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身に覚えがなかったけど「責任をとれ」と言われたので結婚しました。滅茶苦茶可愛くて、幸せです。【R15】
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それは雲ひとつない快晴の日であったと記憶している。
魔法使い科2年のイアン・クルーガーは昼休みにサンドイッチでも食べようと外をに出たところ、颯爽と金髪碧眼の美少女が現れ、進行方向に立ち塞がった。
(今日はいいことがありそうだ)
その少女の名前はミシェル・ローズ。魔法使い科3年の気高き百合と呼ばれる優等生だ。
「私は知っているのよ!」
「何を?」
ミシェルはイアンを指差して指摘した。
(まさか……ばれた?)
イアンは平静を装ったが、内心動揺した。イアンは、入学式で在校生代表として出逢ったミシェルに一目惚れをしており、それからずっと片思いをしていた。ミシェルは伯爵家の令嬢であり、イアンは嫡男とはいえ、男爵家に過ぎない。
イアンにとって、ミシェルは高嶺の花だった。
ミシェルは、男子生徒から人気があった。それこそ伯爵家や公爵家からも縁談があるらしい。だからこそイアンは告白をあきらめ、遠くからミシェルを見守っていたのだ。
「責任をとって、結婚しなさい!」
「え? 結婚? 僕と!?」
まさかのミシェルからの逆プロポーズに、イアンは「喜んで結婚します!」と、飛び跳ねんばかりに喜んだ。
(責任ってなんだろう? でも、ミシェルと結婚出来るなら、どうでもいいや!)
イアンはミシェルの細い腰を抱くと、軽く触れ合う程度に唇を重ねた。ミシェルは目を大きく見開き、狼狽えた。
「な、何をするのよ! 噂通り手が早いのね!」
「僕はずっと貴方が好きだったので、触りたいですしキスもしたいですよ?」
ミシェルの肌は白く、触り心地が良かった。イアンはミシェルを抱き締めると、ぷっくらとした唇に再びキスをした。
(あぁ、まるで夢のようだ……! あのミシェルとキスが出来るなんて……!)
むくむくとイアンの欲望は膨らんだ。イアンは舌をミシェルの口内に侵入させると、逃げ惑う舌を追いかけ、絡めとった。
「……!? な、なんですか?」
ミシェルとのキスを堪能していたイアンだったが、ミシェルがイアンの腕の中で暴れて抵抗するので、とても名残惜しかったがイアンはキスを中断して、唇を放した。その途端、ミシェルは涙目で抗議した。
「こ、こんないやらしいこと……! 貴方は平気で誰とでもするのですか!?」
「するわけないでしょう? 僕は浮気男ではありません。当然、ミシェルにしかしませんよ?」
なんだか話が噛み合わない。ミシェルは傷物にされたと騒ぎ始めた。イアンは、自分とミシェルは結婚するのではないのか? と困惑した。
頬にキスするのは親愛の証として挨拶代わりにする。特別なものではない。舌を絡ませるような濃厚なキスは恋人同士でないとしないが、これから結婚するのなら、しても問題ないだろうとイアンは思っていた。
「……こんなことをされたら、貴方と結婚しないといけないじゃない! あ、でも重婚になっちゃう……」
「重婚? 僕、ミシェル以外の人と結婚するつもり、ないんだけど」
泣きじゃくるミシェルに話を聞くと、ミシェルの盛大な勘違いにイアンは頭が痛くなった。どうやら、ミシェル本人が結婚して欲しいのではなく、彼女の友人と結婚して欲しかったらしい。
(その女の子、名前も顔も知らないんだけど!?)
だが、イアンはその女子生徒と面識がまるでなかった。
「僕の名前はイアン・クルーガー。それって従兄のレオン・クルーガーの話じゃない?」
「え? ええ……!?」
顔も名前も良く似ているため、間違える人は多い。レオンは年齢が同じで、クラスメイトでもある。そのため、レオンの父親に「愚息をよろしく頼む」とお願いされていた。
叔父のことを慕っていたイアンは、奔放な従兄の尻ぬぐいを良くしていた。
(あいつ、今度はいったい何をしたんだ!? 今度逢ったら、怒らないと……!! 叔父さんを泣かせるようなことはあれほどするなよって口を酸っぱくして言ってたのに……!!)
