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「君が欲しい」と言われて、ルーチェの体はベッドに縫い付けられたように動けない。
「わ、私……」
今後のことを考えるとこれ以上は拒絶しなければならないと思っていても、ルーチェの唇は小さく開いたまま、言葉を失ってしまった。
「逃げないで。君の全部が、欲しいんだ」
ルーチェの唇をエリアスの指がそっとなぞり、それから唇が塞がれた。
「んっ……」
最初は柔らかく、ついばむように──けれど、愛おしむようなキスはすぐに熱い、欲望を秘めたものに変わっていく。
「ん、ふ……っ」
ルーチェが身をよじると、エリアスの舌が深く差し入れられる。舌先を絡め取り、甘噛みされ、ルーチェは満足に息も出来ない。
──それなのに、嫌じゃないのは、どうして……。
「……ふっ、んん……っ」
エリアスはルーチェの口内を蹂躙しながらも、ルーチェのめくれ上がったスカートの隙間から手を差し込んだ。
「んーっ!……!」
ルーチェはエリアスに触れられるまいと、足を閉じようとした。けれど潜りこんだ手は、すぐにルーチェの潤んだ茂みに辿りついてしまう。
「あっ……んっ……待っ……!」
「もう、こんなに濡れている」
エリアスの長い指が、ぬるりとルーチェの入口を撫でた。
「……こ、これは……同意ではなくてっ……」
ルーチェはエリアスから目を逸らしながら、必死にこれは生理現象だと言い張ろうとした。けれどすぐに、エリアスの指によって与えられた刺激で言葉は遮られてしまう。
「んぁっ……!」
「ねえ、ルーチェ……僕じゃなきゃ、だめだって言ってよ」
エリアスの指が深く差し込まれて、わざとらしくくちゅくちゅと音を立てた。自分の体はエリアスを受け入れたがっている──その事実が、ルーチェの羞恥をますます高めていく。
「やっ……やだっ……んんっ……」
彼女の抵抗は弱々しく、むしろエリアスの指が触れると身体が勝手に反応してしまう。蜜壺の奥から新たな蜜がとめどなく湧いてきて、エリアスの指を濡らしていく。
「んっ……やぁ……!」
エリアスはその蜜を赤くぷっくりと膨らんだ突起に塗りつけて、強くしごいた。
「ああんっ!」
目の前が真っ白になったと感じるような、鋭い快感がルーチェを貫いた。
「そんな……されたら、もうっ……」
「この前みたいに、すぐイッていいよ」
「そんなこと……! 全然……っ!」
言葉とは裏腹に、ルーチェの身体は反応してしまう。
「あっ……! あっ……! だめ……っ!」
指を深く差し込まれたまま、ぷっくりと膨らんだ花芯を弾かれて、ルーチェは短い叫び声をあげた。
「この前の夜みたいに、もっとかわいい声を聞かせて……」
エリアスは意地悪く囁きながら、その一点を集中的に刺激する。ルーチェは身体全体が熱くなる感覚に襲われながら、抵抗する術を持たない。
「あ……あっ……! もう……やめ……っ!」
──だめ、イッてはダメ!
そう思いたいのに、ルーチェは絶頂に達して、つまさきがぴんと伸びた。
「っ……は、あっ……!」
エリアスの腕の中で、ルーチェはなんとか息を整えようとした。グリーンの瞳からはぽろぽろと涙がこぼれる。
「ルーチェ……」
エリアスが深く、優しいキスの雨を降らせてくる。ルーチェの張り詰めていた心がゆるんだかと思えば、ルーチェの入口に硬いものが押し当てられた。
「あっ、ダメ……です」
そこは最後の砦だと、ルーチェはふるふると首を振った。
「そうしたら、私、たちは……」
「もう、停められない。たった一晩でも、こうして君と過ごせるなら……僕は別に、世界が終わったって構わない」
「エリアス様……そんな……」
ルーチェは破滅したくなくて必死なのに、エリアスは破滅したってかまわない、未来がどうなってもいいと言う。ルーチェにはそれが──暗い未来へどこまでも追ってこようとするエリアスが、少し恐ろしい。
「嘘じゃない。ずっと……君の全部が、欲しかった。僕を受け入れて。ルーチェ」
「あ……」
──だめ、なのに……。
熱に浮かされたような頭で、ルーチェは必死に考えていた。
──ここで受け入れてしまえば、もう戻れない。彼のものになってしまう。体だけじゃない、心も全部。
ルーチェは涙でにじんだ目をぎゅっとつぶった。
胸の奥が、ずっと前からこの瞬間を待っていたようにざわめいている。怖いのに、それ以上に――この先を知りたいと思ってしまう自分が確かにそこにいた。
「……迷っている?」
エリアスがそっと耳元で囁いた。拒むなら、とどまるなら、押し返すなら、今しかなかった。けれど、ルーチェの手は動かなかった。
「私、だけって……誓えるなら、いいですよ……」
