75 / 85
第5章 最終章
第7話 火竜が来た!
しおりを挟む
親と思われる火竜がやって来たのは、夕方のことだった。村人の多くが夕食を取り終え、まったりとした時間を過ごしていた。リリーも、父バルドと妹エミリーと食後の談笑をしている最中だった。窓の外から、村人たちの、のんきかつ興奮した声が聞こえてきた。
「おい、見ろ、見ろ! 本物だ!」
「すっげーなー。でっけーなー。俺、初めて見るよ」
リリー親子は互いに顔を見合わせ、何だ、何だと揃って玄関へ急いだ。
外へ出ると、みんなが一様に空の同じ方向を見上げている。リリーたちも村人が見ているほうへ顔を向けた。
「うわあ、竜だ!」
エミリーが目を輝かせた。
深い藍色の空に、巨大な竜が浮かんでいた。暗くてはっきり見えないが、どうやら体の色は赤のようである。ということは火竜である。まだ山の上にいるが、すぐにこの村に着くだろう。
「おい、リリー。こりゃ、あれじゃねえか? あの火竜の子どもの親じゃねえか?」
バルドが、眩しくもないのに額に手をかざして、向かってくる竜を見て言った。
「うん、私もそう思った。私、マートさんの所に行ってくる!」
「お姉ちゃん、あの子、帰っちゃうの?」
走り出そうとしたリリーを、エミリーの悲鳴のような声が引き止めた。エミリーにとっても、あの火竜の子どもは、かわいい友達のようなものだったのだ。泣き出しそうなエミリーの顔を見て、リリーは口ごもった。エミリーの気持ちは、すごくわかる。でも。
バルドの大きな手が、エミリーの肩に優しく乗った。
「エミリー、あれがあの子の親なら、ずっと自分の子どもを探してたんじゃねえかな。あの親子は、ずっと離れ離れだったんだ。もう一緒にいさせてやろうや。な?」
エミリーはバルドの服をぎゅっと握り、「うん……」と顔を伏せてうなずいた。
「まだあの子の親かわからないけど、もしそうなら、元気でねってみんなであの子を見送ってあげようね」
リリーの言葉に、エミリーは顔を上げないまま小さくうなずいた。
マートの家に向かって走りながら、リリーも寂しさを感じていた。あの火竜の子は村役場のマスコット的存在になっていたし、何より存在そのものがかわいくて、リリーも大好きだった。いつかお別れが来るとわかってはいたが、いざそのときになると、つらい。
「リリー!」
呼ぶ声に振り向くと、ライオが、空を見上げる村人たちを器用に避けながら猛スピードで駆け寄ってきた。
「あの火竜、あの子の親かな?」
「まだわかんないけど、そうじゃないかな。私、ひとまずマートさんの所に行ってくるよ」
「そうだね。僕、さっきバーナードに会ったんだ。もしあの火竜が村を攻撃するといけないから、避難準備をするって言ってた。僕は避難に時間のかかりそうなお年寄りの家を回るよ。フィンやルナたちも避難誘導に動いてるみたいだから、こっちのことは気にしなくていいよ」
あ、そうか、とリリーはライオの話を聞いて、ようやくその可能性に思い至った。あの火竜があの子の親であるかどうかにかかわらず、攻撃される危険があった。そうなったら村はひとたまりもない。バーナードが言うように、村の人を村から脱出させなければならない。頼りになる大人たちが動いてくれているようだから、きっとみんなを安全な場所までちゃんと誘導してくれるだろう。
「ありがとう、みんなをよろしくね!」
爽やかに手を振って走り去るライオを、リリーは本当にありがたい幼馴染だと思った。ついでに、本当に総務課の準職員みたいだとも思った。
ライオが言っていたとおり、夜警の人たちが大きな声で避難誘導を始めていた。竜を一目見ようと外に出ていた村人たちは、慌てて貴重品を取りに家に駆け戻ったり、「そんなことしてる時間はないぞ!」と周囲の人に引き留められていたりした。
「あれ?」
人の流れに逆行する形で走っていたリリーは、広い十字路で、思いがけない組み合わせの3人組を見つけた。
「マートさん、ペネロペ、ひいおばあちゃん!」
ペネロペとリリーの曽祖母のソフィアが、マートを挟む格好で歩いている。マートは顔をうつむけて、腕にあの火竜の子どもをしっかりと抱きかかえていた。その様子が何かおかしい。言いようのない不安が、リリーの足を速めさせた。
リリーに気づいたソフィアが手を振った。ずっと腕の中の竜の子どもを見つめていたマートも、顔を上げた。リリーは、あんなに困惑した様子のマートを見るのは初めてのことだった。
リリーがどうしたんですかと尋ねるより先に、マートが震える声で叫んだ。
「起きないんだ、こいつ、全然目を覚まさないんだ!」
わけがわからないままリリーがマートの腕の中の火竜の子どもを見ると、確かに、この騒ぎの中、クウクウと平和な寝息を立てて眠っている。
「魔法をかけられているみたいなの」
ペネロペの不穏な発言に、リリーは驚いた。
「魔法って……、何でですか? 誰が?」
「わからないわ」
ペネロペが悲しそうに首を横に振った。
「でも、とても強い魔法なの。私でも解除できない」
この村で魔法に一番精通しているのは、ペネロペである。そのペネロペでも駄目なら、ほかに誰がこの子にかけられた魔法を解けるというのか。
あ、とリリーは思い出した。マートには、無限の魔力があるらしい。もしかしたらいけるのではないか?
