に私を非難される覚えはありませんわ。私はリオン様と違って誰も罰しては居ませんもの」
「リオン様は王族なんだから仕方ないわ。罰せられる事をする方がいけないのよ」
「なら私も王族なので貴女に対して同じ事をしても仕方ないですわね?確か男は棒で百回打つで、女は娼婦として売るでしたっけ?次、貴女が私に不敬を働いたらそうさせて貰いますね?リリス、ライアン、アレン行きましょう」
「人でなし、鬼、悪魔」
最後までうるさい人ですわね
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