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ライトの当たらないステージ
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「うーん...ゔーーん...。」
ここは暁学園大学校舎、コペルニクスサークルの部屋の前。いつものように放課後、この部屋へ来ると入口に、入ろうか迷っている様子の生徒がいました。制服からみて中等部の生徒でしょうか。でも身長は小学生くらい低いです。面倒くさそうなので、このまま無視できるものならしますが、あいにくドアのど真ん前。この人を何とかしないと私も部屋に入れないので仕方なく声を掛けます。
「あの、」
「ぴゃっ!?」
変な声を上げて驚かれました。いや何もこっそり近づいたわけではないので、そんなに驚かなくてもいいのに。
「コペルニクスサークルに用ですか?入ります?」
「い、いやその用ってわけでは...いや、ええ、用があるので入りますね。」
彼女は私の言葉に一瞬驚いた反応をしましたが、すぐに冷静にドアを開け、部屋に入っていきました。私は彼女のそんな様子を少し違和感に感じつつ、後に続いて部屋に入りました。
「あれ?木霊ちゃんが依頼人連れてくるの珍しいねー。君名前は?」
「私が連れてきたわけじゃありません。部屋の前にいたので声かけただけです。」
「そうよ、すぐ部屋の前で会っただけ。それと私の名前は鳴海成華。私の名前聞いたことないの?」
部屋にいた先輩が入ってきた私たちに声をかけます。私は先輩の言葉をやんわりと否定しながら、紅茶を淹れに行きましたが、鳴海さんは仁王立ちで先輩の言葉に答えます。なんというか、高飛車、という言葉がよく似合うイメージですね。
「名前ー?なるみ、せいか...聞いたことないなー。君有名人なの?」
「じゃあ鳴海成華って言えば、分かる?」
「んー、知らないや。」
先輩は鳴海さんの言葉にあっけらかんと答えます。プライド高そうなのでそんな答え方したら怒るんじゃ?と思いましたが、思った通り、鳴海さんは不機嫌をあらわにしてます。
「貴方テレビ見てないの?私、鳴海成華って芸名でちょっと前まで天才子役としてテレビに引っ張りだこだったんだよ!?」
「天才かどうかは知らないけど、君は先輩に対して敬語も使えないほど頭が悪いのかい?」
「なっ!...そうですね。敬語、使いますよ。」
先輩は怒っている風でもなく、ただたしなめるような口調で言うと、鳴海さんは素直に敬語で喋り始めました。その切り替えにまた私は多少の違和感を感じましたが、特に口に出すことではないので黙ってます。
「それで?あの有名なドラマ『明日の天気』の主人公の娘役だった鳴海ちゃんはここに何の用かな?」
「あんたやっぱ知ってんじゃない!...ですか。」
先輩のおちょくりに、鳴海さんは全力でツッコみます。けれどさっき先輩に敬語で話すといったばかりなので、取ってつけたように敬語を付けます。律儀ですね。
「ははっ。今思い出したんだよ。それで?ここに来た理由は?」
「...片桐鳳蝶さん、知ってますよね?私最近剣道部の見学させてもらってるんですけど。その、鳳蝶さんに憧れてて、仲良くなりたくて。このサークルの要先輩って人が剣道から離れてた鳳蝶さんをまた剣道の道に戻れるよう背中押したって聞いて、そんな先輩なら鳳蝶さんのことも詳しいのかなって、どうしたら仲良くなれるかアドバイスしてくれるかなって思って...。」
「なるほど、チョウちゃんと仲良くなりたい、と。ふむ...。」
先輩は鳴海さんの話を聞くと、真面目な顔をして顎に手を添えました。そしてニヤッと笑うと、
「知らないよ、自分で考えて。」
と言い放ちました。先輩が無駄に真面目な顔をしてためるときは大体大したこと考えてない、というのは長い付き合いの私は分かりましたが、そんなこと分からない鳴海さんは「はあ!?」と大きな声を上げます。
「だって。確かにチョウちゃんの背中は押したけどさ、それも正直何も考えてなかったよ?剣道やりたそうだったから、やれば?って言っただけ。目が見えなくても剣道出来るのか、耳が良いのだけでなんとかなるのか、そんなことボク知らなかったし。正直結果オーライって感じが強くて...。ていうかさ、ボクに聞くより本人に直接友達になりたいですって言えば?チョウちゃんは友達になりたいですって言ってくる子を無下に扱うタイプには見えないけど。」
「むぅ...ここに来て相談すればどんな悩みでも解決してくれるって聞いたのに...。」
「誰に聞いたのさ、そんなこと。ていうか何?直接言えない理由とかあるの?」
「い、いや、その...。」