「マートさんは?」
「駄目だった」マートは沈痛な面持ちで首を横に振った。「ペネロペに教わってやってみたけど、無理だった。ペネロペが言うには、どうも俺らが使うような魔法とは違う系統じゃないかって」
「そんな……」
リリーは絶句した。そんなことがあるのか。魔法に疎いリリーには、魔法にも系統があるなんて考えたこともなかった。
「どうしよう。あの火竜、この子の親かもしれないのに」
リリーが空を振り仰ぐと、もう火竜は村の上まで来ていた。火竜の翡翠のような緑色の大きな目が、マートが抱える子どもの火竜にひたりと向けられている。
「まずいね。あたしらがこの子に変なことをしたと思われなきゃいいけど」
ソフィアが火竜を見上げながら、舌打ちをする。
「俺、話してみます」
「え?」
ソフィアが驚いた顔でマートを見た。それから、すぐに合点したようでうなずいた。
「そうか。あんた、この子とも話ができるんだったね。でも、気をつけな。あっちに話を聞く気があるかどうかもわからないしね」
「そんときは、サポートお願いします」
「サフォート?」
リリーは首を傾げた。こんな時にもまた謎語。
「ええと、手助け、みたいな感じかしら?」
ペネロペも首を傾げた。こんな時でも美女は美女。
「ええ、その通りです。よろしくお願いします」
ペネロペの美女っぷりに触発されたのか、マートはいきなりあの渋い声と顔になった。
ほんと面白い子ねー、とソフィアが感心したようにつぶやいたのを、リリーの耳はキャッチした。
こんなやり取りをしていると、ついいつもの調子になってしまうのだが、今はかなりの緊急事態なのだった。火竜が、リリーたちのすぐ上にいた。
「おい、見ろ、見ろ! 本物だ!」
「すっげーなー。でっけーなー。俺、初めて見るよ」
リリー親子は互いに顔を見合わせ、何だ、何だと揃って玄関へ急いだ。
外へ出ると、みんなが一様に空の同じ方向を見上げている。リリーたちも村人が見ているほうへ顔を向けた。
「うわあ、竜だ!」
エミリーが目を輝かせた。
深い藍色の空に、巨大な竜が浮かんでいた。暗くてはっきり見えないが、どうやら体の色は赤のようである。ということは火竜である。まだ山の上にいるが、すぐにこの村に着くだろう。
「おい、リリー。こりゃ、あれじゃねえか? あの火竜の子どもの親じゃねえか?」
バルドが、眩しくもないのに額に手をかざして、向かってくる竜を見て言った。
「うん、私もそう思った。私、マートさんの所に行ってくる!」
「お姉ちゃん、あの子、帰っちゃうの?」
走り出そうとしたリリーを、エミリーの悲鳴のような声が引き止めた。エミリーにとっても、あの火竜の子どもは、かわいい友達のようなものだったのだ。泣き出しそうなエミリーの顔を見て、リリーは口ごもった。エミリーの気持ちは、すごくわかる。でも。
バルドの大きな手が、エミリーの肩に優しく乗った。
「エミリー、あれがあの子の親なら、ずっと自分の子どもを探してたんじゃねえかな。あの親子は、ずっと離れ離れだったんだ。もう一緒にいさせてやろうや。な?」
エミリーはバルドの服をぎゅっと握り、「うん……」と顔を伏せてうなずいた。
「まだあの子の親かわからないけど、もしそうなら、元気でねってみんなであの子を見送ってあげようね」