イアンは憤慨したが、顔を真っ赤にして謝罪の言葉を口にするミシェルを見て、(いや、でもレオンのおかげでミシェルと結婚できそうだし)と、心を落ち着かせた。
ミシェルの性に対する知識はキス止まりで、それ以上の行為があるとは知らないようだった。
(レオンのことは後回しだ。これはミシェルを僕が手に入れる、最大のチャンスだ)
「僕はレオンとは違って真面目だからね。当然、責任はとるよ。絶対幸せにすると誓うから、僕と結婚して、ミシェル」
ミシェルは戸惑いつつも、イアンの言葉を受け入れた。イアンは表面上はニコニコと微笑みつつも、内心ガッツポーズをしていた。
(よし! あとは結婚するだけだ! 今を逃せば、ミシェルと結婚出来なくなっちゃう……! 急がなくっちゃ……!)
ミシェルは卒業間近だったが、イアンは家族を巻き込み、全力で結婚の準備を進めて、学生婚をした。それはミシェルが「責任をとれ」と詰め寄ってから約1か月後だった。
あまりのスピード婚に、ミシェルは「そんなに急がなくても」と言ったが、イアンは「もうすぐミシェルは卒業だろう? いっしょに住みたいからね」と押し通した。
ミシェルは結婚式を挙げた後、初夜を迎えた。イアンによって処女を散らされた後に、ようやく傷物などではなかったことに気が付いたが、まるで意味がなかった。
「なんで教えてくれなかったのよ」
「男爵令息の僕がミシェルを手に入れるためには、こうするしかないだろ?」
ミシェルは夜通し、イアンに抱かれた。
(勘違いが切っ掛けだったけど、イアンと結婚出来て、私って幸せ者ね……)
ちゃんと確認も取らずに、何も悪くないイアンを罵ってしまった行為自体は、顔から火が出るほど恥ずかしかったが、そのおかげでイアンとの縁が出来た。
(この人となら、うまくやっていけそう)
ミシェルは夫となったイアンの横顔を見ながら、そう思った。
その容姿の良さから、気高き百合などと言われていたが、プライドが高く、素直な性格ではなかった。ミシェルはそのことを自覚しており、劣等感を抱いていた。
(私って可愛くない女よね……)
男子生徒には人気があったが、それは体目当てか伯爵家という後ろ盾が欲しい男ばかりで、女子学生からは嫌われることが多く、伯爵家と縁がある取り巻きの令嬢以外は友人と呼べるクラスメイトが殆ど居なかった。
友人に囲まれて談笑する男爵令嬢が、どれほど、羨ましかったことか。ミシェルは派閥争いに巻き込まれ、強くなければならなかった。
心の弱さを見せることが出来る友人が誰一人いなかった。
強がってはいたが、裏では傷ついていた。
伯爵令嬢という身分ゆえ、いずれ親が決めた相手と結婚しなければいけないが、その性格から、すぐに離婚してしまいそうで、自信がなかった。
異性とは距離を取り、遠ざけるようになった。
そのため性的なことを全く知らず、ただの恋人同士がするキスで、イアンに傷物にされたと思い込んだ。縁を切られる覚悟で、父親にイアンとの結婚を相談したが、父親は黙ってイアンのことを聞いてきた。
きっと父親はすべてお見通しだったのかもしれない。
イアンは穏やかな性格で、ミシェルの気持ちを上手に汲み取ってくれるため、とても居心地が良かった。
(こんな気持ち、初めてだわ。これが愛しているってことなのかしら)
ミシェルは包みこむように愛してくれるイアンに惹かれていた。
イアンに深く愛され、ミシェルは心も体も満たされた。
滞りなく結婚式と初夜が終わったが、イアンはまだあと1年学生として学校に通わなければいけない。2人は学校の近くに家を借りて、一緒に住むことにした。
新婚生活は、ミシェルが思った通り、うまくいっていた。
「イアン。私は愛されたい気分なんだけど?」
テスト勉強が終わった頃合いを見計らって、ミシェルはイアンの背中に抱き着いた。
「甘やかされたい? それとも無理やりされたい?」
「き、今日は甘やかされたい……!」
「ベットでたっぷりと愛してあげるからね、僕の可愛いミシェル」
その仲睦まじさから、2人は後に、おしどり夫婦と呼ばれるようになった。
魔法使い科2年のイアン・クルーガーは昼休みにサンドイッチでも食べようと外をに出たところ、颯爽と金髪碧眼の美少女が現れ、進行方向に立ち塞がった。
(今日はいいことがありそうだ)
その少女の名前はミシェル・ローズ。魔法使い科3年の気高き百合と呼ばれる優等生だ。
「私は知っているのよ!」
「何を?」
ミシェルはイアンを指差して指摘した。
(まさか……ばれた?)
