妄想日記1<<ORIGIN>>

YAMATO

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Chapter3(変化編)

Chapter3-⑧【Don't Stop 'Til You Get Enough】

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長い人生で、羞恥を受けるのは初めてだ。
兄貴は用意しておいたT字カミソリを器用に使い、俺の陰毛を切り落としていく。
10分もすると、陰毛は一本もなくなった。
お互い顔を見合わせて笑う。
「次はユーキの番だよ。」
兄貴を促す。
しかし同じ様に、ただ剃るだけでは面白くない。
『Mの兄貴にはもっと恥ずかしい思いをしてもらわないとな。』
 
「先にケツ洗浄しようか?」
えげつないアイデアが閃く。
シャワーヘッドを外し、ノズルを剥き出しにする。
お湯を少し出し、温度を調整した。
「じゃあ、ケツをこっちに向けて。」
兄貴は素直に従うと、尻を突き出す。
ジムから入れてあったローターが顔を出した。
「もっと力んでみて。」
饐えた臭いと共に、ローターが押し出されてきた。
下に手を置き、落下を待つ。
 
掌の中に兄貴の温もりを感じた。
ローターに代わりに、直にノズルを挿入する。
少しずつお湯を出す。
それに同期して、兄貴のマラも膨らんだ。
ピクピクとマラが動く。
「気持ちいい?」
真っ赤な顔が頷いた。
もっと入りそうだが、蛇口に手を伸ばす。
 
「ではユーキの剃毛を始めるよ。」
大袈裟に宣言する。
「む、無理だ!
先に出させてくれ。」
バスルームに大声が響く。
「時間が勿体ないから同時進行で進めないと。
早く剃らないと、放出したくなっちゃうよ。」
意に介さず、カミソリを持つ。
「しかし…。」
「つべこべ言わずに、横になって。」
兄貴は諦めて、大の字に横たわる。
「まずはバンザイして。」
驚いた兄貴が上半身を起こす。
「まさか脇毛まで剃るのか?」
また膨れっ面で言う。
「ビルダーは皆剃っているよ。
筋肉に体毛は邪魔だとは思わない?」
そう問い掛けると、兄貴はしぶしぶ両手を上げた。
たっぷりシェービングクリームを塗って、剃りあげる。
そして両足を丹念に剃っていく。
今迄、体毛に覆われていた筋肉が露出した。
輝かしいばかりの筋肉だ。
 
次に陰毛を剃っていると、表情に苦悶が現れた。
乳首クリップのチェーンが揺れている。
その揺れは兄貴の状態を表すインジケータだ。
「タクミ…、まだ終わらないか?」
小刻みな震えは止まる事がない。
「半分以上終わっているよ。
もう少し頑張って。」
暢気に答える。
震えながら、苦悶に歪む顔が見たかったのだ。
 
睾丸は意外と手こずった。
兄貴は眉間に皺を寄せ、必死に耐えている。
「タクミ、もう我慢出来ない!」
必死の形相で、震えは大きくなっていた。
「もう終わるよ。
最後に四つん這いになって。」
『最後』をアピールして言う。
肛門の周りのケツ毛を綺麗に剃る。
襞をピクピクさせながら、必死に決壊を防いでいた。
「さあ、終わったよ。
便器へ行ってこい!」
ケツを思い切り叩く。
駆け出す滑稽な姿がとても愛しかった。
 
 
(つづく)
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