578 / 1,365
第19章 自衛しながら生きていこう
387.事なかれ主義者は落ち着けない
しおりを挟む
世界樹ファマリーのお世話をしたり、ニホン連合のキョートの首都フシミに行って教会と魔道具店、それから転移陣の設置を許可を貰ったり、陽太たちとドライアドたちの顔合わせをしたりした翌朝。
目をパチッと覚ますとモフモフの茶色い塊がモッフモッフと僕の手の平を叩いていた。
ふさふさの狼の耳がピクピクッと動くと、モフッと僕の手の平の上に茶色い尻尾が乗っかって止まった。
……今日もモフモフだ。
昨日は寝ている間にエミリーの尻尾をギュッとしちゃってたけど、朝から尻尾を撫でてしまうとスイッチが入ってしまいかねないのでそっと引き抜く。
ベッドのシーツの上に尻尾が取り残されたけど、今度は僕のお腹辺りに乗っけられた。
「ちょっとくすぐったいんだけど……」
「………」
「シンシーラ、起きてるんでしょ?」
「………」
「おーい、シーラさんやーい」
シンシーラの剥き出しの肩に触れて軽く揺する。
直接触れる肌から彼女の体温と柔らかさを感じた。
「……エミリーの尻尾は朝からモフモフしたらしいじゃん? アタシの尻尾もモフモフするじゃん」
「いや、あれは不可抗力というか、寝てたらギュッとしてたと言うか……。それに、昨日の夜たくさん尻尾モフモフしたじゃん」
「平等に愛する事を誓ったじゃん?」
「いや、誓ったけど……寝てる間の事だから……」
「起きた後も二、三回揉まれたって聞いてるじゃん」
「モフモフを握ってたら、ついしちゃうというか……ていうかどこまで筒抜けなんすか!?」
「平等に愛してもらうために情報交換してるだけじゃん。一夫多妻で妻同士の中が良い場合はよくある事らしいじゃん」
「……そうなんすね」
一夫多妻も大変だなぁ、なんて事を想いながらシンシーラの望み通り数回彼女の尻尾をモフモフした。
シンシーラもそれで妥協してくれたのか、ガバッと起き上がった。
「もういろいろ見たりしてるんだから顔を背けなくてもいいじゃん?」
さっきまでの不機嫌そうな声とは裏腹に、後ろから楽し気な声が聞こえてきた。
ただ、僕が頑なに振り返ろうとしない事を知っているからか、ガウンを羽織った彼女はベッドから立つと、部屋から出て行った。
扉が閉まる音を確認してから僕も着替え始める。
今日は世界樹ユグドラシルのお世話をした後は、クレストラ大陸に戻る予定だ。
だから今日のお世話係は無しという事なので、ゆっくりと着替える事ができた。
着替えを済ませて速達箱の中を確認した後、シンシーラが出て行った方の扉から外に出ると、メイド服を着た黒髪の女の子が待ってくれていた。
「おはよう、モニカ」
「おはようございます、シズト様。お食事の準備は既に終わっているようですが、いかがなさいますか?」
「すぐ食べるよ」
ユグドラシルのお世話は食後にする事にして、食堂へと向かう。
その間、今日ドランの屋敷に訪れる人々について聞いたり、僕がクレストラ大陸に行っていて不在の場合の対応方法を確認した。
食堂に着く頃には一通り話し終えたので、朝ご飯はのんびりと食べる事ができた。
朝食を食べている間に、レヴィさんが今回クレストラ大陸に行く面々の確認をしてくれた。
ラオさんとルウさんは向こうの冒険者ギルドと接触する可能性も踏まえてついて来てくれるそうだ。
ジュリウスと世界樹の番人は当然護衛としてついて来るし、近衛兵も十数名ついて来るそうだ。ただ、何事もなかったらレヴィさんの農作業の手伝いに駆り出されるだろうけど。
レヴィさんとジューンさんは当然ついて来る。レヴィさん付きの侍女であるセシリアさんと、専属護衛のドーラさんも一緒だ。
知識奴隷に店を任せるからと、ホムラとユキもついてくる事になった。大市場として賑わっている転移門周辺に魔道具店を出店して、エント様を布教するのもありだろう。他の二柱についても何かしら考えないと呼び出しされるかな……。
「留守の間はよろしくね、モニカ」
「お任せください」
ぺこりと綺麗な一礼をしたモニカに万が一何かがあったらすぐに連絡するように伝えて、席を立つ。