リリーの言葉に、エミリーは顔を上げないまま小さくうなずいた。
マートの家に向かって走りながら、リリーも寂しさを感じていた。あの火竜の子は村役場のマスコット的存在になっていたし、何より存在そのものがかわいくて、リリーも大好きだった。いつかお別れが来るとわかってはいたが、いざそのときになると、つらい。
「リリー!」
呼ぶ声に振り向くと、ライオが、空を見上げる村人たちを器用に避けながら猛スピードで駆け寄ってきた。
「あの火竜、あの子の親かな?」
「まだわかんないけど、そうじゃないかな。私、ひとまずマートさんの所に行ってくるよ」
「そうだね。僕、さっきバーナードに会ったんだ。もしあの火竜が村を攻撃するといけないから、避難準備をするって言ってた。僕は避難に時間のかかりそうなお年寄りの家を回るよ。フィンやルナたちも避難誘導に動いてるみたいだから、こっちのことは気にしなくていいよ」
あ、そうか、とリリーはライオの話を聞いて、ようやくその可能性に思い至った。あの火竜があの子の親であるかどうかにかかわらず、攻撃される危険があった。そうなったら村はひとたまりもない。バーナードが言うように、村の人を村から脱出させなければならない。頼りになる大人たちが動いてくれているようだから、きっとみんなを安全な場所までちゃんと誘導してくれるだろう。
「ありがとう、みんなをよろしくね!」
爽やかに手を振って走り去るライオを、リリーは本当にありがたい幼馴染だと思った。ついでに、本当に総務課の準職員みたいだとも思った。
ライオが言っていたとおり、夜警の人たちが大きな声で避難誘導を始めていた。竜を一目見ようと外に出ていた村人たちは、慌てて貴重品を取りに家に駆け戻ったり、「そんなことしてる時間はないぞ!」と周囲の人に引き留められていたりした。
「あれ?」
人の流れに逆行する形で走っていたリリーは、広い十字路で、思いがけない組み合わせの3人組を見つけた。
「マートさん、ペネロペ、ひいおばあちゃん!」
ペネロペとリリーの曽祖母のソフィアが、マートを挟む格好で歩いている。マートは顔をうつむけて、腕にあの火竜の子どもをしっかりと抱きかかえていた。その様子が何かおかしい。言いようのない不安が、リリーの足を速めさせた。
リリーに気づいたソフィアが手を振った。ずっと腕の中の竜の子どもを見つめていたマートも、顔を上げた。リリーは、あんなに困惑した様子のマートを見るのは初めてのことだった。
リリーがどうしたんですかと尋ねるより先に、マートが震える声で叫んだ。
「起きないんだ、こいつ、全然目を覚まさないんだ!」
わけがわからないままリリーがマートの腕の中の火竜の子どもを見ると、確かに、この騒ぎの中、クウクウと平和な寝息を立てて眠っている。
「魔法をかけられているみたいなの」
ペネロペの不穏な発言に、リリーは驚いた。
「魔法って……、何でですか? 誰が?」
「わからないわ」
ペネロペが悲しそうに首を横に振った。
「でも、とても強い魔法なの。私でも解除できない」
この村で魔法に一番精通しているのは、ペネロペである。そのペネロペでも駄目なら、ほかに誰がこの子にかけられた魔法を解けるというのか。
あ、とリリーは思い出した。マートには、無限の魔力があるらしい。もしかしたらいけるのではないか?
「マートさんは?」
「駄目だった」マートは沈痛な面持ちで首を横に振った。「ペネロペに教わってやってみたけど、無理だった。ペネロペが言うには、どうも俺らが使うような魔法とは違う系統じゃないかって」
「そんな……」
リリーは絶句した。そんなことがあるのか。魔法に疎いリリーには、魔法にも系統があるなんて考えたこともなかった。
「どうしよう。あの火竜、この子の親かもしれないのに」
リリーが空を振り仰ぐと、もう火竜は村の上まで来ていた。火竜の翡翠のような緑色の大きな目が、マートが抱える子どもの火竜にひたりと向けられている。
「まずいね。あたしらがこの子に変なことをしたと思われなきゃいいけど」
ソフィアが火竜を見上げながら、舌打ちをする。
「俺、話してみます」
「え?」
ソフィアが驚いた顔でマートを見た。それから、すぐに合点したようでうなずいた。
「そうか。あんた、この子とも話ができるんだったね。でも、気をつけな。あっちに話を聞く気があるかどうかもわからないしね」
「そんときは、サポートお願いします」
「サフォート?」
リリーは首を傾げた。こんな時にもまた謎語。
「ええと、手助け、みたいな感じかしら?」
ペネロペも首を傾げた。こんな時でも美女は美女。
「ええ、その通りです。よろしくお願いします」
ペネロペの美女っぷりに触発されたのか、マートはいきなりあの渋い声と顔になった。
ほんと面白い子ねー、とソフィアが感心したようにつぶやいたのを、リリーの耳はキャッチした。
こんなやり取りをしていると、ついいつもの調子になってしまうのだが、今はかなりの緊急事態なのだった。火竜が、リリーたちのすぐ上にいた。
0
あなたにおすすめの小説
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
アトハ
ファンタジー
【短いあらすじ】
普通を勘違いした魔界育ちの少女が、王都に旅立ちうっかり無双してしまう話(前世は病院少女なので、本人は「超健康な身体すごい!!」と無邪気に喜んでます)
【まじめなあらすじ】
主人公のフィアナは、前世では一生を病院で過ごした病弱少女であったが……、
「健康な身体って凄い! 神さま、ありがとう!(ドラゴンをワンパンしながら)」
転生して、超健康な身体(最強!)を手に入れてしまう。
魔界で育ったフィアナには、この世界の普通が分からない。
友達を作るため、王都の学園へと旅立つことになるのだが……、
「なるほど! 王都では、ドラゴンを狩るには許可が必要なんですね!」
「「「違う、そうじゃない!!」」」
これは魔界で育った超健康な少女が、うっかり無双してしまうお話である。
※他サイトにも投稿中
※旧タイトル
病弱少女、転生して健康な肉体(最強)を手に入れる~友達が欲しくて魔境を旅立ちましたが、どうやら私の魔法は少しおかしいようです~
溺愛最強 ~気づいたらゲームの世界に生息していましたが、悪役令嬢でもなければ断罪もされないので、とにかく楽しむことにしました~
夏笆(なつは)
恋愛
「おねえしゃま。こえ、すっごくおいしいでし!」
弟のその言葉は、晴天の霹靂。
アギルレ公爵家の長女であるレオカディアは、その瞬間、今自分が生きる世界が前世で楽しんだゲーム「エトワールの称号」であることを知った。
しかし、自分は王子エルミニオの婚約者ではあるものの、このゲームには悪役令嬢という役柄は存在せず、断罪も無いので、攻略対象とはなるべく接触せず、穏便に生きて行けば大丈夫と、生きることを楽しむことに決める。
醤油が欲しい、うにが食べたい。
レオカディアが何か「おねだり」するたびに、アギルレ領は、周りの領をも巻き込んで豊かになっていく。
既にゲームとは違う展開になっている人間関係、その学院で、ゲームのヒロインは前世の記憶通りに攻略を開始するのだが・・・・・?
小説家になろうにも掲載しています。
[完結]前世引きこもりの私が異世界転生して異世界で新しく人生やり直します
mikadozero
ファンタジー
私は、鈴木凛21歳。自分で言うのはなんだが可愛い名前をしている。だがこんなに可愛い名前をしていても現実は甘くなかった。
中高と私はクラスの隅で一人ぼっちで生きてきた。だから、コミュニケーション家族以外とは話せない。
私は社会では生きていけないほどダメ人間になっていた。
そんな私はもう人生が嫌だと思い…私は命を絶った。
自分はこんな世界で良かったのだろうかと少し後悔したが遅かった。次に目が覚めた時は暗闇の世界だった。私は死後の世界かと思ったが違かった。
目の前に女神が現れて言う。
「あなたは命を絶ってしまった。まだ若いもう一度チャンスを与えましょう」
そう言われて私は首を傾げる。
「神様…私もう一回人生やり直してもまた同じですよ?」
そう言うが神は聞く耳を持たない。私は神に対して呆れた。
神は書類を提示させてきて言う。
「これに書いてくれ」と言われて私は書く。
「鈴木凛」と署名する。そして、神は書いた紙を見て言う。
「鈴木凛…次の名前はソフィとかどう?」
私は頷くと神は笑顔で言う。
「次の人生頑張ってください」とそう言われて私の視界は白い世界に包まれた。
ーーーーーーーーー
毎話1500文字程度目安に書きます。
たまに2000文字が出るかもです。
転生の水神様ーー使える魔法は水属性のみだが最強ですーー
芍薬甘草湯
ファンタジー
水道局職員が異世界に転生、水神様の加護を受けて活躍する異世界転生テンプレ的なストーリーです。
42歳のパッとしない水道局職員が死亡したのち水神様から加護を約束される。
下級貴族の三男ネロ=ヴァッサーに転生し12歳の祝福の儀で水神様に再会する。
約束通り祝福をもらったが使えるのは水属性魔法のみ。
それでもネロは水魔法を工夫しながら活躍していく。
一話当たりは短いです。
通勤通学の合間などにどうぞ。
あまり深く考えずに、気楽に読んでいただければ幸いです。
完結しました。
男子高校生だった俺は異世界で幼児になり 訳あり筋肉ムキムキ集団に保護されました。
カヨワイさつき
ファンタジー
高校3年生の神野千明(かみの ちあき)。
今年のメインイベントは受験、
あとはたのしみにしている北海道への修学旅行。
だがそんな彼は飛行機が苦手だった。
電車バスはもちろん、ひどい乗り物酔いをするのだった。今回も飛行機で乗り物酔いをおこしトイレにこもっていたら、いつのまにか気を失った?そして、ちがう場所にいた?!
あれ?身の危険?!でも、夢の中だよな?
急死に一生?と思ったら、筋肉ムキムキのワイルドなイケメンに拾われたチアキ。
さらに、何かがおかしいと思ったら3歳児になっていた?!
変なレアスキルや神具、
八百万(やおよろず)の神の加護。
レアチート盛りだくさん?!
半ばあたりシリアス
後半ざまぁ。
訳あり幼児と訳あり集団たちとの物語。
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
北海道、アイヌ語、かっこ良さげな名前
お腹がすいた時に食べたい食べ物など
思いついた名前とかをもじり、
なんとか、名前決めてます。
***
お名前使用してもいいよ💕っていう
心優しい方、教えて下さい🥺
悪役には使わないようにします、たぶん。
ちょっとオネェだったり、
アレ…だったりする程度です😁
すでに、使用オッケーしてくださった心優しい
皆様ありがとうございます😘
読んでくださる方や応援してくださる全てに
めっちゃ感謝を込めて💕
ありがとうございます💞
中身は80歳のおばあちゃんですが、異世界でイケオジ伯爵に溺愛されています
浅水シマ
ファンタジー
【完結しました】
ーー人生まさかの二週目。しかもお相手は年下イケオジ伯爵!?
激動の時代を生き、八十歳でその生涯を終えた早川百合子。
目を覚ますと、そこは異世界。しかも、彼女は公爵家令嬢“エマ”として新たな人生を歩むことに。
もう恋愛なんて……と思っていた矢先、彼女の前に現れたのは、渋くて穏やかなイケオジ伯爵・セイルだった。
セイルはエマに心から優しく、どこまでも真摯。
戸惑いながらも、エマは少しずつ彼に惹かれていく。
けれど、中身は人生80年分の知識と経験を持つ元おばあちゃん。
「乙女のときめき」にはとっくに卒業したはずなのに――どうしてこの人といると、胸がこんなに苦しいの?
これは、中身おばあちゃん×イケオジ伯爵の、
ちょっと不思議で切ない、恋と家族の物語。
※小説家になろうにも掲載中です。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
神様の手違いで、おまけの転生?!お詫びにチートと無口な騎士団長もらっちゃいました?!
カヨワイさつき
恋愛
最初は、日本人で受験の日に何かにぶつかり死亡。次は、何かの討伐中に、死亡。次に目覚めたら、見知らぬ聖女のそばに、ポツンとおまけの召喚?あまりにも、不細工な為にその場から追い出されてしまった。
前世の記憶はあるものの、どれをとっても短命、不幸な出来事ばかりだった。
全てはドジで少し変なナルシストの神様の手違いだっ。おまけの転生?お詫びにチートと無口で不器用な騎士団長もらっちゃいました。今度こそ、幸せになるかもしれません?!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる