【完結・BL】王子は騎士団長と結婚したい!【王子×騎士団長】

彩華

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1】王子は騎士団長と結婚したい!

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1】王子は騎士団長と結婚したい!

 「ん゛……っ♡」

広く静かな部屋で、くぐもったような声と、グチグチと場違いな水音が聞こえる。聞こえる声は、間違えなく俺の声だ。だが喉から出る自身の声は、普段とは異なり。どこか欲に溺れるような。それこそ、情事に浸る女性のような甘さを含んでいた。おまけにだ。国一番と言われるほど鍛えた身体は、モンスター相手でも恐怖で震えたりはしないのに、今ばかりは身体がビクビクと震えている。気を抜いてしまえば、立っている二本の足から力が抜けて、いつ尻もちをついてしまうか分からない。
どうしてか? 理由は簡単だ。水音が自身の下半身から聞こえ、人に見せるには恥ずかしい恥部を晒し。更には自分自身以外に弄られているから。

グチッ♡ グチチッ♡ クチッ……♡♡

(玉が……♡玉が潰れる……♡♡)

遊ぶように、綺麗な手が俺の睾丸を揉み潰す。最初こそ反射的な恐怖はあったが、今では潰される刺激が気持ち良く感じていた。タルンと垂れた薄皮の中。睾丸の中に玉が入っているのが分かる。コリコリとした中の球を潰されながら、俺の身体は仰け反った。

「んぉ゛っ……!♡ぉ、お゛っ……♡お許しを……♡」

誰に向かって謝っているのか。
強過ぎる刺激に身体が震え、身体がイキたいと訴えている。イキたくて許して欲しいのか?それとも、この行為を止めて欲しくて許しを欲しいのか。自分でもよく分からないまま、ただ許して欲しいと、俺の口は動いていた。
だが、ペニス全体。睾丸への刺激は止まらず。グチグチと聞こえる水音は、変わらず聞こえ続けている。自身の下半身からで床は粗相をしたように、青臭い匂いを放つ白濁がポタポタと垂れ落ちて、高いカーペットが色を変えて濡れていた。恥ずかしいという羞恥が身体中を襲う。それから同時に襲うのは、気持ち良いという快楽。

「お許し下さい……!♡アーサー様……っ♡」

「ん~? 何で? 私は別に怒ってないのに。ただ可愛いギルベルトの姿が見たいだけだよ。ほら、今は私だけのメイドだろう?」

「は、はひっ……♡」

「ギルベルト、私は喉が渇いた。ミルクが飲みたいなぁ……?」

グチチッ……♡ ツーッ……シュコッ……♡♡

「ぉ゛……♡ぁ、あ゛……♡♡」

睾丸を揉み潰していた手が伸びて、今度は勃起を続ける陰茎を握った。そのまま扱かれれば、また俺の聞きたくもない声が漏れた。

********
更新・また新しく話を始めました!また騎士団長受けになってますね←
どの程度の続くは未定ですが、読んで頂けると幸いです。また、気力や余裕があれば別の話も始めてどちらか、反応が良い方を優先で続けるかな?と思っています><
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