先輩が鳴海さんの顔を覗き込むようにして聞くと、鳴海さんはもごもごと歯切れが悪くなりました。相談するからには言わないと、でも言いたくないし...みたいな葛藤が顔を見ただけで分かります。私は喋りやすくなるように、リラックスできる紅茶を鳴海さんの前にコトリと置きました。鳴海さんは律儀に「ありがとう、ございます」とお礼を言うと一口飲みました。
「私、天才子役だったんです。今も舞台の方で役者やってます。だから演技は上手いんですよ。どんな役だって演じて見せる...けど、プライベートはそうじゃない。ライトの下なら完璧な演技が出来るけど、ライトの当たらないステージだとどうしたらいいのか分かんないんですよ...だって正解がないじゃないですか。」
話し出した鳴海さんの言葉を聞きながら、納得しました。彼女はどう立ち回るのが正解なのか分からない。だから誰かに何かを言われたとき、その相手が求めるものを演じる。それが妙な切り替えの早さになって違和感に見えたんでしょう。難儀な性格ですね。
「誰かと仲良くするのに正解も何もないと思うんだけどなー。うーんっと、鳴海ちゃんは具体的にチョウちゃんとどうなりたいの?」
「え?そうね、今は話しかけたら話し返してくれて雑談するくらいだから、鳳蝶さんから話しかけてくれるようになりたい、ですね。あ、あと今はタイミングが合えば一緒に帰ったりするん、ですけど、一緒に帰るのが当たり前、みたいな仲になりたい、ですかね。あ、あと、」
「もういい!」
先輩が鳴海さんの話を強引に遮ります。いや、私だって遮ったかもしれません。これくらい仲良くなりたいという目標を聞いてたはずなんですなんですけどね。もう十分仲良いようにしか見えません。
「もう十分仲いいじゃん!もう友達じゃん!普通に仲いいと思うのはボクだけかい!?」
「ま、まだ友達じゃないですよ!だって友達って言われてない、ですし...。」
「あのねぇ!『君に届け』っていう少女漫画にこんな超有名なセリフがあるけど!『友達ってね、気づいたらもうなってんの』!誰かに認められてから、本人が口に出してから友達になるんじゃないんだよ、本人が友達だと思ったらもう友達なの!」
「私がそう思っても鳳蝶さんはそう思ってないかもしれないじゃない!ですか。」
先輩がこんなに雑に漫画の言葉を引用するのは初めて見ましたが、同時に先輩の説き伏せが聞かない人間も初めて見ました。ところで、この場合本人が友達だと認めれば友達、ということになるのではないでしょうか?ということで、先輩たちが言い合っている間に本人に連絡しておきました。
「あの、木霊先輩に呼ばれてきたんですけど...。」
いいタイミングで片桐さんが来ました。先輩は「でかした木霊ちゃん」と私にグッドサインをし、鳴海さんは「鳳蝶さん!?」と驚いています。
「チョウちゃん、今日呼んだのは他でもない、この鳴海ちゃんについてだよ。君は鳴海ちゃんのことをどう思っているんだい?」
「え?普通に、かわいい後輩ですかね。」
「ほらぁ!」
片桐さんの答えに鳴海さんが大きな声を上げます。いや、かわいい後輩ってかわいがられてるし、仲良くないとこんな回答されないと思うんですけど。
「チョウちゃん、鳴海ちゃんはね、君と仲良く、友達になりたいそうだ。君はどうだい?」
「え?あぁ、後輩にあたるから一定の距離はあった方がいいと思ってたんですけど、成華ちゃんがそう言ってくれるのはシンプルにその、嬉しいですよ。年下の友達、初めてです。」
「鳳蝶さん...!!!」
鳴海さんは目にうれし涙をためて嬉しそうにしています。一件落着ですね。あっさり解決でなんかあほらしいですが。
「一件落着であほらしいな...木霊ちゃん、ちょっと一石投じたいからチョウちゃんに紅茶淹れてくれない?」
「どういう意味ですか?」
「いいからいいから。」
訳も分からず先輩に言われた通りに紅茶を淹れます。そして言われた通りに淹れた紅茶を片桐さんに渡しました。
「わっ!木霊先輩の紅茶...!ありがとうございます...!」
紅茶を渡された片桐さんは曇りのない笑顔を私に向けました。そしてそれを見ていた鳴海さんにすごい目で睨まれました。なるほど、先輩の言っていた一石投じるという意味が分かりました。私を巻き込まないでくださいよ。
「木霊先輩...私、紅茶淹れられるようになりたいです。なので、これからもお邪魔しますね?よろしくお願いします。」
「勘弁してください。」
それから、鳴海さんは本当にちょくちょくコペルニクスサークルに来ては紅茶を淹れるようになりました。その度にお土産として、先輩の好きなアニメ等の舞台のパンフレットなんかを持ってくるので先輩は満面の笑みです。
ライトの当たらないステージなら、主役になるのは自分自身です。そこに答えも正解もありませんが、だからこそ自分の好きなように物語を作ることが出来ると、私は思います。
ここは暁学園大学校舎、コペルニクスサークルの部屋の前。いつものように放課後、この部屋へ来ると入口に、入ろうか迷っている様子の生徒がいました。制服からみて中等部の生徒でしょうか。でも身長は小学生くらい低いです。面倒くさそうなので、このまま無視できるものならしますが、あいにくドアのど真ん前。この人を何とかしないと私も部屋に入れないので仕方なく声を掛けます。
「あの、」
「ぴゃっ!?」
変な声を上げて驚かれました。いや何もこっそり近づいたわけではないので、そんなに驚かなくてもいいのに。
「コペルニクスサークルに用ですか?入ります?」
「い、いやその用ってわけでは...いや、ええ、用があるので入りますね。」
彼女は私の言葉に一瞬驚いた反応をしましたが、すぐに冷静にドアを開け、部屋に入っていきました。私は彼女のそんな様子を少し違和感に感じつつ、後に続いて部屋に入りました。
「あれ?木霊ちゃんが依頼人連れてくるの珍しいねー。君名前は?」
「私が連れてきたわけじゃありません。部屋の前にいたので声かけただけです。」
「そうよ、すぐ部屋の前で会っただけ。それと私の名前は鳴海成華。私の名前聞いたことないの?」
部屋にいた先輩が入ってきた私たちに声をかけます。私は先輩の言葉をやんわりと否定しながら、紅茶を淹れに行きましたが、鳴海さんは仁王立ちで先輩の言葉に答えます。なんというか、高飛車、という言葉がよく似合うイメージですね。
「名前ー?なるみ、せいか...聞いたことないなー。君有名人なの?」
「じゃあ鳴海成華って言えば、分かる?」
「んー、知らないや。」
先輩は鳴海さんの言葉にあっけらかんと答えます。プライド高そうなのでそんな答え方したら怒るんじゃ?と思いましたが、思った通り、鳴海さんは不機嫌をあらわにしてます。
「貴方テレビ見てないの?私、鳴海成華って芸名でちょっと前まで天才子役としてテレビに引っ張りだこだったんだよ!?」
「天才かどうかは知らないけど、君は先輩に対して敬語も使えないほど頭が悪いのかい?」
「なっ!...そうですね。敬語、使いますよ。」
先輩は怒っている風でもなく、ただたしなめるような口調で言うと、鳴海さんは素直に敬語で喋り始めました。その切り替えにまた私は多少の違和感を感じましたが、特に口に出すことではないので黙ってます。
「それで?あの有名なドラマ『明日の天気』の主人公の娘役だった鳴海ちゃんはここに何の用かな?」
「あんたやっぱ知ってんじゃない!...ですか。」
先輩のおちょくりに、鳴海さんは全力でツッコみます。けれどさっき先輩に敬語で話すといったばかりなので、取ってつけたように敬語を付けます。律儀ですね。
「ははっ。今思い出したんだよ。それで?ここに来た理由は?」
「...片桐鳳蝶さん、知ってますよね?私最近剣道部の見学させてもらってるんですけど。その、鳳蝶さんに憧れてて、仲良くなりたくて。このサークルの要先輩って人が剣道から離れてた鳳蝶さんをまた剣道の道に戻れるよう背中押したって聞いて、そんな先輩なら鳳蝶さんのことも詳しいのかなって、どうしたら仲良くなれるかアドバイスしてくれるかなって思って...。」
「なるほど、チョウちゃんと仲良くなりたい、と。ふむ...。」
先輩は鳴海さんの話を聞くと、真面目な顔をして顎に手を添えました。そしてニヤッと笑うと、
「知らないよ、自分で考えて。」
と言い放ちました。先輩が無駄に真面目な顔をしてためるときは大体大したこと考えてない、というのは長い付き合いの私は分かりましたが、そんなこと分からない鳴海さんは「はあ!?」と大きな声を上げます。
「だって。確かにチョウちゃんの背中は押したけどさ、それも正直何も考えてなかったよ?剣道やりたそうだったから、やれば?って言っただけ。目が見えなくても剣道出来るのか、耳が良いのだけでなんとかなるのか、そんなことボク知らなかったし。正直結果オーライって感じが強くて...。ていうかさ、ボクに聞くより本人に直接友達になりたいですって言えば?チョウちゃんは友達になりたいですって言ってくる子を無下に扱うタイプには見えないけど。」
「むぅ...ここに来て相談すればどんな悩みでも解決してくれるって聞いたのに...。」
「誰に聞いたのさ、そんなこと。ていうか何?直接言えない理由とかあるの?」
「い、いや、その...。」