一先ずサクッとユグドラシルのお世話をしてこよっと。
ユグドラシルのお世話は何事もなく終わった。
視界に映る所でじっと伏せていた真っ白なグリフォンさんに挨拶をしたら、グリフォンさんも首だけ動かして挨拶を返してくれた。
ニホン連合のシガではお世話になったのでお礼としてお肉やらお酒やらを僕からも追加で上げたけど、魔石が一番嬉しかったようで、ぼりぼりと砕いて食べていた。
……もうちょっとランクの高い魔石を上げれたらよかったんだけどな。
そんな事を思いながらユグドラシルを後にして、ファマリアを経由してガレオールへと転移する。
転移先はガレオールにある魔道具店の一室だ。
既に皆揃っていて、準備も完了していた。
僕も世界樹の使徒として正装している。
店を出ると馬車が待ってくれていたので、エルフの正装を着たジューンさんと露出の少ないシンプルなドレスを着たレヴィさんと一緒に馬車に乗り込んだ。
セシリアさんが最後に乗り込んで馬車の扉が閉められる。
他の皆は馬車の周囲を警戒しながら歩いてついて来ていた。
馬車が向かっているのは実験農場ではなく、真っ白な王城だ。
クレストラ大陸に向かう前に、以前から話が出ていたランチェッタ様とお茶会をする事になっていた。
今後も、ガレオールを経由する際に、ランチェッタ様の都合が合えば一緒にお茶会やら食事会やらをする事になっている。
今回は非公式という事だが、王城を歩くという事で正装をしたんだけど……変な所はないよな?
「問題ありませんから、落ち着いてどっしりと構えていてください」
「そうですわ。何かあったらすぐに知らせるから安心するのですわ!」
「私はぁ、何もお役に立てないかもしれませんけどぉ、一緒にいますから安心してくださいねぇ」
そう言われても、王城なんて数えられる程度しか行った事がないし……。
三人に宥められている間にも、真っ白な城へと近づいて行っているのが分かる。
到着するまでの短い間、久しぶりに使う魔道具『タブー帖』を見ながらやってはいけない事を思い出すのだった。
目をパチッと覚ますとモフモフの茶色い塊がモッフモッフと僕の手の平を叩いていた。
ふさふさの狼の耳がピクピクッと動くと、モフッと僕の手の平の上に茶色い尻尾が乗っかって止まった。
……今日もモフモフだ。
昨日は寝ている間にエミリーの尻尾をギュッとしちゃってたけど、朝から尻尾を撫でてしまうとスイッチが入ってしまいかねないのでそっと引き抜く。
ベッドのシーツの上に尻尾が取り残されたけど、今度は僕のお腹辺りに乗っけられた。
「ちょっとくすぐったいんだけど……」
「………」
「シンシーラ、起きてるんでしょ?」
「………」
「おーい、シーラさんやーい」
シンシーラの剥き出しの肩に触れて軽く揺する。
直接触れる肌から彼女の体温と柔らかさを感じた。
「……エミリーの尻尾は朝からモフモフしたらしいじゃん? アタシの尻尾もモフモフするじゃん」
「いや、あれは不可抗力というか、寝てたらギュッとしてたと言うか……。それに、昨日の夜たくさん尻尾モフモフしたじゃん」
「平等に愛する事を誓ったじゃん?」
「いや、誓ったけど……寝てる間の事だから……」
「起きた後も二、三回揉まれたって聞いてるじゃん」
「モフモフを握ってたら、ついしちゃうというか……ていうかどこまで筒抜けなんすか!?」
「平等に愛してもらうために情報交換してるだけじゃん。一夫多妻で妻同士の中が良い場合はよくある事らしいじゃん」
「……そうなんすね」
一夫多妻も大変だなぁ、なんて事を想いながらシンシーラの望み通り数回彼女の尻尾をモフモフした。
シンシーラもそれで妥協してくれたのか、ガバッと起き上がった。
「もういろいろ見たりしてるんだから顔を背けなくてもいいじゃん?」
さっきまでの不機嫌そうな声とは裏腹に、後ろから楽し気な声が聞こえてきた。
ただ、僕が頑なに振り返ろうとしない事を知っているからか、ガウンを羽織った彼女はベッドから立つと、部屋から出て行った。
扉が閉まる音を確認してから僕も着替え始める。
