性指南役のドロシー・クレイトルは王子様の子を身籠りました。【完結】
ドロシー・クレイトルは没落貴族のクレイトル家の長女だった。それが幸運なことに王子の性指南役として抜擢され、借金返済に苦しむ家族のために勤めることになった。王子は女に興味がないのではと噂されていたが、ドロシーには優しく接してくれ、時が経つにつれ、ドロシーは王子を愛してしまうようになってしまった。
「あと何日、王子の傍に居れるのかしら……」
ドロシーは報われることのない想いに涙しながら、その日を待つのだった。
「あと何日、王子の傍に居れるのかしら……」
ドロシーは報われることのない想いに涙しながら、その日を待つのだった。