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第八章 筆代わりに……
61.バスルームで一人※
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自分の部屋のベッドの上で俺は目を覚ました。
魔女の家でのことが全て夢であってほしいと願うが、体の奥に残る違和感ですぐに現実に起こったことだと悟った。
せっかく魔女の居所を掴んだのに、性器を元に戻してもらうこともできず、あろうことか再びルークとセックスしてしまうなんて……。
「はぁ……」
俺は自分の頭を抱えて、ため息をついた。
魔女の家の中で、本音が聞ける魔法の鏡が俺の心の内を勝手に暴露してしまったことを思い出した。
『ああん♡♡ ルークの声、好きぃ♡ ゾクゾクしちゃう♡』
『ルークのおちんちん、すっごく気持ちいい♡♡ もっとおまんこズボズボしてぇ♡♡ コリコリのクリトリスもいじめて♡♡♡』
鏡の中の俺が発した言葉が頭の中でまざまざと蘇って、俺は発狂しそうだった。
「くそっ……」
自慢の金髪を握り締めて、どうにか自分の感情を抑え込む。
ルークはあんな俺を見てどう思ったことだろうか、『ルークの声、好きぃ♡』だなんて言ってしまって……。
あのとき「好き」と聞いて膣の中のルークの肉棒は確かにドクンと脈打った。もしかしたら、ルークはまんざらではなかったのだろうか……。
コンコンッとドアがノックされ、ルークが入って来た。
「な、何の用だっ!」
俺は恥ずかしくて熱くなった顔を布団で隠しながら、わざと食って掛かるような言い方をした。
「入浴のお手伝いに参りました」
入浴の手伝いだと!? 風呂ぐらい一人で入れるっ!
「手伝いなどいらんっ! 出ていけっ!」
ルークを追い返し、一人でバスルームへ向かった。俺たちは魔女の家からきっと魔法で帰され、まだそんなに時間が経っていないのだろう。後ろからガンガン突かれたせいで腰や足はだるくて、おまんこはぬるぬるだった。
歩くだけで時折くちゅっ……、ぐぷぅ……と音がしてルークを追い返して本当に良かったと思った。
脱衣所で服を脱ぎ、浴室へ入った。まずは塗り付けたインクがすっかり乾いてしまったクリトリスをお湯で洗い流すことにした。
鏡の前へ股間を突き出した。誰も見ていないというのに、なんとも恥ずかしい格好に背筋がゾクッとしてしまう。
さっさと終わらそうと、さっそくシャワーヘッドから吹き出すお湯を当てた。
「……っ♡」
包皮から突き出した陰核は、お湯が叩きつける柔らかな刺激だけですっかり感じてしまっていた。
「……んんっ……♡」
一度シャワーを止めて鏡越しにインクの付いた尖りを見る。水性インクではないのかお湯ではインクが全然落ちていない。
ボディソープを手に取って泡立て、尖りの先へなすりつけた。白い泡はインクの色に染まらず、インクを落とすには効果がないみたいだ。
魔女の家でのことが全て夢であってほしいと願うが、体の奥に残る違和感ですぐに現実に起こったことだと悟った。
せっかく魔女の居所を掴んだのに、性器を元に戻してもらうこともできず、あろうことか再びルークとセックスしてしまうなんて……。
「はぁ……」
俺は自分の頭を抱えて、ため息をついた。
魔女の家の中で、本音が聞ける魔法の鏡が俺の心の内を勝手に暴露してしまったことを思い出した。
『ああん♡♡ ルークの声、好きぃ♡ ゾクゾクしちゃう♡』
『ルークのおちんちん、すっごく気持ちいい♡♡ もっとおまんこズボズボしてぇ♡♡ コリコリのクリトリスもいじめて♡♡♡』
鏡の中の俺が発した言葉が頭の中でまざまざと蘇って、俺は発狂しそうだった。
「くそっ……」
自慢の金髪を握り締めて、どうにか自分の感情を抑え込む。
ルークはあんな俺を見てどう思ったことだろうか、『ルークの声、好きぃ♡』だなんて言ってしまって……。
あのとき「好き」と聞いて膣の中のルークの肉棒は確かにドクンと脈打った。もしかしたら、ルークはまんざらではなかったのだろうか……。
コンコンッとドアがノックされ、ルークが入って来た。
「な、何の用だっ!」
俺は恥ずかしくて熱くなった顔を布団で隠しながら、わざと食って掛かるような言い方をした。
「入浴のお手伝いに参りました」
入浴の手伝いだと!? 風呂ぐらい一人で入れるっ!
「手伝いなどいらんっ! 出ていけっ!」
ルークを追い返し、一人でバスルームへ向かった。俺たちは魔女の家からきっと魔法で帰され、まだそんなに時間が経っていないのだろう。後ろからガンガン突かれたせいで腰や足はだるくて、おまんこはぬるぬるだった。
歩くだけで時折くちゅっ……、ぐぷぅ……と音がしてルークを追い返して本当に良かったと思った。
脱衣所で服を脱ぎ、浴室へ入った。まずは塗り付けたインクがすっかり乾いてしまったクリトリスをお湯で洗い流すことにした。
鏡の前へ股間を突き出した。誰も見ていないというのに、なんとも恥ずかしい格好に背筋がゾクッとしてしまう。
さっさと終わらそうと、さっそくシャワーヘッドから吹き出すお湯を当てた。
「……っ♡」
包皮から突き出した陰核は、お湯が叩きつける柔らかな刺激だけですっかり感じてしまっていた。
「……んんっ……♡」
一度シャワーを止めて鏡越しにインクの付いた尖りを見る。水性インクではないのかお湯ではインクが全然落ちていない。
ボディソープを手に取って泡立て、尖りの先へなすりつけた。白い泡はインクの色に染まらず、インクを落とすには効果がないみたいだ。
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