今日は世界樹ユグドラシルのお世話をした後は、クレストラ大陸に戻る予定だ。
だから今日のお世話係は無しという事なので、ゆっくりと着替える事ができた。
着替えを済ませて速達箱の中を確認した後、シンシーラが出て行った方の扉から外に出ると、メイド服を着た黒髪の女の子が待ってくれていた。
「おはよう、モニカ」
「おはようございます、シズト様。お食事の準備は既に終わっているようですが、いかがなさいますか?」
「すぐ食べるよ」
ユグドラシルのお世話は食後にする事にして、食堂へと向かう。
その間、今日ドランの屋敷に訪れる人々について聞いたり、僕がクレストラ大陸に行っていて不在の場合の対応方法を確認した。
食堂に着く頃には一通り話し終えたので、朝ご飯はのんびりと食べる事ができた。
朝食を食べている間に、レヴィさんが今回クレストラ大陸に行く面々の確認をしてくれた。
ラオさんとルウさんは向こうの冒険者ギルドと接触する可能性も踏まえてついて来てくれるそうだ。
ジュリウスと世界樹の番人は当然護衛としてついて来るし、近衛兵も十数名ついて来るそうだ。ただ、何事もなかったらレヴィさんの農作業の手伝いに駆り出されるだろうけど。
レヴィさんとジューンさんは当然ついて来る。レヴィさん付きの侍女であるセシリアさんと、専属護衛のドーラさんも一緒だ。
知識奴隷に店を任せるからと、ホムラとユキもついてくる事になった。大市場として賑わっている転移門周辺に魔道具店を出店して、エント様を布教するのもありだろう。他の二柱についても何かしら考えないと呼び出しされるかな……。
「留守の間はよろしくね、モニカ」
「お任せください」
ぺこりと綺麗な一礼をしたモニカに万が一何かがあったらすぐに連絡するように伝えて、席を立つ。
一先ずサクッとユグドラシルのお世話をしてこよっと。
ユグドラシルのお世話は何事もなく終わった。
視界に映る所でじっと伏せていた真っ白なグリフォンさんに挨拶をしたら、グリフォンさんも首だけ動かして挨拶を返してくれた。
ニホン連合のシガではお世話になったのでお礼としてお肉やらお酒やらを僕からも追加で上げたけど、魔石が一番嬉しかったようで、ぼりぼりと砕いて食べていた。
……もうちょっとランクの高い魔石を上げれたらよかったんだけどな。
そんな事を思いながらユグドラシルを後にして、ファマリアを経由してガレオールへと転移する。
転移先はガレオールにある魔道具店の一室だ。
既に皆揃っていて、準備も完了していた。
僕も世界樹の使徒として正装している。
店を出ると馬車が待ってくれていたので、エルフの正装を着たジューンさんと露出の少ないシンプルなドレスを着たレヴィさんと一緒に馬車に乗り込んだ。
セシリアさんが最後に乗り込んで馬車の扉が閉められる。
他の皆は馬車の周囲を警戒しながら歩いてついて来ていた。
馬車が向かっているのは実験農場ではなく、真っ白な王城だ。
クレストラ大陸に向かう前に、以前から話が出ていたランチェッタ様とお茶会をする事になっていた。
今後も、ガレオールを経由する際に、ランチェッタ様の都合が合えば一緒にお茶会やら食事会やらをする事になっている。
今回は非公式という事だが、王城を歩くという事で正装をしたんだけど……変な所はないよな?
「問題ありませんから、落ち着いてどっしりと構えていてください」
「そうですわ。何かあったらすぐに知らせるから安心するのですわ!」
「私はぁ、何もお役に立てないかもしれませんけどぉ、一緒にいますから安心してくださいねぇ」
そう言われても、王城なんて数えられる程度しか行った事がないし……。
三人に宥められている間にも、真っ白な城へと近づいて行っているのが分かる。
到着するまでの短い間、久しぶりに使う魔道具『タブー帖』を見ながらやってはいけない事を思い出すのだった。
58
あなたにおすすめの小説
ちっちゃくなった俺の異世界攻略
ちくわ
ファンタジー
あるとき神の采配により異世界へ行くことを決意した高校生の大輝は……ちっちゃくなってしまっていた!
