いとおしい貴方達に毒を捧げましょう
※一部残酷な表現ありです。
※主人公はあまり良い性格ではないかかなあと、ただ徐々によくなる。
第二皇子であるフィルとは学生時代から仲良く、私の良き理解者だった。
私と同じく、【妾の子】と家族に冷たくされていた環境だったためか、幼い頃から仲良くなる。
第二皇子であるフィルに恋心を抱き、彼の為に私は強くなり、彼の後ろ盾となれるよう女性初の騎士団長に騎士達を動かす武力、そして実権を握り、愛する彼の為に、かつて婚約を結んだ皇太子を殺した。
元皇太子の婚約者ということもあり、世間体ではすぐに妃にはできないと言われていたが、私達の間には
愛しい子供がてきたのだ。
皇后などそういうものはもう立場上はいらない。
ただ、平穏に、このお腹の中にいる我が子と愛する彼がいてくれれば私は幸せなのだーーー
そう、思っていた。
子供が産まれそうで、苦しんでいたとき、
ずっと私に仕えていたメイドにお腹を刺された。
近くにいる皇帝となったフィルに助けを求めたが、フィルは私の前で笑う。
「だれがお前を愛するものか、いい駒だったよ」
フィルの隣には、私の親友であるシャルロットがいた。
美人で聖女のようだと学生の頃から、ずっと仲良くしてくれていた‥‥
「あはは、貴女はほーんと、便利な女ね。学生の頃からずっとね」
二人は‥‥ずっと、私を騙していた。
ダメ‥‥そうだとしても‥
「‥‥やめっ‥‥お願い‥‥!!お腹の子だけは助けて!もう、二度と現れないから!!」
そう助けを乞うても、彼は私の首を締め付けた。
彼女は苦しむ私を見下ろしながら話しかける。
「貴女が家族を恨むようにしたのも、私がそう仕向けたのがわからない?腹違いの弟と妹達は、何度も貴女に声をかけていたのにね?ぷっ、本当笑えるわ。‥‥妾の貴女が何故かあの皇太子の婚約者になるのは、とても気に食わなかったけれど、、でももう死んだ人よりは、隣りの彼が1番ね」
ずっとそばにいたメイドは、シャルロットの手先だった。ずっと昔から私を気に入らなく、メイドを潜り込ませていたとのこと。
私は屋敷内では、メイドしか信じていなかったわ。
なら、家族は‥‥私は‥‥。
‥‥何処から本当で何処までが、、、嘘なの?
意識がなくなる瞬間
「お腹の子は死んだな」
「フィル様死神女の家族には、病気といいましょう。あぁ、これで私の邪魔者はいなくなったわ。皇后は私ね!」
冷たい声で話すフィルと喜ぶシャルロット‥‥
もし、もし神様がいるのならば‥‥‥
彼らに復讐させてほしい!!!
バッと目を開けると、懐かしい天井が見えた。
「‥‥え?」
私は慌ててベッドへ降りて、部屋の中にある鏡をみると、なんと学生時代の自分に戻っていた。
あの人達に‥‥復讐してやる!!!!
五月、六月中には完結する予定です。
※主人公はあまり良い性格ではないかかなあと、ただ徐々によくなる。
第二皇子であるフィルとは学生時代から仲良く、私の良き理解者だった。
私と同じく、【妾の子】と家族に冷たくされていた環境だったためか、幼い頃から仲良くなる。
第二皇子であるフィルに恋心を抱き、彼の為に私は強くなり、彼の後ろ盾となれるよう女性初の騎士団長に騎士達を動かす武力、そして実権を握り、愛する彼の為に、かつて婚約を結んだ皇太子を殺した。
元皇太子の婚約者ということもあり、世間体ではすぐに妃にはできないと言われていたが、私達の間には
愛しい子供がてきたのだ。
皇后などそういうものはもう立場上はいらない。
ただ、平穏に、このお腹の中にいる我が子と愛する彼がいてくれれば私は幸せなのだーーー
そう、思っていた。
子供が産まれそうで、苦しんでいたとき、
ずっと私に仕えていたメイドにお腹を刺された。
近くにいる皇帝となったフィルに助けを求めたが、フィルは私の前で笑う。
「だれがお前を愛するものか、いい駒だったよ」
フィルの隣には、私の親友であるシャルロットがいた。
美人で聖女のようだと学生の頃から、ずっと仲良くしてくれていた‥‥
「あはは、貴女はほーんと、便利な女ね。学生の頃からずっとね」
二人は‥‥ずっと、私を騙していた。
ダメ‥‥そうだとしても‥
「‥‥やめっ‥‥お願い‥‥!!お腹の子だけは助けて!もう、二度と現れないから!!」
そう助けを乞うても、彼は私の首を締め付けた。
彼女は苦しむ私を見下ろしながら話しかける。
「貴女が家族を恨むようにしたのも、私がそう仕向けたのがわからない?腹違いの弟と妹達は、何度も貴女に声をかけていたのにね?ぷっ、本当笑えるわ。‥‥妾の貴女が何故かあの皇太子の婚約者になるのは、とても気に食わなかったけれど、、でももう死んだ人よりは、隣りの彼が1番ね」
ずっとそばにいたメイドは、シャルロットの手先だった。ずっと昔から私を気に入らなく、メイドを潜り込ませていたとのこと。
私は屋敷内では、メイドしか信じていなかったわ。
なら、家族は‥‥私は‥‥。
‥‥何処から本当で何処までが、、、嘘なの?
意識がなくなる瞬間
「お腹の子は死んだな」
「フィル様死神女の家族には、病気といいましょう。あぁ、これで私の邪魔者はいなくなったわ。皇后は私ね!」
冷たい声で話すフィルと喜ぶシャルロット‥‥
もし、もし神様がいるのならば‥‥‥
彼らに復讐させてほしい!!!
バッと目を開けると、懐かしい天井が見えた。
「‥‥え?」
私は慌ててベッドへ降りて、部屋の中にある鏡をみると、なんと学生時代の自分に戻っていた。
あの人達に‥‥復讐してやる!!!!
五月、六月中には完結する予定です。
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ーーーーーー