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「んふうぅ♡柴崎、あううぅ♡ひん、耳、も、やだあっ♡あっ♡そっちも……♡やめ、♡♡♡、ふあ、ああぁああぁ……♡」
反対側の耳も、同じようにねっとり責められて、抵抗しなくちゃいけないのに力が出ない。
けど、これは陥落したとかじゃ全然なくて、そう、俺は脅されてるんだ。
柴崎とセックスしなきゃ受付嬢のこと、嫁と会社にバラされる。だから、しかたなく……♡
ぐちっ♡ぬちっ♡ぐぢゅん♡ぢゅぱ♡にちゅにちゅ♡
「ふ、ぅ♡あああぁあぁ……♡ひぅ、うぅ~~~♡♡♡」
ぬちゅっ♡にちにち♡ぐぢゅっ♡ちゅっ♡ぢゅぱぁ♡
「ぉ"っ♡ん"~~~♡んふっ♡ふっ♡ふーっ♡んはああぁ……♡ぁ♡みみ、みみ♡やばぁいぃ……♡ぉ"、♡♡♡、音、やらし、♡♡♡、ふうぅ、ん♡」
ふーっ♡はぁっ♡ん♡はぁっ♡はー♡んん♡ふうぅ♡
ぬぢゅっ♡ぢゅくっ♡ぬぷ♡にゅくにゅく♡ぐぢゅ♡
「ぉ"……♡や"~~~っ♡はぁはぁすんなっ……♡んひっ♡ひうぅ♡」
「はー♡はぁっ♡あは、ごめんなさい、小谷さんが耳で感じてくれるのが嬉しくて、俺、興奮しちゃいました……♡」
「だ……からぁ……!感じてなんて、ない、っあっ!♡♡♡、ちょ、やだ、やだって、やめろ、しばさきぃ!」
耳をぐちょぐちょに濡らされて、発情しきった息を吹き込まれ、感じてしまったのは事実だ。しかし、認めるのはしゃくだった。それなのにスラックスの上から揉むようにちんこを握られて、勃起していることが即座にバレてしまう。
「あ、小谷さん嘘つきだあ。めっちゃ勃ってるじゃないっすか。ガチガチ♡」
「っう、るさい、お前が悪いんだろ!ばか柴崎っ……!」
「まあねー。こんなとこに女連れ込む直前でしたもんね。気分的にエロいモードになっちゃってましたよね。それに、小谷さんは俺に脅迫されてるんだからしょうがないですよ。抵抗できないんだし。ね」
「あ……♡あ……♡」
ずるいと思った。柴崎はずるい。
この興奮に言いわけを与えて、だけどその言いわけが俺を追いつめる。
「小谷さんの、おっきいね。さすがヤリチン♡見た目ふつーっぽいのに、そっか、だからモテるんだ」
「うぁ♡や、んひっ♡うぅ~~~っ♡ヤバいって、なあ、柴崎、っん"♡♡」
ちんぽの質量を確かめるように、ぐにぐにと動かされる五本の指。服の上からのぬるい刺激に、おかしいくらい感じてしまう。
そこだけじゃなくて、柴崎にくっついてるところ、ぜんぶ。
「ヤバいって、何が?」
「や、だって、男とこんなっ……!てゆーか、嫁っ……!俺には嫁がいるし、こんなこと」
「うん、だからこういうことしてるんでしょ。小谷さんは脅されてるんだよ。だから俺のいうこと聞かなくちゃ、奥さんにバラしちゃうよ」
「うぅ……♡そ、だよお♡嫌なのに、お前が、っ♡」
「そう、ぜーんぶ俺のせいなんだ。だから小谷さんはなんも悪くないっすよ。脅迫されてるんだから、しかたない」
「ふ、う、うぅ……♡」
追いうちをかけられて、俺は陥落する寸前だった。
相手が男で、しかも気にくわない部下であることと、甘い脅迫が混ざった目先の快楽。
どちらに天秤がかたむくかなんて、自問するまでもない。
「ね、小谷さん。あんたはなんにも悪くないよ」
「んむぅ……っ♡」
ラブホの部屋はほとんどがベッドで占められている。
四角い部屋の中に置かれた真四角のベッド。そこへ、どさりと押し倒される。
「うぁ……っ、おい、しばさきっ……♡」
「スーツ、脱ぎましょーね。しわになっちゃうから。奥さんに、これどうしたのって訊かれても説明なんてできないっしょ?」
「あぅ……♡ば、かぁ……♡」
「ふふ、顔真っ赤。かわいい」
柴崎は趣味が悪い。
俺のこと、見た目ふつーとかさりげに軽くディスってきたくせに、そんな男をかわいい、とか。
顔も頭もスタイルもいいくせに悪趣味なやつだ。
反対側の耳も、同じようにねっとり責められて、抵抗しなくちゃいけないのに力が出ない。
けど、これは陥落したとかじゃ全然なくて、そう、俺は脅されてるんだ。
柴崎とセックスしなきゃ受付嬢のこと、嫁と会社にバラされる。だから、しかたなく……♡
ぐちっ♡ぬちっ♡ぐぢゅん♡ぢゅぱ♡にちゅにちゅ♡
「ふ、ぅ♡あああぁあぁ……♡ひぅ、うぅ~~~♡♡♡」
ぬちゅっ♡にちにち♡ぐぢゅっ♡ちゅっ♡ぢゅぱぁ♡
「ぉ"っ♡ん"~~~♡んふっ♡ふっ♡ふーっ♡んはああぁ……♡ぁ♡みみ、みみ♡やばぁいぃ……♡ぉ"、♡♡♡、音、やらし、♡♡♡、ふうぅ、ん♡」
ふーっ♡はぁっ♡ん♡はぁっ♡はー♡んん♡ふうぅ♡
ぬぢゅっ♡ぢゅくっ♡ぬぷ♡にゅくにゅく♡ぐぢゅ♡
「ぉ"……♡や"~~~っ♡はぁはぁすんなっ……♡んひっ♡ひうぅ♡」
「はー♡はぁっ♡あは、ごめんなさい、小谷さんが耳で感じてくれるのが嬉しくて、俺、興奮しちゃいました……♡」
「だ……からぁ……!感じてなんて、ない、っあっ!♡♡♡、ちょ、やだ、やだって、やめろ、しばさきぃ!」
耳をぐちょぐちょに濡らされて、発情しきった息を吹き込まれ、感じてしまったのは事実だ。しかし、認めるのはしゃくだった。それなのにスラックスの上から揉むようにちんこを握られて、勃起していることが即座にバレてしまう。
「あ、小谷さん嘘つきだあ。めっちゃ勃ってるじゃないっすか。ガチガチ♡」
「っう、るさい、お前が悪いんだろ!ばか柴崎っ……!」
「まあねー。こんなとこに女連れ込む直前でしたもんね。気分的にエロいモードになっちゃってましたよね。それに、小谷さんは俺に脅迫されてるんだからしょうがないですよ。抵抗できないんだし。ね」
「あ……♡あ……♡」
ずるいと思った。柴崎はずるい。
この興奮に言いわけを与えて、だけどその言いわけが俺を追いつめる。
「小谷さんの、おっきいね。さすがヤリチン♡見た目ふつーっぽいのに、そっか、だからモテるんだ」
「うぁ♡や、んひっ♡うぅ~~~っ♡ヤバいって、なあ、柴崎、っん"♡♡」
ちんぽの質量を確かめるように、ぐにぐにと動かされる五本の指。服の上からのぬるい刺激に、おかしいくらい感じてしまう。
そこだけじゃなくて、柴崎にくっついてるところ、ぜんぶ。
「ヤバいって、何が?」
「や、だって、男とこんなっ……!てゆーか、嫁っ……!俺には嫁がいるし、こんなこと」
「うん、だからこういうことしてるんでしょ。小谷さんは脅されてるんだよ。だから俺のいうこと聞かなくちゃ、奥さんにバラしちゃうよ」
「うぅ……♡そ、だよお♡嫌なのに、お前が、っ♡」
「そう、ぜーんぶ俺のせいなんだ。だから小谷さんはなんも悪くないっすよ。脅迫されてるんだから、しかたない」
「ふ、う、うぅ……♡」
追いうちをかけられて、俺は陥落する寸前だった。
相手が男で、しかも気にくわない部下であることと、甘い脅迫が混ざった目先の快楽。
どちらに天秤がかたむくかなんて、自問するまでもない。
「ね、小谷さん。あんたはなんにも悪くないよ」
「んむぅ……っ♡」
ラブホの部屋はほとんどがベッドで占められている。
四角い部屋の中に置かれた真四角のベッド。そこへ、どさりと押し倒される。
「うぁ……っ、おい、しばさきっ……♡」
「スーツ、脱ぎましょーね。しわになっちゃうから。奥さんに、これどうしたのって訊かれても説明なんてできないっしょ?」
「あぅ……♡ば、かぁ……♡」
「ふふ、顔真っ赤。かわいい」
柴崎は趣味が悪い。
俺のこと、見た目ふつーとかさりげに軽くディスってきたくせに、そんな男をかわいい、とか。
顔も頭もスタイルもいいくせに悪趣味なやつだ。
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