精霊と神様からの贈り物、そして大輝の力が試される異世界の大冒険?が幕を開ける!
勇者召喚に巻き込まれ、異世界転移・貰えたスキルも鑑定だけ・・・・だけど、何かあるはず!
よっしぃ
ファンタジー
9月11日、12日、ファンタジー部門2位達成中です!
僕はもうすぐ25歳になる常山 順平 24歳。
つねやま じゅんぺいと読む。
何処にでもいる普通のサラリーマン。
仕事帰りの電車で、吊革に捕まりうつらうつらしていると・・・・
突然気分が悪くなり、倒れそうになる。
周りを見ると、周りの人々もどんどん倒れている。明らかな異常事態。
何が起こったか分からないまま、気を失う。
気が付けば電車ではなく、どこかの建物。
周りにも人が倒れている。
僕と同じようなリーマンから、数人の女子高生や男子学生、仕事帰りの若い女性や、定年近いおっさんとか。
気が付けば誰かがしゃべってる。
どうやらよくある勇者召喚とやらが行われ、たまたま僕は異世界転移に巻き込まれたようだ。
そして・・・・帰るには、魔王を倒してもらう必要がある・・・・と。
想定外の人数がやって来たらしく、渡すギフト・・・・スキルらしいけど、それも数が限られていて、勇者として召喚した人以外、つまり巻き込まれて転移したその他大勢は、1人1つのギフト?スキルを。あとは支度金と装備一式を渡されるらしい。
どうしても無理な人は、戻ってきたら面倒を見ると。
一方的だが、日本に戻るには、勇者が魔王を倒すしかなく、それを待つのもよし、自ら勇者に協力するもよし・・・・
ですが、ここで問題が。
スキルやギフトにはそれぞれランク、格、強さがバラバラで・・・・
より良いスキルは早い者勝ち。
我も我もと群がる人々。
そんな中突き飛ばされて倒れる1人の女性が。
僕はその女性を助け・・・同じように突き飛ばされ、またもや気を失う。
気が付けば2人だけになっていて・・・・
スキルも2つしか残っていない。
一つは鑑定。
もう一つは家事全般。
両方とも微妙だ・・・・
彼女の名は才村 友郁
さいむら ゆか。 23歳。
今年社会人になりたて。
取り残された2人が、すったもんだで生き残り、最終的には成り上がるお話。
底辺から始まった俺の異世界冒険物語!
ちかっぱ雪比呂
ファンタジー
40歳の真島光流(ましまみつる)は、ある日突然、他数人とともに異世界に召喚された。
しかし、彼自身は勇者召喚に巻き込まれた一般人にすぎず、ステータスも低かったため、利用価値がないと判断され、追放されてしまう。
おまけに、道を歩いているとチンピラに身ぐるみを剥がされる始末。いきなり異世界で路頭に迷う彼だったが、路上生活をしているらしき男、シオンと出会ったことで、少しだけ道が開けた。
漁れる残飯、眠れる舗道、そして裏ギルドで受けられる雑用仕事など――生きていく方法を、教えてくれたのだ。
この世界では『ミーツ』と名乗ることにし、安い賃金ながらも洗濯などの雑用をこなしていくうちに、金が貯まり余裕も生まれてきた。その頃、ミーツは気付く。自分の使っている魔法が、非常識なほどチートなことに――
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2巻決定しました!
【書籍版 大ヒット御礼!オリコン18位&続刊決定!】
皆様の熱狂的な応援のおかげで、書籍版『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』が、オリコン週間ライトノベルランキング18位、そしてアルファポリス様の書店売上ランキングでトップ10入りを記録しました!
本当に、本当にありがとうございます!
皆様の応援が、最高の形で「続刊(2巻)」へと繋がりました。
市丸きすけ先生による、素晴らしい書影も必見です!