イアンは平静を装ったが、内心動揺した。イアンは、入学式で在校生代表として出逢ったミシェルに一目惚れをしており、それからずっと片思いをしていた。ミシェルは伯爵家の令嬢であり、イアンは嫡男とはいえ、男爵家に過ぎない。
イアンにとって、ミシェルは高嶺の花だった。
ミシェルは、男子生徒から人気があった。それこそ伯爵家や公爵家からも縁談があるらしい。だからこそイアンは告白をあきらめ、遠くからミシェルを見守っていたのだ。
「責任をとって、結婚しなさい!」
「え? 結婚? 僕と!?」
まさかのミシェルからの逆プロポーズに、イアンは「喜んで結婚します!」と、飛び跳ねんばかりに喜んだ。
(責任ってなんだろう? でも、ミシェルと結婚出来るなら、どうでもいいや!)
イアンはミシェルの細い腰を抱くと、軽く触れ合う程度に唇を重ねた。ミシェルは目を大きく見開き、狼狽えた。
「な、何をするのよ! 噂通り手が早いのね!」
「僕はずっと貴方が好きだったので、触りたいですしキスもしたいですよ?」
ミシェルの肌は白く、触り心地が良かった。イアンはミシェルを抱き締めると、ぷっくらとした唇に再びキスをした。
(あぁ、まるで夢のようだ……! あのミシェルとキスが出来るなんて……!)
むくむくとイアンの欲望は膨らんだ。イアンは舌をミシェルの口内に侵入させると、逃げ惑う舌を追いかけ、絡めとった。
「……!? な、なんですか?」
ミシェルとのキスを堪能していたイアンだったが、ミシェルがイアンの腕の中で暴れて抵抗するので、とても名残惜しかったがイアンはキスを中断して、唇を放した。その途端、ミシェルは涙目で抗議した。
「こ、こんないやらしいこと……! 貴方は平気で誰とでもするのですか!?」
「するわけないでしょう? 僕は浮気男ではありません。当然、ミシェルにしかしませんよ?」
なんだか話が噛み合わない。ミシェルは傷物にされたと騒ぎ始めた。イアンは、自分とミシェルは結婚するのではないのか? と困惑した。
頬にキスするのは親愛の証として挨拶代わりにする。特別なものではない。舌を絡ませるような濃厚なキスは恋人同士でないとしないが、これから結婚するのなら、しても問題ないだろうとイアンは思っていた。
「……こんなことをされたら、貴方と結婚しないといけないじゃない! あ、でも重婚になっちゃう……」
「重婚? 僕、ミシェル以外の人と結婚するつもり、ないんだけど」
泣きじゃくるミシェルに話を聞くと、ミシェルの盛大な勘違いにイアンは頭が痛くなった。どうやら、ミシェル本人が結婚して欲しいのではなく、彼女の友人と結婚して欲しかったらしい。
(その女の子、名前も顔も知らないんだけど!?)
だが、イアンはその女子生徒と面識がまるでなかった。
「僕の名前はイアン・クルーガー。それって従兄のレオン・クルーガーの話じゃない?」
「え? ええ……!?」
顔も名前も良く似ているため、間違える人は多い。レオンは年齢が同じで、クラスメイトでもある。そのため、レオンの父親に「愚息をよろしく頼む」とお願いされていた。
叔父のことを慕っていたイアンは、奔放な従兄の尻ぬぐいを良くしていた。
(あいつ、今度はいったい何をしたんだ!? 今度逢ったら、怒らないと……!! 叔父さんを泣かせるようなことはあれほどするなよって口を酸っぱくして言ってたのに……!!)
イアンは憤慨したが、顔を真っ赤にして謝罪の言葉を口にするミシェルを見て、(いや、でもレオンのおかげでミシェルと結婚できそうだし)と、心を落ち着かせた。
ミシェルの性に対する知識はキス止まりで、それ以上の行為があるとは知らないようだった。
(レオンのことは後回しだ。これはミシェルを僕が手に入れる、最大のチャンスだ)
「僕はレオンとは違って真面目だからね。当然、責任はとるよ。絶対幸せにすると誓うから、僕と結婚して、ミシェル」
ミシェルは戸惑いつつも、イアンの言葉を受け入れた。イアンは表面上はニコニコと微笑みつつも、内心ガッツポーズをしていた。
(よし! あとは結婚するだけだ! 今を逃せば、ミシェルと結婚出来なくなっちゃう……! 急がなくっちゃ……!)
ミシェルは卒業間近だったが、イアンは家族を巻き込み、全力で結婚の準備を進めて、学生婚をした。それはミシェルが「責任をとれ」と詰め寄ってから約1か月後だった。
あまりのスピード婚に、ミシェルは「そんなに急がなくても」と言ったが、イアンは「もうすぐミシェルは卒業だろう? いっしょに住みたいからね」と押し通した。
ミシェルは結婚式を挙げた後、初夜を迎えた。イアンによって処女を散らされた後に、ようやく傷物などではなかったことに気が付いたが、まるで意味がなかった。
「なんで教えてくれなかったのよ」
「男爵令息の僕がミシェルを手に入れるためには、こうするしかないだろ?」
ミシェルは夜通し、イアンに抱かれた。
(勘違いが切っ掛けだったけど、イアンと結婚出来て、私って幸せ者ね……)
ちゃんと確認も取らずに、何も悪くないイアンを罵ってしまった行為自体は、顔から火が出るほど恥ずかしかったが、そのおかげでイアンとの縁が出来た。
(この人となら、うまくやっていけそう)
ミシェルは夫となったイアンの横顔を見ながら、そう思った。
その容姿の良さから、気高き百合などと言われていたが、プライドが高く、素直な性格ではなかった。ミシェルはそのことを自覚しており、劣等感を抱いていた。
(私って可愛くない女よね……)
男子生徒には人気があったが、それは体目当てか伯爵家という後ろ盾が欲しい男ばかりで、女子学生からは嫌われることが多く、伯爵家と縁がある取り巻きの令嬢以外は友人と呼べるクラスメイトが殆ど居なかった。
友人に囲まれて談笑する男爵令嬢が、どれほど、羨ましかったことか。ミシェルは派閥争いに巻き込まれ、強くなければならなかった。
心の弱さを見せることが出来る友人が誰一人いなかった。
強がってはいたが、裏では傷ついていた。
伯爵令嬢という身分ゆえ、いずれ親が決めた相手と結婚しなければいけないが、その性格から、すぐに離婚してしまいそうで、自信がなかった。
異性とは距離を取り、遠ざけるようになった。
そのため性的なことを全く知らず、ただの恋人同士がするキスで、イアンに傷物にされたと思い込んだ。縁を切られる覚悟で、父親にイアンとの結婚を相談したが、父親は黙ってイアンのことを聞いてきた。
きっと父親はすべてお見通しだったのかもしれない。
イアンは穏やかな性格で、ミシェルの気持ちを上手に汲み取ってくれるため、とても居心地が良かった。
(こんな気持ち、初めてだわ。これが愛しているってことなのかしら)
ミシェルは包みこむように愛してくれるイアンに惹かれていた。
イアンに深く愛され、ミシェルは心も体も満たされた。
滞りなく結婚式と初夜が終わったが、イアンはまだあと1年学生として学校に通わなければいけない。2人は学校の近くに家を借りて、一緒に住むことにした。
新婚生活は、ミシェルが思った通り、うまくいっていた。
「イアン。私は愛されたい気分なんだけど?」
テスト勉強が終わった頃合いを見計らって、ミシェルはイアンの背中に抱き着いた。
「甘やかされたい? それとも無理やりされたい?」
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