先輩が鳴海さんの顔を覗き込むようにして聞くと、鳴海さんはもごもごと歯切れが悪くなりました。相談するからには言わないと、でも言いたくないし...みたいな葛藤が顔を見ただけで分かります。私は喋りやすくなるように、リラックスできる紅茶を鳴海さんの前にコトリと置きました。鳴海さんは律儀に「ありがとう、ございます」とお礼を言うと一口飲みました。
「私、天才子役だったんです。今も舞台の方で役者やってます。だから演技は上手いんですよ。どんな役だって演じて見せる...けど、プライベートはそうじゃない。ライトの下なら完璧な演技が出来るけど、ライトの当たらないステージだとどうしたらいいのか分かんないんですよ...だって正解がないじゃないですか。」
話し出した鳴海さんの言葉を聞きながら、納得しました。彼女はどう立ち回るのが正解なのか分からない。だから誰かに何かを言われたとき、その相手が求めるものを演じる。それが妙な切り替えの早さになって違和感に見えたんでしょう。難儀な性格ですね。
「誰かと仲良くするのに正解も何もないと思うんだけどなー。うーんっと、鳴海ちゃんは具体的にチョウちゃんとどうなりたいの?」
「え?そうね、今は話しかけたら話し返してくれて雑談するくらいだから、鳳蝶さんから話しかけてくれるようになりたい、ですね。あ、あと今はタイミングが合えば一緒に帰ったりするん、ですけど、一緒に帰るのが当たり前、みたいな仲になりたい、ですかね。あ、あと、」
「もういい!」
先輩が鳴海さんの話を強引に遮ります。いや、私だって遮ったかもしれません。これくらい仲良くなりたいという目標を聞いてたはずなんですなんですけどね。もう十分仲良いようにしか見えません。
「もう十分仲いいじゃん!もう友達じゃん!普通に仲いいと思うのはボクだけかい!?」
「ま、まだ友達じゃないですよ!だって友達って言われてない、ですし...。」
「あのねぇ!『君に届け』っていう少女漫画にこんな超有名なセリフがあるけど!『友達ってね、気づいたらもうなってんの』!誰かに認められてから、本人が口に出してから友達になるんじゃないんだよ、本人が友達だと思ったらもう友達なの!」
「私がそう思っても鳳蝶さんはそう思ってないかもしれないじゃない!ですか。」
先輩がこんなに雑に漫画の言葉を引用するのは初めて見ましたが、同時に先輩の説き伏せが聞かない人間も初めて見ました。ところで、この場合本人が友達だと認めれば友達、ということになるのではないでしょうか?ということで、先輩たちが言い合っている間に本人に連絡しておきました。
「あの、木霊先輩に呼ばれてきたんですけど...。」
いいタイミングで片桐さんが来ました。先輩は「でかした木霊ちゃん」と私にグッドサインをし、鳴海さんは「鳳蝶さん!?」と驚いています。
「チョウちゃん、今日呼んだのは他でもない、この鳴海ちゃんについてだよ。君は鳴海ちゃんのことをどう思っているんだい?」
「え?普通に、かわいい後輩ですかね。」
「ほらぁ!」
片桐さんの答えに鳴海さんが大きな声を上げます。いや、かわいい後輩ってかわいがられてるし、仲良くないとこんな回答されないと思うんですけど。
「チョウちゃん、鳴海ちゃんはね、君と仲良く、友達になりたいそうだ。君はどうだい?」
「え?あぁ、後輩にあたるから一定の距離はあった方がいいと思ってたんですけど、成華ちゃんがそう言ってくれるのはシンプルにその、嬉しいですよ。年下の友達、初めてです。」
「鳳蝶さん...!!!」
鳴海さんは目にうれし涙をためて嬉しそうにしています。一件落着ですね。あっさり解決でなんかあほらしいですが。
「一件落着であほらしいな...木霊ちゃん、ちょっと一石投じたいからチョウちゃんに紅茶淹れてくれない?」
「どういう意味ですか?」
「いいからいいから。」
訳も分からず先輩に言われた通りに紅茶を淹れます。そして言われた通りに淹れた紅茶を片桐さんに渡しました。
「わっ!木霊先輩の紅茶...!ありがとうございます...!」
紅茶を渡された片桐さんは曇りのない笑顔を私に向けました。そしてそれを見ていた鳴海さんにすごい目で睨まれました。なるほど、先輩の言っていた一石投じるという意味が分かりました。私を巻き込まないでくださいよ。
「木霊先輩...私、紅茶淹れられるようになりたいです。なので、これからもお邪魔しますね?よろしくお願いします。」
「勘弁してください。」
それから、鳴海さんは本当にちょくちょくコペルニクスサークルに来ては紅茶を淹れるようになりました。その度にお土産として、先輩の好きなアニメ等の舞台のパンフレットなんかを持ってくるので先輩は満面の笑みです。
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