【作品紹介】
欲望に取りつかれた権力者が企んだ「スキル強奪」のための勇者召喚。
だが、その儀式に巻き込まれたのは、どこにでもいる普通のサラリーマン――白河小次郎、45歳。
彼に与えられたのは、派手な攻撃魔法ではない。
【鑑定】【いんたーねっと?】【異世界売買】【テイマー】…etc.
その一つ一つが、世界の理すら書き換えかねない、規格外の「便利スキル」だった。
欲望者から逃げ切るか、それとも、サラリーマンとして培った「知識」と、チート級のスキルを武器に、反撃の狼煙を上げるか。
気のいいおっさんの、優しくて、ずる賢い、まったり異世界サバイバルが、今、始まる!
【書誌情報】
タイトル: 『45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる』
著者: よっしぃ
イラスト: 市丸きすけ 先生
出版社: アルファポリス
ご購入はこちらから:
Amazon: https://www.amazon.co.jp/dp/4434364235/
楽天ブックス: https://books.rakuten.co.jp/rb/18361791/
【作者より、感謝を込めて】
この日を迎えられたのは、長年にわたり、Webで私の拙い物語を応援し続けてくださった、読者の皆様のおかげです。
そして、この物語を見つけ出し、最高の形で世に送り出してくださる、担当編集者様、イラストレーターの市丸きすけ先生、全ての関係者の皆様に、心からの感謝を。
本当に、ありがとうございます。
【これまでの主な実績】
アルファポリス ファンタジー部門 1位獲得
小説家になろう 異世界転移/転移ジャンル(日間) 5位獲得
アルファポリス 第16回ファンタジー小説大賞 奨励賞受賞
第6回カクヨムWeb小説コンテスト 中間選考通過
復活の大カクヨムチャレンジカップ 9位入賞
ファミ通文庫大賞 一次選考通過
異世界サバイバルゲーム 〜転移先はエアガンが最強魔道具でした〜
九尾の猫
ファンタジー
サバイバルゲームとアウトドアが趣味の主人公が、異世界でサバゲを楽しみます!
って感じで始めたのですが、どうやら王道異世界ファンタジーになりそうです。
ある春の夜、季節外れの霧に包まれた和也は、自分の持ち家と一緒に異世界に転移した。
転移初日からゴブリンの群れが襲来する。
和也はどうやって生き残るのだろうか。
転生したら領主の息子だったので快適な暮らしのために知識チートを実践しました
SOU 5月17日10作同時連載開始❗❗
ファンタジー
不摂生が祟ったのか浴槽で溺死したブラック企業務めの社畜は、ステップド騎士家の長男エルに転生する。
不便な異世界で生活環境を改善するためにエルは知恵を絞る。
14万文字執筆済み。2025年8月25日~9月30日まで毎日7:10、12:10の一日二回更新。
異世界に召喚されて2日目です。クズは要らないと追放され、激レアユニークスキルで危機回避したはずが、トラブル続きで泣きそうです。
もにゃむ
ファンタジー
父親に教師になる人生を強要され、父親が死ぬまで自分の望む人生を歩むことはできないと、人生を諦め淡々とした日々を送る清泉だったが、夏休みの補習中、突然4人の生徒と共に光に包まれ異世界に召喚されてしまう。
異世界召喚という非現実的な状況に、教師1年目の清泉が状況把握に努めていると、ステータスを確認したい召喚者と1人の生徒の間にトラブル発生。
ステータスではなく職業だけを鑑定することで落ち着くも、清泉と女子生徒の1人は職業がクズだから要らないと、王都追放を言い渡されてしまう。
残留組の2人の生徒にはクズな職業だと蔑みの目を向けられ、
同時に追放を言い渡された女子生徒は問題行動が多すぎて退学させるための監視対象で、
追加で追放を言い渡された男子生徒は言動に違和感ありまくりで、
清泉は1人で自由に生きるために、問題児たちからさっさと離れたいと思うのだが……
異世界転生目立ちたく無いから冒険者を目指します
桂崇
ファンタジー
小さな町で酒場の手伝いをする母親と2人で住む少年イールスに転生覚醒する、チートする方法も無く、母親の死により、実の父親の家に引き取られる。イールスは、冒険者になろうと目指すが、周囲はその才能を惜しんでいる
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる