清洲会議忍法帖

尾張守護「武衛義銀」は、吉良・石橋との結託が主君、織田信長に発覚して、追放された。
後に、信長とは和解し、再び仕えることとなったが、その時「津川義近」と改名させられ名家「武衛家」は、その家名を失うこととなった。
これを恨み、復讐の機会を伺っていた「津川義近」の元へも、本能寺の変にて信長死すの報が入る。

時は安土桃山、天正10年水無月(1582年7月)。
信長のお世継ぎ、領地分配に関して、「清洲城」で会議が行なわれることとなった。
奇しくも、その城は、「津川義近」の祖である「武衛義重」が築城したものであった。
織田家家臣の重鎮が集まる会議は、周囲を柴田・丹羽・羽柴・池田の率いる各軍が取巻くが、その城内は、互いに裏切りへの疑心暗鬼から、同数の僅かな護衛しか伴わないことがわかっていた。

「津川義近」は、「武衛家」に密かに口伝で伝えられた、清洲城外への脱出口の場所を記し、傭兵集団「雑賀衆」へと送った。
ここから、逆に城内へ傭兵を侵入させ、会議を行なう彼らを亡き者にせん、との企みである。
これを知った「津川義近」の子、「義忠」は、織田家重鎮の死は、収まりつつある戦国の世に、更なる戦を呼ぶだけ、と密かにある忍軍と連絡をとった。

※忍術は、多少の誇張があっても魔法のようなものにはならない予定です。例えば雷撃VS冷気のような異能バトルはございません
※登場する忍軍、忍者、忍術は史実に基づいておりません
※基本的に絵面はハック&スラッシュですが、その裏の心理戦、頭脳戦も描いていますので、どう防いで、どう殺すのかをお楽しみください

表紙イラストは、lllust ACより、歩夢様の「月夜と忍者シルエット」を使用させていただいております。
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