俺の魔法で大きくなりすぎたちんこが誰にも挿入できなくなったため、責任を取らされる話
俺には最初から前世の記憶がある。
前世の俺は、平凡な大学生として穏やかな日常を送っていたが、アルバイト帰りに通り魔に刺されてしまい、その後に異世界である「シエスタ」で、ジーニアス・バーバリーとして転生した。
前世についてはもうどうしようもないし、商人の子として生まれた俺は、そこそこ裕福な暮らしを送れていたからそこは良い。しかし、俺には唯一にしてとても大きな不満があった。
誰もが生まれ持ってくる特殊能力が、微妙過ぎるのである。
俺の能力は物を大きくすること、ただそれだけなのだ。
しかも、大きくできるのはほんの少しだけ。
はっきり言って使えない能力だったが、それでも俺は考えに考え抜いた結果、唯一にして最強の使い道を思いついた。
「おっぱいを大きくするっていう使い道いけるんじゃね?」と。
目論見は当たり事業は大成功。
調子に乗った俺は、男にも需要があるのではないかと思い、新しい事業を立ち上げたんだけれど……。
「ふざけるな、貴様! 誰がここまででかくしろと言った! 戻せ!」
「……困るんだよね、これ」
端正な顔を怒りで歪ませた二人の男に、俺はひたすら謝っていた。
「戻せないんですーーー!!!」と。
冷徹騎士&チャラ男騎士×転生者の商人の甘々コメディ……のはず。
表紙をKIRIsame.RW様に描いてもらいました!
ありがとうございます!
前世の俺は、平凡な大学生として穏やかな日常を送っていたが、アルバイト帰りに通り魔に刺されてしまい、その後に異世界である「シエスタ」で、ジーニアス・バーバリーとして転生した。
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誰もが生まれ持ってくる特殊能力が、微妙過ぎるのである。
俺の能力は物を大きくすること、ただそれだけなのだ。
しかも、大きくできるのはほんの少しだけ。
はっきり言って使えない能力だったが、それでも俺は考えに考え抜いた結果、唯一にして最強の使い道を思いついた。
「おっぱいを大きくするっていう使い道いけるんじゃね?」と。
目論見は当たり事業は大成功。
調子に乗った俺は、男にも需要があるのではないかと思い、新しい事業を立ち上げたんだけれど……。
「ふざけるな、貴様! 誰がここまででかくしろと言った! 戻せ!」
「……困るんだよね、これ」
端正な顔を怒りで歪ませた二人の男に、俺はひたすら謝っていた。
「戻せないんですーーー!!!」と。
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