彼と僕の最上の欠点

 中学生の母親から生まれた月瀬幸輝は厳しい祖父母のもと、母親とは離れ離れにされた上、誰にも甘えることが出来ない境遇に置かれて過ごしてきた。
 そんな複雑な環境のせいで真に心を寄せられる相手が作れなかった幸輝は、孤独という環境に適応できない心の病を患ってしまう。

 社会人となって一人暮しをしても、一人になると孤独感に押し潰され食事も満足に取ることもできない。そこまで弱ってしまった幸輝を救ったのは、新しい職場で出会った十九歳年上の無骨な男・各務誠一だった。

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