ルーチェは熱に浮かされたように、つぶやいた。
「どうしてそんな不思議なことを言うの、ルーチェ」
エリアスの吐息混じりの言葉とともに、エリアスはゆっくりとルーチェの中に侵入してきた。
「うっ……あ…! ああっ……! エリアスさ……っ!」
自分以外が体の内側をこじ開けていく、という感覚にルーチェの体はびくんと跳ねた。
体はきゅうきゅうと入りこんだ異物を追い出そうとしているのか、それとも離すまいとすがりつくために動いているのか──ルーチェにはよくわからない。
「痛い?」
頭上から、心配そうなエリアスの声が降ってくる。
「だ……大丈夫、です……」
鈍い痛みはあったが一瞬のことで──今はそれよりも、体の中に自分以外の熱があるのに、それが微かに律動するだけで、じっとしているのがもどかしいとさえ思ってしまう。
「──っ!」
ルーチェの言葉を受けて、エリアスはゆるゆると動き始めた。入口付近まで引き抜かれ、そしてまた奥を突かれる。その繰り返しで、ルーチェは快感の中に放り出される。
「あっ、あ、ああっ……やっ、そんな……っ」
ルーチェの手が空を切った。エリアスはその手を掴んで、手首に口づける。
「ルーチェ……かわいいね」
エリアスはルーチェの足を少し曲げて、より深く、より強く中に押し入ってくる。
「……っ、ルーチェ……君の中に、自分の痕を刻みたい」
「ダ、ダメですっ……そんなの、絶対、ダメ、ですっ……!」
そう言いながらも、ルーチェの手足はエリアスにからみついて、彼の体にすがりつこうとする。
「ルーチェ、君って……いつも矛盾してるよ……っ」
快感とともに、熱いものが最奥に流し込まれるのを感じて、ルーチェは深く息を吐いた。吐息とともに、全身の力が抜けていく。
「愛しているよ、ルーチェ。……絶対に、君を、離さないから……」
額に口づけるエリアスの言葉に返事する気力も残っていなかったルーチェは、そのまま目を閉じた。
「わ、私……」
今後のことを考えるとこれ以上は拒絶しなければならないと思っていても、ルーチェの唇は小さく開いたまま、言葉を失ってしまった。
「逃げないで。君の全部が、欲しいんだ」
ルーチェの唇をエリアスの指がそっとなぞり、それから唇が塞がれた。
「んっ……」
最初は柔らかく、ついばむように──けれど、愛おしむようなキスはすぐに熱い、欲望を秘めたものに変わっていく。
「ん、ふ……っ」
ルーチェが身をよじると、エリアスの舌が深く差し入れられる。舌先を絡め取り、甘噛みされ、ルーチェは満足に息も出来ない。
──それなのに、嫌じゃないのは、どうして……。
「……ふっ、んん……っ」
エリアスはルーチェの口内を蹂躙しながらも、ルーチェのめくれ上がったスカートの隙間から手を差し込んだ。
「んーっ!……!」
ルーチェはエリアスに触れられるまいと、足を閉じようとした。けれど潜りこんだ手は、すぐにルーチェの潤んだ茂みに辿りついてしまう。
「あっ……んっ……待っ……!」
「もう、こんなに濡れている」
エリアスの長い指が、ぬるりとルーチェの入口を撫でた。
「……こ、これは……同意ではなくてっ……」
ルーチェはエリアスから目を逸らしながら、必死にこれは生理現象だと言い張ろうとした。けれどすぐに、エリアスの指によって与えられた刺激で言葉は遮られてしまう。
「んぁっ……!」
「ねえ、ルーチェ……僕じゃなきゃ、だめだって言ってよ」
エリアスの指が深く差し込まれて、わざとらしくくちゅくちゅと音を立てた。自分の体はエリアスを受け入れたがっている──その事実が、ルーチェの羞恥をますます高めていく。
「やっ……やだっ……んんっ……」
彼女の抵抗は弱々しく、むしろエリアスの指が触れると身体が勝手に反応してしまう。蜜壺の奥から新たな蜜がとめどなく湧いてきて、エリアスの指を濡らしていく。
「んっ……やぁ……!」
エリアスはその蜜を赤くぷっくりと膨らんだ突起に塗りつけて、強くしごいた。
「ああんっ!」
目の前が真っ白になったと感じるような、鋭い快感がルーチェを貫いた。
「そんな……されたら、もうっ……」
「この前みたいに、すぐイッていいよ」
「そんなこと……! 全然……っ!」
言葉とは裏腹に、ルーチェの身体は反応してしまう。
「あっ……! あっ……! だめ……っ!」
指を深く差し込まれたまま、ぷっくりと膨らんだ花芯を弾かれて、ルーチェは短い叫び声をあげた。
「この前の夜みたいに、もっとかわいい声を聞かせて……」
エリアスは意地悪く囁きながら、その一点を集中的に刺激する。ルーチェは身体全体が熱くなる感覚に襲われながら、抵抗する術を持たない。
「あ……あっ……! もう……やめ……っ!」
──だめ、イッてはダメ!
そう思いたいのに、ルーチェは絶頂に達して、つまさきがぴんと伸びた。
「っ……は、あっ……!」
エリアスの腕の中で、ルーチェはなんとか息を整えようとした。グリーンの瞳からはぽろぽろと涙がこぼれる。
「ルーチェ……」
エリアスが深く、優しいキスの雨を降らせてくる。ルーチェの張り詰めていた心がゆるんだかと思えば、ルーチェの入口に硬いものが押し当てられた。
「あっ、ダメ……です」
そこは最後の砦だと、ルーチェはふるふると首を振った。
「そうしたら、私、たちは……」
「もう、停められない。たった一晩でも、こうして君と過ごせるなら……僕は別に、世界が終わったって構わない」
「エリアス様……そんな……」
ルーチェは破滅したくなくて必死なのに、エリアスは破滅したってかまわない、未来がどうなってもいいと言う。ルーチェにはそれが──暗い未来へどこまでも追ってこようとするエリアスが、少し恐ろしい。
「嘘じゃない。ずっと……君の全部が、欲しかった。僕を受け入れて。ルーチェ」
「あ……」
──だめ、なのに……。
熱に浮かされたような頭で、ルーチェは必死に考えていた。
──ここで受け入れてしまえば、もう戻れない。彼のものになってしまう。体だけじゃない、心も全部。
ルーチェは涙でにじんだ目をぎゅっとつぶった。
胸の奥が、ずっと前からこの瞬間を待っていたようにざわめいている。怖いのに、それ以上に――この先を知りたいと思ってしまう自分が確かにそこにいた。
「……迷っている?」
エリアスがそっと耳元で囁いた。拒むなら、とどまるなら、押し返すなら、今しかなかった。けれど、ルーチェの手は動かなかった。
「私、だけって……誓えるなら、いいですよ……」
ルーチェは熱に浮かされたように、つぶやいた。
「どうしてそんな不思議なことを言うの、ルーチェ」
エリアスの吐息混じりの言葉とともに、エリアスはゆっくりとルーチェの中に侵入してきた。
「うっ……あ…! ああっ……! エリアスさ……っ!」
自分以外が体の内側をこじ開けていく、という感覚にルーチェの体はびくんと跳ねた。
体はきゅうきゅうと入りこんだ異物を追い出そうとしているのか、それとも離すまいとすがりつくために動いているのか──ルーチェにはよくわからない。
「痛い?」
頭上から、心配そうなエリアスの声が降ってくる。
「だ……大丈夫、です……」
鈍い痛みはあったが一瞬のことで──今はそれよりも、体の中に自分以外の熱があるのに、それが微かに律動するだけで、じっとしているのがもどかしいとさえ思ってしまう。
「──っ!」
ルーチェの言葉を受けて、エリアスはゆるゆると動き始めた。入口付近まで引き抜かれ、そしてまた奥を突かれる。その繰り返しで、ルーチェは快感の中に放り出される。
「あっ、あ、ああっ……やっ、そんな……っ」
ルーチェの手が空を切った。エリアスはその手を掴んで、手首に口づける。
「ルーチェ……かわいいね」
エリアスはルーチェの足を少し曲げて、より深く、より強く中に押し入ってくる。
「……っ、ルーチェ……君の中に、自分の痕を刻みたい」
「ダ、ダメですっ……そんなの、絶対、ダメ、ですっ……!」
そう言いながらも、ルーチェの手足はエリアスにからみついて、彼の体にすがりつこうとする。
「ルーチェ、君って……いつも矛盾してるよ……っ」
快感とともに、熱いものが最奥に流し込まれるのを感じて、ルーチェは深く息を吐いた。吐息とともに、全身の力が抜けていく。
「愛しているよ、ルーチェ。……絶対に、君を、離さないから……」
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