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Chapter6(沖縄アツシ編)
Chapter6-⑧【The Winner Takes It All】
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射精の瞬間、ケツからマラを抜いて、二人の方向へ向ける。
ザーメンは勢い良く、アツシの足元まで飛んだ。
勝利の放物線だった。
シラケきった2人は荷物を纏め出した。
「あれ、帰るの?
もう雨雲は切れてきたのに。」
「ああ、地面が湿っちまったからな。」
クニが力なく笑う。
湿ったのは地面だけではなさそうだ。
アツシは既に歩き出していた。
ふと気付くと、雨は完全に止んでいた。
空を見上げると、雨雲の切れ間から青空が見えている。
その切れ間は、みるみる大きくなり、夏の陽射しが戻ってきた。
全身びしょ濡れの俺達は顔を見合わせて笑う。
「さあ、また焼こうぜ。」
真っ黒な顔から白い歯が零れる。
サスペンダータイプのビキニが肩から落ちて、紐を纏っただけの格好になっていた。
ほぼ全裸の兄貴は陽射しの強い場所へ駆けて行く。
日焼けに貪欲な兄貴を見て、股間が再び活気付いた。
シートを引き直して、二人で寝そべる。
ペットボトルのお茶を口一杯に頬張ると、兄貴に口移しで飲ませた。
「美味しい?」
最後に鼻の頭を軽く噛む。
「めちゃ美味いぜ。
タクミの味がする。」
笑いながら、兄貴は答えた。
「でもユーキの駅弁姿で興奮した。
駅弁は初めてだった?」
嫉妬心を悟られない様に聞く。
「初めてだったけど、タクミのマラが一番だ!」
笑顔は絶えない。
はぐらかされた感もあったが、敢えてこれ以上は突っ込まない。
今はこの答えで充分だ。
波瀾含みの沖縄旅行になったが、兄貴との絆がより強まった。
正に『雨降って地固まる』だなと、真っ黒に焼けた兄貴を見て思う。
照りつける陽射しは容赦がない。
2日目だというのに、兄貴の肌は褐色を通り越していた。
メラニン色素が多いのか、陽射しを全て吸収している。
既に『兄貴の黒人化計画』は完遂していた。
この真っ黒に焼けた筋肉を見ていると、また欲情を覚える。
ホテルまで我慢出来そうもない。
帰り道に発散する計画を練る。
時計を見ると4時を過ぎていた。
「ユーキ、そろそろ帰ろう。
帰りに銭湯に寄って行こうか?」
答えの分かり切った提案する。
「おお、良いね。
でかい湯船でさっぱりしたいな。」
予想通り乗り気だ。
「勿論ユーキはこのスパッツを穿くんだよ。」
干してあるスパッツを手渡す。
今日1日で、兄貴とアツシが中出ししたスパッツだ。
もう元の白は姿を失い、黄ばみの濃淡がグラデーションを醸し出している。
早速、荷物を片付け、車へ戻る。
エアコンをマックスにした車内は雄の臭いが循環した。
それは強烈な臭いだ。
視覚と嗅覚を刺激された俺は益々欲情した。
(つづく)
ザーメンは勢い良く、アツシの足元まで飛んだ。
勝利の放物線だった。
シラケきった2人は荷物を纏め出した。
「あれ、帰るの?
もう雨雲は切れてきたのに。」
「ああ、地面が湿っちまったからな。」
クニが力なく笑う。
湿ったのは地面だけではなさそうだ。
アツシは既に歩き出していた。
ふと気付くと、雨は完全に止んでいた。
空を見上げると、雨雲の切れ間から青空が見えている。
その切れ間は、みるみる大きくなり、夏の陽射しが戻ってきた。
全身びしょ濡れの俺達は顔を見合わせて笑う。
「さあ、また焼こうぜ。」
真っ黒な顔から白い歯が零れる。
サスペンダータイプのビキニが肩から落ちて、紐を纏っただけの格好になっていた。
ほぼ全裸の兄貴は陽射しの強い場所へ駆けて行く。
日焼けに貪欲な兄貴を見て、股間が再び活気付いた。
シートを引き直して、二人で寝そべる。
ペットボトルのお茶を口一杯に頬張ると、兄貴に口移しで飲ませた。
「美味しい?」
最後に鼻の頭を軽く噛む。
「めちゃ美味いぜ。
タクミの味がする。」
笑いながら、兄貴は答えた。
「でもユーキの駅弁姿で興奮した。
駅弁は初めてだった?」
嫉妬心を悟られない様に聞く。
「初めてだったけど、タクミのマラが一番だ!」
笑顔は絶えない。
はぐらかされた感もあったが、敢えてこれ以上は突っ込まない。
今はこの答えで充分だ。
波瀾含みの沖縄旅行になったが、兄貴との絆がより強まった。
正に『雨降って地固まる』だなと、真っ黒に焼けた兄貴を見て思う。
照りつける陽射しは容赦がない。
2日目だというのに、兄貴の肌は褐色を通り越していた。
メラニン色素が多いのか、陽射しを全て吸収している。
既に『兄貴の黒人化計画』は完遂していた。
この真っ黒に焼けた筋肉を見ていると、また欲情を覚える。
ホテルまで我慢出来そうもない。
帰り道に発散する計画を練る。
時計を見ると4時を過ぎていた。
「ユーキ、そろそろ帰ろう。
帰りに銭湯に寄って行こうか?」
答えの分かり切った提案する。
「おお、良いね。
でかい湯船でさっぱりしたいな。」
予想通り乗り気だ。
「勿論ユーキはこのスパッツを穿くんだよ。」
干してあるスパッツを手渡す。
今日1日で、兄貴とアツシが中出ししたスパッツだ。
もう元の白は姿を失い、黄ばみの濃淡がグラデーションを醸し出している。
早速、荷物を片付け、車へ戻る。
エアコンをマックスにした車内は雄の臭いが循環した。
それは強烈な臭いだ。
視覚と嗅覚を刺激された俺は益々欲情した。
(つづく)
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